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最近、見たこと、読んだこと、気になったこと

行ったぞ! 見たぞ! 発見したぞ! 読んだぞ! 調べたぞ!

ガイアの夜明け 黒いダイヤが燃えている

2010-02-26 19:20:00 | ガイアの夜明け2007
・産業革命以来、重要な資源である「石炭」。
 今、石炭の価値が高まっている。
 元々中国が世界最大の石炭輸出国だったのだが、
 中国での産業発達とともに、輸入国に転じてしまった。

・石炭は燃料として使うだけでなく、
 様々な工業製品の原材料にもなっている。

・昔日本には、800カ所の鉱山があり、45万人が従事していた。
 しかし、今や国内には1カ所しか存在しない。
 それが釧路コールマインだ。

・ここではベトナム人に研修を行っている。
 石炭の採掘の技術を教えて、その見返りに石炭の日本向け輸出を確保するという国家戦略だ。
 ベトナムでは今でも炭坑を掘るための技術が必要だからだ。
 ベトナムの石炭層は、45度に傾いていて、掘り出すのが難しいらしい。


ガイアの夜明け カラーウォーズ ~華麗なる色の仕掛け人たち~

2010-02-25 19:15:00 | ガイアの夜明け2007
2つの事例が紹介されていた。
一つは、携帯電話、もう一つは自動車だ。

1.携帯電話

・携帯電話では、欧州市場にカラー携帯を売り込むというテーマを取り上げていた。
・日本市場でも、武蔵塗料という会社が大きなシェアを持っているという。
 ここは、小口で小さな部品に塗装するということに特化して急成長。
 10年で 26億円から、250億円にまで年商が大きくなったという。

2.日産の自動車新色カラー

・こちらは、日産マーチのカラーリングが決まるまでのドキュメントが紹介された。
 決め方の思考プロセスが紹介されていたのが、興味を引いたので、ご紹介。

 大人の女性の癒し
   ↓
 癒しのイメージをたくさん出して、
   ↓
 それらをカテゴライズ
   ↓
 それを象徴するのを1色で表す

・ポイントは、
 色にストーリーを持たせる

・一方で、今や様々な色があって新色はないし、見いだすことは難しい。

・具体的なテクニックとしては、
 外の色と、内装の色のハーモニーを作る
 という手法で、これを乗り越えようとした、というストーリー。

・車の本体色は、午前11時の太陽の下でみる色が最も正しいらしい。


ガイアの夜明け 生活を変える冷凍技術

2010-02-24 20:53:00 | ガイアの夜明け2007
・冷凍食品は、80年前 昭和5年に登場した。
 イチゴミルクの冷凍食品を開発して、販売された。

・今、冷凍できないものはない、と言われるほど。
 冷凍食品の利用は、10年前に比べて、30% 増えた

・冷蔵庫を買い替えると、冷凍室が大きくなる傾向にある。

・過冷却現象を起こすほどの、急速冷凍ができると、食品の味が落ちない。
 例えば、冷凍するとジャガイモの味が落ちる
 ジャガイモが水っぽくなって、ほっこり感がなくなる。
 ジャガイモなど、そういうものがおいしく冷凍できるのがいい。

・超急速冷凍という技術を使うと、氷の結晶が育たないため、食べ物の細胞が破壊されない。このために、食べ物がそのまま冷凍できる。

・三菱冷蔵庫が画期的なこの超急速冷凍に対応した商品を発売した。
 三菱電機 静岡製作所で開発。
 この冷蔵庫で水を凍らせると、氷点下なのに、凍っていない
 外に出すと凍る、という状態を作ることができる。
 冷凍庫の中を均一に冷やすことで、急速冷凍ができる。

・こうした過冷却現象は実際には、家庭では実験しづらいらしい。

・業務用の急速冷凍設備も登場していた。
 マイナス70℃の液体が、螺旋階段状に流れている冷凍庫がある。
 冷気もすごくて、この中に食べ物を送り込むと、液体の中をゆっくりと下って行って、出口から出てきた時には食べ物が凍っている。
 この設備を使うと、どんなものでも、急速冷凍が可能。
 ここでは、総菜等を作っては、どんどんこのラインに流して、味を落とさずに冷凍している。

・この設備をアイルランドでも使いたい。
 使って、海産物を輸出したい。
 それで、凍結センターを見学にきた事例が紹介されていた。



ガイアの夜明け 食の安全管理とは? 不二家問題の背景

2010-02-23 20:46:00 | ガイアの夜明け2007
2007年に発生した不二家の営業停止問題。
その時の特集。

・不二家問題の問題となった点は、下記の通り。
 1) 消費期限の切れたものを使った
 2) 消費期限を延ばして表示
 3) 細菌の数が国の基準を超えるものを出荷

・消費期限というのは、各メーカーが独自に決めているもの。
 事例)
  シャトレーゼの工場風景が出てくる。
  1g に 500個以上あると上司に報告
  日付の過ぎた商品の検査風景
  3人一組で検査して、完納検査する。
  シャトレーゼの場合、2日引いた日程を消費期限として設定している。

・ちなみに、不二家では問題が起きた後、衛生管理のコンサルティングを受けたりしていた。
 しかし、そろそろまたタガが緩んでくる頃だったりするんだろうか。


ガイアの夜明け 甦れ!夢のマイホーム「~中古住宅の新たな活用法~」

2010-02-22 21:25:00 | ガイアの夜明け2007
・住宅市場では、住民の高齢化が起きている。
・田園都市線など、高度成長期に人気だった住宅街の高齢化だ。
・他にも八王子など。
・こうした高齢化が進んだ地域では、一戸建てを持て余す例が少なくない。
・その一戸建てを活用しながら、誰もが欲しくなる中古戸建てを

1.田園都市線の住宅再生

・事例紹介: 27年もの風情のある庭付きの住宅。
・基本的には、新築にある便利さはそのままあって、新築にない良さを出す。
・東急田園都市線は、東急が実施した住宅開発によって、住宅地になった。
 広さも、田園都市線の沿線だけで山手線の面積に匹敵する広さがある。
・この沿線の価値を保ったままに、住人を若返らせて行く。
・リフォーム物件を売るためには、どの物件にもサプライズが必要
・リフォームの期間は 6週間
・購入希望者の感想は「割安感がある」、というもの。
・新築で同じ金額では、半分の広さしか買えない

2.三越コンセイル

・浦安のテラスハウスのリフォーム。
・一人で商品の買い付けと企画を実施。
・出来上がった物件のチラシ 500枚も自分が撒いた。
・テラスハウスの場合には、販売等が難しいため、銀行などが担保価値を認めてくれないケースが多い。

3.シニアの家を借り上げ

・配偶者をなくすなどして、広さが余っている住宅を貸し出しする制度が広がっている。
・国土交通省も施策を後押し。
・照明や家具もほぼそのまま利用している。
・敷金・礼金も必要ない。
・貸し主は家賃の 15% をとられるが、そのかわり一生の間、家賃保証が受けられる。
・修理が必要な場合には、持ち主負担で実施。