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最近、見たこと、読んだこと、気になったこと

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音楽配信とCDの補完商品関係

2006-06-12 00:16:22 | 音楽
今更だが、5月9日付けのWBSで、音楽配信とCD復権の特集をやっていた。
一言で言うと、音楽配信でプロモーションして、ファンになったユーザーには CDも買ってもらうというのが王道であるというストーリーだった。

一言で言うと、音楽配信は、CDの代替商品になりえなかったということだ。
音楽配信で配信されている音質は、CDより悪く、コレクター心理を満たさない。
でも、普段聴くのは iPod なので、音楽配信は便利で手軽なのである。とにかく、シングルCDは買うより、音楽配信で買った方が楽でいい。

結局、それでアーティストのファンが増えれば、コンサートにも来てくれるし、そこでコレクターズアイテムとして CDを買ってくれるという。結果として、2005年度のCD売り上げは増加したという解釈のようだ。

中でも成功したのは avex。倖田來未さんのプロモーションでは、12枚のCDシングルを毎週発売し、12枚目と同時にCDアルバムを発売し、180万枚を売り切った。おまけに、0曲目を着うたで配信し、さらに売り上げを伸ばしたのだという。

今音楽業界で求められているのは、どのメディアを選ぶかということではなく、今あるメディアをどう活かして、ユーザーにリーチしてファンを増やすかということであるようだ。技術が成功するのではなく、お客さんがお金を払ってくれる価値をいかに伸ばしていくかという視点は、今後あらゆる場面で必要になる思考パターンだと言えるだろう。



ヘッドホンのゴムがなくなった

2006-03-07 10:14:51 | 音楽
外出時には、耳の中に突っ込む密着型のソニー製ヘッドホンを使っている。 ところが、昨日満員電車でゆられたタイミングでか、このヘッドホンのゴムの部分が落ちてなくなってしまった。なもんで、どうしようかと思ったが、家に帰ってパッケージを取り出してみると、元々 S、M、Lのゴムが付属していて、デフォルト M が取り付けられていたようだ。というわけで、ひとまず、左右で違うサイズになってしまったが使えているのであった。

長い間使っていたら、左右の耳の穴の大きさが変わってしまったりしないか、心配だ。


昨年もっとも売れたCDは?

2006-03-02 00:28:42 | 音楽
デジタル音楽を取り扱う業界で生きていくために、もっとも知っておかなくてはならないことは、ユーザートレンドだろう。 その中で、昨年1年間売れたCDってなんだろうか。

答えの推測ができた人もいるだろうが、答えは

“空のCD” (ブランクCD-R)

だ。iPod 全盛な時代ではあるが、比較的多くの人にとっては、CDはリッピングするだけでなく、未だにコピー対象だということだ。

ちなみに私は昨年 TSUTAYAとGEOの会員になった。で1年間に借りたCDは約200枚。レンタル代として、約4万円支払った。2004年に買ったCDは10枚で、3万円だから、より多くのお金をデジタル音楽のために費やしたことになる。レコード会社の発想ではレンタル店を潰して、自分たちのCDを売りたいと思うのかもしれないが、結局、一人の人間が使えるお金には上限がある。その中で音楽以外の娯楽も多数あるのだから、ユーザーが望むものをなるべく安価に大量に提供して、時間を独占する方が儲かる気がするのであった。


2005年4-6月携帯音楽プレーヤー国内シェア

2005-09-18 15:54:08 | 音楽
WBSのiPod nano発売特集でやっていたやつをラフにメモ。
1%前後の数字は間違っている可能性もあります。




個人的には、アップルが強い強いといっても、ソニーや、Rioなんかも頑張っているんだなあという感想。その後、Rioは7月になってから音楽プレーヤーからは撤退しているので、この後の展開はどうなるか楽しみですね。

アップル、ソニーがそのシェアを食って増えるのか、
それとも、Rioと同じ Windows Media Player に対応したプレーヤーがその代替手段を提供して伸びるのか。

ちなみに、音楽配信で母艦となるPC側からの使い勝手でみると、下記のようなシェア分布になる。



こうしてみると、Windows Media Player に互換性があるという方式のものが数を伸ばしても不思議ではない状況だ。ということで、いよいよ立ち上がってきた音楽配信と、シリコン携帯音楽プレーヤーの今後にはまだまだ注目だ。