電子マネー「Edy」のビットワレット株式会社が増資ということで、状況を調べてみた。
結果としては、かなーり厳しい状況らしい。
新しいお金のスタイルを作り出すというのは、なかなか大変だよねえ。そんなことを思いました。
ビットワレットの状況
・2001年にサービスを開始して以来、ずーっと赤字。
・赤字額は、年間20億円 ~ 70億円といったところ
・年間取扱額は、1,600億円
・手数料は 3%程度 (クレジットカードは 5%程度)
・社員の 2割 40名の希望退職も実施。
(関連記事)
・電子マネーのエディ、9期連続赤字でいよいよ正念場
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/3d363f26ca4c22463fb7a7e2d0f7423d/
・大赤字電子マネー「エディ」 6回目増資でも撤退なさそう
http://www.j-cast.com/2009/04/02038780.html
ちなみに、電子マネー単体では収支はたたず、下記のような目的で導入されているケースが多いらしい。
・JR東日本 スイカは、メンテナンス費用が少ない。
・セブン&アイホールディングス 購買履歴の分析ツール
・イオンは、ポイント発行の拡販ツール