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ビジネス的にマクドナルドが熱い、らしい

2009-07-21 22:41:00 | ニュース
マクドナルドの業績がいいらしい。
というのも、今週は、月曜日に日経ビジネス、土曜日に東洋経済と、マクドナルドに関する2本の記事が掲載された。いずれも、マクドナルドの好調さを伝える記事だ。

まず、日経ビジネスによると、同社に何が起きているか、というと、2008年12月期の全店舗売上高が 4% アップ。さらに経常利益は 16.8%増。純利益は、58.5%増だというのである。今回の増収・増益は、デフレで客入りが増えたからではなく、減り続ける客入りを、客単価の向上でカバーした結果だというのである。

これは一朝一夕に打った施策ではない。まず、原田氏が社長に就任すると、全商品の6割を値上げした。続いて、2007年6月には地域別価格を導入した。実際に「都道府県別では、値上げしたのは35都道府県。据え置きは7県で、値下げは5県にとどまっていた」という。実質的には値上げである。

ところが、この値上げによっても、それほど顧客の減少にはつながらなかった。
この理由を分析したのが、東洋経済の記事だ。

こちらでは、マクドナルドのプロモーション戦略にフォーカスを当てている。
特徴は、自社の顧客をいくつかの層に分けて、それぞれにバランスよくプロモーションのポートフォリオを組み立てていることだという。
いわく、下記のようになっているらしい。

a) 100円メニューでの低価格ランチ客にアピール
b) ポケモン配信など「マック」でDSの親子客。
c) 「日本バラ色計画」で、10代~20代女子、学生にアピール
d) c) につられる男子客
e) クォーターパウンダー商品での20代~30代男性客

ちなみに、a) と e) は、実際にはプロモーション施策を打っているわけではない。商品そのものの顧客層である。

これらの施策によって、100円メニューで低価格化しがちな客単価を、クォーターパウンダーなどで引き上げているということになるらしい。続いての商品プロモーション施策も、夏を超えたところでの、利益バランスを考慮したものになるのでは? と予測されている。確かにそうなんだろう。また、今、マクドナルドのプロモーション施策を打ってきた人たちは、仕事が結構面白いんじゃないか、と思ったりする。

成功に学ぶことができる

(関連記事)
「価格破壊」から脱却したマクドナルド 不況下でも客単価を引き上げ、売上高は続伸
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090709/199616/
スキマなし。マクドナルドのプロモーション戦略《それゆけ!カナモリさん》
http://www.toyokeizai.net/business/management_business/detail/AC/cac9934e44b0d09c78b45fc98c460fa5/



「東芝クレーマー事件」の会社員、PC窃盗で逮捕

2009-07-04 22:55:25 | ニュース
インターネットによって、消費者と会社員の関わり方が大きく変わったことを告げた事件だったが、こんな結末に。東芝で当時対応して、苦労させられたであろう人たちも、気持ちは複雑なのではなかろうか。
「東芝クレーマー事件」の会社員、PC窃盗で逮捕
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/03/news072.html



モスのお客さま、ミスドへようこそ

2009-05-25 00:08:24 | ニュース
今日、ミスドに行ったら、店内に掲げられていたポスターがこれ。
「モスのお客さま、ミスドへようこそ」。
p1030562

これは何事か、と思って早速検索してみると、ミスタードーナツを展開するダスキンとモスバーガーのモスフードサービスは、両社で資本提携を行ったんだそうだ。提携の時期は、2008年2月20日というから、すでに1年以上前なんだそうだ。

(関連記事)
[ミスタードーナツ] 【IR情報】株式会社ダスキンと株式会社モスフードサービスとの資本・業務提携に関するお知らせ ほか
http://fastfood.blog83.fc2.com/blog-entry-1684.html

もっとも新しいニュースだと、こんなのもあった。
「MOSDO!」から“ドーナツバーガー”――モスとミスドで限定販売
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/08/news059.html

これは、両社の資本提携に伴う提携第2弾の商品になるのだという。
モスバーガーでは、ドーナツ型のパティ(ビーフのハンバーグ) をパンで挟んだハンバーガーだという。
一方のミスドでは、小さなドーナツバーガーを提供。こちらは、ママゴトのような2つのハンバーガー型のドーナツを2つセットで提供するというもの。見た目はハンバーガーだが、大きさは、一口サイズの白玉団子より一回り大きいくらいのサイズ。中身もチョコレートや、抹茶などの味付けだ。

ちなみに第2弾が上記だとすると、第1弾は何だろうと調べてみると、こんなものらしい。
モスとミスドで共同開発 「MOSDO」発売
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080716/biz0807161954010-n1.htm
テーマは「ホットチキン」で、モスバーガーでは「ホットチキンバーガー」の復刻版を、ミスドでは「ホットチキンパイ」をそれぞれ提供したのだという。

ちなみに株価は、というと、モスフードの方は、2008年2月の資本提携後、下がり続けていたようだが、今年入ってから上昇。5月現在では、資本提携発表時より若干だが高くなっているようだ。一方のダスキンは、資本提携発表後、しばらく高値になったものの、その後株価は低迷し、資本提携発表時より200円下がった 1,600円と言ったところ。この資本提携は成功だったのか、失敗だったのか、両社の見解やいかに?




ネットde定期

2009-05-22 00:14:00 | ニュース
駅のポスターで偶然発見したサービスがこれ「ネットde定期」。
定期券の購入時に必要な入力項目をあらかじめホームページから入力しておけるというサービスだ。これを利用すると券売機で入力する項目を、あらかじめネットで入力。でもって、最終的に 6桁の申し込み番号を得ることができる。

後は窓口にいって、この6桁の申し込み番号と登録した電話番号が、すぐに Suica定期券が出てくるという仕組みらしい。

地味なサービスだけど、朝の混雑した定期券券売機で、後ろの人のプレッシャーを受けながら定期を買うよりは、こっちの方が気疲れしなさそう。ぜひ次回の購入時には試してみたい。
http://www.jreast.co.jp/net-de-teiki/reserve/index.html



国内パソコンメーカーの2009年戦略

2009-05-19 01:22:23 | ニュース
NEC
・国内にフォーカス。250万台
・世界市場からは撤退。
・利益重視

・2000年には北米から撤退
・2006年には欧州のコンシューマーPC事業から撤退
・2009年には東南アジアのPC事業から撤退

東芝
・海外向け事業強化
・年間 1,000万台以上

富士通
・海外向け事業強化
・年間 734万台

パナソニック
・年間 74万台
・でも、黒字

(関連記事)
■大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」■ PC-98時代に回帰!? NECがPC事業を国内に絞り込むメリットとは
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20090518_168636.html