後発白内障

2020-03-11 | 健康
私は10年ほど前に両眼の白内障手術を受けています。

しかし昨年秋頃から、今迄よく見えていた左目に近距離の視力の衰えを

感じていました。複数の眼科で診てもらっていたのですが、

ドライアイと診断されて、点眼薬をつけていました。



今年になってからは、パソコンを見たり、食事作りをするにも

目が白っぽくかすんだ感じになってきたのです。

もしやと思い2月末、6年ほど前に右目の後発白内障を見つけて下さった

眼科に行って「左目がかすんできました。」と症状を訴えました。

すぐに検査をして下さり、結果はやはり後発白内障が出ているということで、

すぐその場でレーザー手術で、レーザーを5~6発うって下さいました。

最初は、少し飛蚊症が出ていましたが、2週間後の現在は元通りに

近距離がクリアになり安心しました。




以下は眼科で頂いた説明書の一部です。

後発白内障とは、白内障手術を行った人に発生する白内障です。

白内障手術後の数ヶ月から数年かけて発症します。

手術後5年の間に10人に4ー5が発症すると考えられています。白内障になる

水晶体は水晶体嚢と言う透明な殻に包まれた細胞の塊になると、

この細胞の塊が混濁します。実際の手術では水晶体嚢(殻)に穴を開けて、

中の濁った細胞の塊だけ摘出します。その後、水晶体嚢の中に人工レンズを

入れて手術を終わりにするのですが、手術後には水晶体嚢の中に

少数の細胞が残ります。この残った細胞が、また増えて濁ってくることを

後発白内障と言います。軽い濁りでは、見え方に影響しないので治療の

必要はありませんが、濁りが強くなると、かすみ・視力の低下など

見え方が悪くなってしまいます。



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