今更だが、5月9日付けのWBSで、音楽配信とCD復権の特集をやっていた。
一言で言うと、音楽配信でプロモーションして、ファンになったユーザーには CDも買ってもらうというのが王道であるというストーリーだった。
一言で言うと、音楽配信は、CDの代替商品になりえなかったということだ。
音楽配信で配信されている音質は、CDより悪く、コレクター心理を満たさない。
でも、普段聴くのは iPod なので、音楽配信は便利で手軽なのである。とにかく、シングルCDは買うより、音楽配信で買った方が楽でいい。
結局、それでアーティストのファンが増えれば、コンサートにも来てくれるし、そこでコレクターズアイテムとして CDを買ってくれるという。結果として、2005年度のCD売り上げは増加したという解釈のようだ。
中でも成功したのは avex。倖田來未さんのプロモーションでは、12枚のCDシングルを毎週発売し、12枚目と同時にCDアルバムを発売し、180万枚を売り切った。おまけに、0曲目を着うたで配信し、さらに売り上げを伸ばしたのだという。
今音楽業界で求められているのは、どのメディアを選ぶかということではなく、今あるメディアをどう活かして、ユーザーにリーチしてファンを増やすかということであるようだ。技術が成功するのではなく、お客さんがお金を払ってくれる価値をいかに伸ばしていくかという視点は、今後あらゆる場面で必要になる思考パターンだと言えるだろう。
一言で言うと、音楽配信でプロモーションして、ファンになったユーザーには CDも買ってもらうというのが王道であるというストーリーだった。
一言で言うと、音楽配信は、CDの代替商品になりえなかったということだ。
音楽配信で配信されている音質は、CDより悪く、コレクター心理を満たさない。
でも、普段聴くのは iPod なので、音楽配信は便利で手軽なのである。とにかく、シングルCDは買うより、音楽配信で買った方が楽でいい。
結局、それでアーティストのファンが増えれば、コンサートにも来てくれるし、そこでコレクターズアイテムとして CDを買ってくれるという。結果として、2005年度のCD売り上げは増加したという解釈のようだ。
中でも成功したのは avex。倖田來未さんのプロモーションでは、12枚のCDシングルを毎週発売し、12枚目と同時にCDアルバムを発売し、180万枚を売り切った。おまけに、0曲目を着うたで配信し、さらに売り上げを伸ばしたのだという。
今音楽業界で求められているのは、どのメディアを選ぶかということではなく、今あるメディアをどう活かして、ユーザーにリーチしてファンを増やすかということであるようだ。技術が成功するのではなく、お客さんがお金を払ってくれる価値をいかに伸ばしていくかという視点は、今後あらゆる場面で必要になる思考パターンだと言えるだろう。