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即席・超簡単!クマでもわかる・・・

面倒くさいことはきらい!そんなあなたでも大丈夫。
「・・・」を簡単に満喫する方法、教えます!!!

ヨージックのケーキ

2011-06-23 | ★その他もろもろ★
ロシアの人達は、甘いものが大好きな人が多いです。
ケーキも、実に色々な種類のものがあります。
ソ連時代から変わらない懐かしい手作り感覚の味を売りにしているものから、ヨーロピアンテイストのものまで、実に多種多様です。
こちらは、「ヨージック(はりねずみ)」というケーキ。


ロシアで最も古い、そして有名な製菓工場のひとつである「ボルシェヴィック」の人気商品のひとつです。

箱のこのレトロな感じもたまりません。

ツララに注意!

2011-06-19 | ★その他もろもろ★
冬、雪のシーズンになると「ツララに注意」という貼紙をあちらこちらで見かけるようになります。
特にアパートの外壁などに、「ここより何メートル以内に駐車禁止!禁止区間に駐車をした場合、ツララの落下によって車を破損されることがある。その場合、本アパートの管理組合は責任を負わない。」という貼紙が貼られることが多いです。
通常こうした「ツララ注意」の貼紙は、雪が解けてなくなるのに合わせてはがされるのですが、中には四季を通して「ツララ注意」の注意書きをずっと掲げている建物もあります。

あきらかに年代もののレンガ造りの建物。
雰囲気のある旧アルバート通りの路地の様子です。
ぴかぴかのランボルギーニが路上駐車している右手の建物に固定させてある注意書き。
「危険!ツララ!車をここに停めないこと!」と書いてあります。


夏の主役は・・・

2011-06-18 | ★その他もろもろ★
日本も「子どもに甘い国」だと言われていますが、ロシアもそうです。
とにかく「子ども」が中心の世界。
バスや地下鉄の中で、老人が子どもに席を譲っているのを見かけることも・・・。
自分が立つことはなくても、「ほら、ここにおいで、座れるよ」と、何とか隙間をつくり、見知らぬ子どもでも座らせてあげようとするのは、ほとんど当たり前のことです。
まぁ、確かにロシアの小さな子どもたちは、何だかとても可愛らしいところがあります。
冬はモコモコに厚着をさせられたその様子がたまりませんし、夏は夏で愛くるしいです。
トップの写真は、地下鉄の中で見かけた、ちょっぴりレトロな装いをさせられてお母さんとおばあさんに手を引かれて歩いていた女の子の姿。
微笑ましかったです。

トロリーバスの続き

2011-06-16 | ★その他もろもろ★
モスクワならではの、なかなか雰囲気があって大好きなトロリーバスなのですが・・・。
そう、このようにど派手にストップしてしまうことがあります。
前の記事にも書いたのですが、駐車違反の車に妨害されたり、事故にあったりすると、後続車もズラーっと止まってしまうことがあります。
それがこの状態。
すると、トロリーバスを降りてトボトボ歩いて行かなければいけなくなります。
変な所で止まってしまうと、車道を歩くハメに・・・。


そういう時はさすがにウンザリしてしまいます。

トロリーバス

2011-06-13 | ★その他もろもろ★
なかなか時刻表通りに来ない。
ひげの様にも見えるトロリーポールが外れるとしばらく動けなくなる。
違法駐車などをしている車がいて、その車が障害物となり、架線からトロリーポールが外れそうになると障害物となっている車を移動させるまで走れなくなる・・・。
冷房設備がついていないので、暑い夏、猛烈に車内の気温が上がることがある。
基本的には暖房設備は完備されているが、中には暖房設備が壊れているものもあって、冬は窓ガラスが凍るくらい寒くなる。
乱暴な運転をする運転手が多い。
運転手が運転席でタバコをすっていると、車内まで煙臭くなる・・・。
・・・等々。

色々と欠点もありますが、それでも大好きです!!!
この無骨で、どことなく憎めない乗り物「トロリーバス」。
モスクワの顔のひとつとも言えるでしょう。
しかもとてもエコな乗り物で、ロシア以外でも世界のあちらこちらで大活躍しているようです。
かつては日本でも走行していて、「無軌条電車」と呼ばれていたのだとか。(従って日本では「鉄道」に属していたのだそうです)。

ソ連時代の有名なコメディー映画で「自動車に気をつけろ」Берегись автомобиля という映画があるのですが、その中に出てくる猛烈な勢いでモスクワ市内を疾走する「スーパートロリーバス」・・・これがまたすごい迫力。しかもその爆走するトロリーバスを操っている運転手さんは、女の人!
実際、モスクワのトロリーバスの運転手は、女の人であることが多いです。
しかも映画の中と同じように、なかなか威勢のいい運転技術を披露してくれます。

たんぽぽは偉い!

2011-06-12 | ★その他もろもろ★
トーポリの綿毛と並んで、綿毛と言えば思い出すのがたんぽぽです。
たんぽぽには沢山の種類があるようなのですが、中でも有名なのが「薬用たんぽぽ(セイヨウタンポポ)」。
ロシアではこの「薬用」たんぽぽが沢山咲きます。
この「薬用」たんぽぽ、鉄分、カルシウム、リン、カリウム、ビタミンA,B,C,E、更にはタンパク質まで含んでいるという優れもの。
薬用として、根、くき、葉、草の部分、汁にいたるまでオールマイティーに使えるそうです。
貧血に効き、利尿効果、解毒作用、消化を良くし、民間療法では糖尿病の人にも処方されるとか。

トーポリの綿毛

2011-06-11 | ★その他もろもろ★
ヴィリニュスでもポプラの白い綿毛がふわふわ飛んでいましたが、その量は比較的控え目でした。
それがモスクワに帰ってきたら・・・その量が半端ではありません!

「夏の雪」と呼ばれているトーポリ(ポプラ)の綿毛。
この時期になるとモスクワ中がこの白い綿毛に染まります。


ふわふわ飛んでいるなんていう悠長なものではなく、ちょっと強い風が吹いたりしようものなら、地面に落ちて溜まっているものまで巻き上がって、まるで吹雪のようです。
話しながら歩いていると、口の中に入るは、鼻の中に入るは、目の中に入るは・・・口紅にくっつくは・・・大変です。

それでもトーポリの白い綿毛が舞っているのを見ると、「夏が来た~!」と、何となく心が浮きうきするので不思議です。

夜行バスに乗って

2011-06-06 | ★その他もろもろ★
久しぶりに夜行バスに乗って、リトアニアのヴィリニュスにやって来ました。
出発は「リガ駅」。
夜行バスが発車する場所がこれまでの場所から微妙にズレていて、少しドキドキしてしまいましたが、取り敢えずちゃんとバスが「見つかり」ホッ。

モスクワのリガ駅を20時に出発。
途中休憩を入れながら、ロシアとラトビアの国境(ロシア側)に朝4時半頃に着きます。
そしてラトビアの国境に5時頃に到着。
しばらくラトビア国内を走った後、最終的にリトアニアの首都ヴィリニュスに着くのは現地時間の11時半頃です。

長旅ですが、夏はかなり長い間「白夜」に近い状態の中を走っていくことになるので、なかなか楽しいです。乗っている人達も穏やかで、危険な雰囲気はしません。
隣のお兄さん、痩せているのに、バスに乗り込んだ瞬間からものすごい量の食事を広げ、ほとんどピクニック感覚でずっと美味しそうにご飯を食べていました。

本格的な白夜にはまだもう少しあるのですが、それでも23時半頃まで空が真っ暗にならない状態が続いていると、広大なロシアの大地をバックにそんな不思議な空のグラデーションを眺めているだけで、飽きません。

ということで、バスの中から少しずつ暗くなっていく空を撮ってみました。

こちらは21時。まだまだお昼のような明るさです。


バスの中はこんな感じで、わりと快適です。


これは21時半。


これは22時半です。まだまだモスクワ州近郊。


こちらは23時。


そして、23時半です。



夕立

2011-05-28 | ★その他もろもろ★
春から夏にかけて、空模様がコロコロ変わるのがモスクワの特徴です。
晴れて太陽が燦々と輝いていたかと思うと、次の瞬間、いきなり巨大な雲があらわれ、ものすごい勢いで夕立が降り・・・。
そしてまた次の瞬間、太陽が顔をのぞかせる・・・。
傘を持っていないと上から下までずぶ濡れ、ということがよくありますが、濡れてもすぐに乾きますのでそれほど苦痛ではありません。
夕立が多い季節は、空がとてもドラマチックで、ずっと眺めていても飽きません。

地下道

2011-04-11 | ★その他もろもろ★
とにかくだだっ広いモスクワの道路。
横断歩道がない所も多く、そういう場所でどうやって道を渡るかと言えば・・・もっぱら「地下の横断歩道」を利用します。
東京でよく見かけるような「歩道橋」は、ほとんどありません。

地下道には露天商などが色々なものを売っている所も多く、通常はどちらかというとにぎやかなもの。
また、路上アーチストなどがギターやアコーデオンを奏でているような地下道も多いです。

場所によっては危険な所もあるのでしょうが・・・、そういうところは人の流れを見て、その流れの波にのって入っていくのがポイント。
とは言っても、モスクワ市内にはそんなにむちゃくちゃ危ないところはあまりありません。

それよりも妙に異次元な香りのする地下道。
その雰囲気・・・結構好きです。

翻訳の難しさ

2011-04-10 | ★その他もろもろ★
最近はだいぶ少なくなりましたが、それでも依然として、モスクワの路上、地下鉄の中、バス停、電柱、色々なところにぺたぺたと、切り取り線のついた「チラシ」・・・というか、貼紙が貼りつけられているのを見かけます。
内容は、だいたい決まっていて、4つのカテゴリーに分かれます。

1)不動産(アパートを貸します、借ります)
2)各種手続き(外国人用の住民登録手続き、外国人用の労働許可証、就労許可に必要な健康診断書の発行等)
3)求人情報
4)迷子のペット探し

トップの写真は、道路脇の「◯◯◯地区用のお知らせ掲示板」に貼りついていたもので、上記カテゴリーの(3)「求人情報」に当てはまるものです。

РАБОТА
求人(直訳すると「仕事」)

Интересной женщине-руководителю требуется помощник(ца) на административную работу от 25 лет, предпочтение офицерам запаса, бывшим сотрудникам МВД и не только.

「Интересная」 な女性支配人(もしくは上役/上司)が、管理職(総務職・事務職ともとれる)にヘルパー(男性/女性可)を求める。年齢25歳以上。
予備兵(退役将校)、ならびに退役内務省(つまり警察)の人間が望ましいが、それ以外の者でも可。

З/плата от 55000 рублей.
給料 55000ルーブル(約17万円)から

Тел.: XXXXXXXXXX
Tel: XXXXXXXXXX

そして、手書きで次のように書きこんであります:

Звонить с 9:00 до 12:00, с 17:00 до 22:00
9時から12時、17時から22時にお電話ください

この「Интересная」 な女性の、「Интересная」という単語は、形容詞 интересный の女性形。
元々は「面白い」「興味深い」という意味を持っているのですが(要するに英語のinteresting)、よく「きれい」「魅力的」という意味にも使われたりします。= つまり、英語の"attractive"
上記のチラシの場合は、明らかにその「きれい」とか「魅力的」という意味!

支配人が「女性」であることや、その女性支配人が「美しい/魅力的である」こと・・・。
求めているのが、退役軍人や退役警察官・・・(だけではなくてもいい、と書いていますが、これは?でしょう)。
たて前上女性でもいいというニュアンスで、()の中に女性形の語尾も入れていますが、これはおまけのようなもの・・・。

しかも、電話してよい時間帯が中途半端な「9時から12時、17時から22時」とは・・・。

このチラシをきちんと訳さなければいけないとしたら、相当あれこれ悩むだろうなぁ・・・
と考えながら・・・ついでに、いったいこれは「どんなお仕事」で、どうして「12時から17時まで」は電話をかけてはいけないのか、などと、色々と楽しく想像させてもらいました。



『ロシアの大人の部屋』

2011-04-02 | ★その他もろもろ★
とても素敵な新刊が出版されましたので、ご紹介させてください。

普段、よほどのことがない限り絶対に触れることのできない「ロシアのお部屋」。
24のとてもスタイリッシュなロシア女性の部屋を、カラーで紹介している、すごく素敵な本です。

とにかくお洒落!
そして説明も分かりやすい!!!
ロシアの女性たちがどんなお部屋に住んでいるのか垣間見られるだけではなく、超「ロシアンテイスト」なインテリアセンス・・・かなり参考にできます。

著者の豊田菜穂子さんは、スーパー「ロシア通!」の翻訳家&ライターさんで、大変奥の深い面白いロシア関係の著書を沢山書いておられます。
ロシア特有の「ダーチャ文化」を詳細に描き出した『ロシアに学ぶ週末術~ダーチャのある暮らし』(WAVE出版)、翻訳書に『プロコフィエフ短編集』(群像社ライブラリー)などがあります。

『ロシアの大人の部屋』をご自身のブログでも紹介していますので、ご参考まで

* * * * * * * *

『ロシアの大人の部屋』
~自分らしく暮らしを楽しむ
ロシア女性の雑貨とインテリア
豊田菜穂子:著、イワン・ブリンスキー:撮影(辰巳出版)

遠かった国ロシアが身近になる、
「かわいい」がいっぱい詰まった温かな部屋。 真似したくなる24のスタイルを一挙紹介!

『ベルリンの大人の部屋』『ロンドンの大人の部屋』などに続き、
辰巳出版の「大人の部屋シリーズ」に待望のロシア編が登場しました!
ポスト・ソ連世代のアート感覚のポップな部屋から、バーブシカ(おばあちゃん)のかわいらしい部屋まで、
24のインテリア・スタイルを全ページカラーでご紹介。
知らなかったロシアの暮らしが見えてくる、素敵な女性たちのお部屋に出会えます。
インテリアだけでなく、ロシアの部屋に当たり前にある伝統工芸品や雑貨にもフォーカス。
巻末にはマトリョーシカやチェブラーシカ・グッズ、かわいい雑貨の買えるモスクワのショッピングスポットや
蚤の市情報、日本のロシア雑貨店情報も掲載しています。
ようこそ、まだ誰も見たことのないロシアのアパートへ!


≪書籍データ≫
◆ 『ロシアの大人の部屋』
◆ 豊田菜穂子著
◆ イワン・ブリンスキー撮影
◆ 発行:辰巳出版
◆ 価格:1680円(本体1600円)
◆ 発売日:2011年3月25日
◆ ISBN 978-4-7778-0877-9
◆ 全国の書店にておもとめください。

ちなみにAmazon紀伊國屋書店BookWebなど、ネットでも買えます。

(トップの画像はこちらから)


『プロスタクワーシェノ村の三人』の像

2010-05-17 | ★その他もろもろ★
ソ連時代の大ヒットアニメといえば、忘れてはいけない作品がもう一つあります。
それは、『チェブラーシカ』を書いた児童文学作家ウスペンスキー原作の作品『プロスタクワーシェノ村の三人』です。
第1話は1978年に放映され、『プロスタクワーシェノ村の夏休み』『プロスタクワーシェノ村の冬』と続きます。

妙に大人っぽいため「フョードルおじさん」と呼ばれている男の子、気のいいイヌの「シャーリック」、そして大変合理的なネコの「マトロースキン」がこのアニメの主役。
ネコを飼ってはいけないと言われたことから家出をして、1人と2匹でプロスタクワーシェノ村に住みつくわけですが、あらすじそのものよりもそれぞれのキャラクターや、何気ない会話などが人気の秘密。


(イラストはこちらから)

中でも合理的な思考をする倹約家のネコ「マトロースキン」のキャラクターは絶妙で、このアニメの中で文句なしに一番人気を誇っています。
・・・ちなみにこのマトロースキンですが、シマシマ模様(ちょっとアメリカン・ショートヘアー模様に似ている)の野良ネコだったのですが、フョードルおじさんに拾われ、色々な場面でリーダーシップを発揮します。
おじいさんとおばあさんは船で生活をしていたため、「マトロースキン(水夫さん)」という苗字をしているのだとのこと。
縫い物や歌が得意で、ミシンやギターを上手に操る手先の器用なネコです。


(イラストはこちらから)

イヌのシャーリックとマトロースキンは、基本的にはとても仲が良いのですが、シャーリックの単純さにマトロースキンが苛立ったりします。
その様子もなかなかユニークです。

このネコの「マトロースキン」・・・乳製品の会社<ユニミルク>のブランド<プロスタクワーシェノ>のキャラクターになっているほどの人気者。
ロシアでスーパーマーケットに行ったら、一度は絶対に見かけるキャラクターです。



『プロスタクワーシェノ村の三人』はYouTubeにアップロードされています。
興味のある方はこちらへどうぞ。

(トップの写真はモスクワ近郊の街ラメンスコエに設置された『プロスタクワーシェノ村の三人』の記念像。写真はこちらからの引用となります。)

★新プロジェクトの情報はこちら★

『おい、今に見てろよ!』のオオカミ

2010-05-16 | ★その他もろもろ★
ロシアで大人気のアニメ『おい、今に見てろよ!』(1969―2006)Ну, погоди!。

実は、このアニメ20話まであるのですが、元々の製作者であるコテョーノチキン監督が撮ったのは18話まで。
2006年に放映された19話、20話は、コテョーノチキン監督の息子コテョーノチキン監督ジュニアが制作したものです。

YouTubeでも観られるこの、ロシアで人気No.1のアニメ『おい、今に見てろよ!』。ここに登場するオオカミは、ロシアで最も人気にあるアニメーキャラクターです。



ヘビースモーカー、ピンクの花柄パンツをはいて、ソ連時代は珍しかった「ベルボトム」の格好良いズボンをさらっと着こなすなかなかの洒落者。
ギターを上手に弾いて、ロシア・ロックの父ヴィソツキーのようなハスキーボイスで歌を歌ったりもします。どうやらビートルズのファンでもあるようです。



2006年に20話が世に出たのと同時に、今は亡きコテョーノチキン監督の息子コテョーノチキン監督ジュニアは、これまでのような「オオカミとウサギ」のイメージは時代遅れだとして、二人とも「年金生活に入る」ことを宣言しました。
この宣言をもって、アニメ『おい、今に見てろよ!』は事実上終了したわけですが、噂によると「オオカミの息子」と「ウサギの息子」のストーリーが制作されているとか。
しかも・・・ウサギの息子の方がパンクの若者のような格好をした悪役で、オオカミの息子が蝶ネクタイの真面目な青年役。

ただ、実際にこの逆バージョンの『おい、今に見てろよ!』はわたし達はまだ放映されているのを観たことがありません。
今でも繰り返しテレビで放映されているのは、トップのイラストのようなオオカミとウサギの姿です。(イラストはこちらから)

★新プロジェクトの情報はこちら★

『おい、今に見てろよ!』の像

2010-05-15 | ★その他もろもろ★
ソ連時代のアニメといえば、『ヴィーニー・プッフ』と並んで大人気だったのが『トムとジェリー』のソ連版『おい、今に見てろよ!』"Ну, погоди!"です。
映画業界のデータベースIMDb(Internet Movie Database)によれば、この『おい、今に見てろよ!』はソ連時代ならびにロシアになってからの映画・ドキュメンタリー・アニメのベスト152作品中、常時ベスト5入りをしており、2010年4月24日時点の投票では、2位になっています。

ちなみにアニメでベスト10入りをしているものは他にはなく、アニメの中で『おい、今に見てろよ!』の次にランキングに入っているのは、『ヴィーニー・プッフ』(ストーリーによって、20位、22位、26位となっています)。

日本で人気のある『霧の中のハリネズミ』は29位。
そして『チェブラーシカ』にいたっては62位と、大幅に『おい、今に見てろよ!』に差をつけられています。

ロシアの場合、『チェブラーシカ』はどうしても子供用のアニメという観点が主流で、『ヴィーニー・プッフ』や、特にヘビースモーカーでベルボトムのズボンがよく似合うオオカミが主人公となっている『おい、今に見てろよ!』は、大人でも楽しめるアニメ、と受け止められています。
それが上記のような順位の差に現れているのでしょう。

(トップの写真はモスクワ近郊の街ラメンスコエに設置されたオオカミの記念像。写真はこちらからの引用となります。)

またこのアニメの雰囲気をよく伝えているこんなキャラクターTシャツも・・・。


(写真はこちらから)

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