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Burberryのマトリョーシカ

2010-03-03 | ★ファッション★
2008年11月、Vogue Russia の刊行10周年を祝したイベント「デザイナーズ・マトリョーシカ」でVogue誌がマトリョーシカのデザインを依頼した5名のロシア出身期待の若手デザイナー達。
昨日、Nina Donis、Alena Akhmadullinaを取り上げましたので、今日はその続きです。

まず、Denis Simachev(デニス・シマチョーフ)。


(写真はこちらから)

アリョーナ・アフマドゥーリナ同様、Smirnoff International Fashion Awardsを制覇。
2001年に最初のコレクションを発表。
以降、ロシアだけではなく、ヨーロッパ、アメリカ、アジアにも受け入れられたようです。特に「男性ファッション」が人気あるようです。
ちなみに上記デニスさんのTシャツに書いてあるのは・・・「友よ、俺はウソつかない」(だと思う)。


(Denis Simachevのマトリョーシカ)

Andrey Bartenev(アンドレイ・バラチェネフ)


(写真はこちらから)

若手の中でおそらく最も海外での知名度が高く、またデザイナーとしてだけではなく、前衛画家、舞台演出家、要するに「アーチスト」としても評価されているのが、ニッケルの産地で有名なロシアのノリルスク市出身のアンドレイ・バラチェネフです。
あれこれ書くよりも、興味のある方は本人のHPをご覧いただいた方がよいかもしれません。大変インパクトの強い、面白いHPです。こちらへどうぞ。


(Andrey Bartenevのマトリョーシカ)

Konstantin Gayday(コンスタンチン・ガイダイ)


(写真はこちらから)

ロシア若手デザイナー5人組の最後を飾るのは、帽子のデザインで有名なノヴォシビルスク市出身のコンスタンチン・ガイダイ。
2001年に最初の帽子のコレクションを出しています。
本格的に頭角をあらわしたのは、2003年にモスクワに活動の場を移してからのようです。
2006年からは、帽子だけではなく、洋服のデザインも手がけています。


(Konstantin Gaydayのマトリョーシカ)

トップの画像は、Burberryのマトリョーシカ。
ここに使用されているマトリョーシカたちの引用はこちらからです。

■昨日のの答え=・・・ВАТИКАН ・・・ワティカン(意味:バチカン)

■今日の=次の単語を発音してみましょう。
ВЕНЕСУЭЛА

(答えは・・・明日のお楽しみ)

モスクワの幻想的な冬景色、こちらから観られます

Moschinoのマトリョーシカ

2010-03-02 | ★ファッション★
ロシアのファッション業界。
昨日取り上げた「スラーヴァ・ザイツェフ」「ワレンチン・ユダシキン」はどちらかというとロシア・ファッション業界にど~んと君臨している「主」的存在です。

そういう意味では、若手の活躍の方が新鮮で面白いです。
ですから、2008年11月、Vogue Russia の刊行10周年を祝したイベント「デザイナーズ・マトリョーシカ」でVogue誌がマトリョーシカのデザインを依頼したユダシキン以外の5名のロシア出身のデザイナー達は、まさに今最も旬なロシア人デザイナー達であるといえるでしょう。

まず、Nina Donis。


(二人の写真はこちらから)

これは、ロシア人のニーナ・ニレティナとキプロス人のドニス・プピスの二人による共同ブランド。モスクワの大学で知り合い、2000年に共同ブランドNina Donis を立ち上げました。


(Nina Donisのマトリョーシカ)

そして、Alena Akhmadullina。(アリョーナ・アフマドゥリナ=本名アスフィーロワ)


(写真はこちらから)

1978年生まれの期待の若手デザイナー。
デザインはペテルブルクで学んでいます。Smirnoff Fashion Awardなど、ロシア・デザイン業界の登竜門であるコンクールを制覇し、2001年に最初のコレクションを発表。
以降、大変注目されている人気のデザイナーの一人です。


(Alena Akhmadullinaのマトリョーシカ)

トップの画像は、Moschinoのマトリョーシカ。
ここに使用されているマトリョーシカたちの引用はこちらからです。

■昨日のの答え=・・・УКРАИНА ・・・ウクライーナ(意味:ウクライナ)

■今日の=次の単語を発音してみましょう。
АНГОЛА

(答えは・・・明日のお楽しみ)

モスクワの幻想的な冬景色、こちらから観られます

Versaceのマトリョーシカ

2010-03-01 | ★ファッション★
ロシア人のブランドもの好きは、ヨーロッパではかなり有名なこととなっているようです。事実、ある程度お金に余裕のある層は、こぞってイタリアやフランス、イギリスの有名デザイナー達の洋服やアクセサリーを身につけています。

ところで、ロシアには、ロシア出身のデザイナーというのはいないのでしょうか??

・・・勿論、ちゃんといます。
生粋の「ロシア出身」のデザイナー。
ロシアやCIS諸国のファーストレディーたちやロシアのセレブたちのファッションアドバイザー的なことをしながら、テレビでも自分の番組を持ってほとんどロシア芸能界の主的なことをしている古株デザイナーさんから、西欧的な発想を持ち、ヨーロッパなどでもそれなりに認められてきている若手デザイナーたちまで、それなりに色々なデザイナーさんたちがいるようです。

有名どころ(=古株)の筆頭にくるのは、ソ連時代から活躍しているスラーヴァ・ザイツェフ(Slava Zaitsev)=ロシア語での正式名はヴャチェスラヴ・ザイツェフ。


(写真はこちらから)

ソ連時代はゴルバチョフ書記長の奥さんライーサさんの洋服をデザインしていたそうですし、プーチン首相、メドヴェージェフ大統領それぞれの奥方たちのデザインも、このザイツェフ氏が手がけているようです。

もっと若い世代で、1991年にパリで最初の自作コレクション(主として1987年以降つくったもの150点)を発表して好評を博し、以降ロシアのモード界にザイツェフと並んで王者として君臨したワレンチン・ユダシキン(Valentin Yudashkin)がいます。


(写真はこちらから)

ザイツェフも自分の番組をテレビに持っていますが、ユダシキンもよくテレビに登場する、芸能人そのものです。

ちなみに、「Valentin Yudashkinのマトリョーシカ」というのもあります。
こちらです。



引用はこちらから。

トップの画像は、Versaceのマトリョーシカ。
引用はこちらからです。

■昨日のの答え=・・・ЧЕХИЯ ・・・チェヒヤ(意味:チェコ)

■今日の=次の単語を発音してみましょう。
УКРАИНА

(答えは・・・明日のお楽しみ)

モスクワの幻想的な冬景色、こちらから観られます

Yves Saint Laurentのマトリョーシカ

2010-02-28 | ★ファッション★
ロシアの若い女の子たちの間で、ファッション業界に憧れている子は少なくありません。特にモスクワほど豊かではない地方出身の子たちにとっては、モスクワに出てモデルとなるという夢は、そのままシンデレラ・ストーリーにつながるもの。

そうしたファッション・モデルのタマゴたちの目標となっているのが、世界のトップ10に入っているファッション・モデルのナタリア・ヴォデャノワ(Natalia Vodianova)。


(写真はこちらから)

ナタリア・ヴォデャノワのサクセス・ストーリーは、ロシアの女の子たちの夢そのものです。

ニジニー・ノフゴロドの貧しい母子家庭に生まれ育ったナタリアは、子供の頃、「貧乏」だと言っていじめられ、友だちがいませんでした。それに、女手一つで娘たちを育てるために必死に働いていた母親を助け、身体の不自由な妹の面倒を見ていたため、友だちをつくって遊ぶ余裕などなかった、ともいいます。

そんなナタリアですが、知り合いに勧められ、ニジニー・ノヴゴロドで行われていたモデル会社のキャスティングに参加し、無事モデルに選ばれたことから、モスクワへ進出し、モスクワからパリへ、パリからニューヨークへ、そして世界へ、と勢いよく羽ばたくことになります。

彼女が手に入れたのは、くらくらするくらいの華やかなキャリアだけではありません。
ハンサムなイギリスの貴族と結婚し、今日、3人の子供に恵まれて公私ともに幸せに過ごしているというおまけつきで、貧しいロシアの地方で日々悶々と過ごしている女の子たちにとっては、まさに人生の理想像そのものとなっています。

現在、ナタリア・ヴォデャノワは、身体障害者の子供たちを対象とした様々なチャリティー活動を積極的に行い、ロシアの国内ではその観点からの評価が非常に高まっています。
しかもそのやり方が実にあっさりしていて、好感が持てます。

また彼女は、チャンスを逃さないために寝る間も惜しんで数ヶ月で英語やフランス語を習得したという、相当な努力家でもあるようです。

第二、第三のヴォデャノワを目指す女の子たちにも、華やかな部分だけではなく、ヴォデャノワの芯の強さや、筋の通ったところも真似してもらいたいものですね。

ちなみに、ナタリア・ヴォデャノワの誕生日は、1982年2月28日だそうです。

トップの画像は、Yves Saint Laurentのマトリョーシカ。
引用はこちらからです。

■昨日のの答え=・・・ЭКВАДОР・・・エクワドル(意味:エクアドル)

■今日の=次の単語を発音してみましょう。
ЧЕХИЯ

(答えは・・・明日のお楽しみ)

モスクワの幻想的な冬景色、こちらから観られます

Armaniのマトリョーシカ

2010-02-27 | ★ファッション★
それにしても・・・日本人も「ブランド」好きで有名ですが、ロシア人のブランド好きにも凄まじいものがあります。
特に海外に行くことが多いロシア人には、男性にしても女性にしても「ブランド」好きが多いようです。
ふと見ると・・・履いているジーパンは・・・Armani。
Tシャツは・・・Dolce & Gabbana。
靴下まで・・・と、ビックリするくらいこだわる人が多いです。

ロシア人の間でとても人気のある旅行先・・・南フランスのニース。
真夏のニースは相当暑くなるのですが、その暑さをものともせず、上から下まで全身一寸の隙なくブランドの品々で身をかためている人をみかけたら、それはほぼ間違いなくロシアから来た旅行者である、と、以前ロシアのニュースでも報道されていたほどです。

ソ連時代、お洒落系のものは情報をも含め一切入ってくることなかったことからくる反動なのでしょうか。
それとも、「ブランド」の品々で身をかためなければ、「ロシアの田舎から来た田舎者」と馬鹿にされるのではないか、という不安や、自分自身に対する自信のなさからくる行動なのでしょうか。

汗をかきながら、我慢してリゾート地でもスーツを着ているロシア人。
その頑張っている様子がほほ笑ましく、何だかとても可愛らしく見えます。

トップの画像は、Armaniのマトリョーシカ。
引用はこちらからです。

■昨日のの答え=・・・КИТАЙ・・・キタイ(意味:中国。最後のЙは短く発音します。)

■今日の=次の単語を発音してみましょう。
ЭКВАДОР

(答えは・・・明日のお楽しみ)

モスクワの幻想的な冬景色、こちらから観られます

Pradaのマトリョーシカ

2010-02-26 | ★ファッション★
・・・ところで、2008年11月に、世界的に有名なファッション雑誌『ヴォーグ』のロシア版”Vogue Russia” が、刊行10周年を記念して「デザイナーズ・マトリョーシカ」という企画を実施しました。

プラダ、セリーヌ、D&Gなどロシア国内外のデザイナーがデザインしたマトリョーシカたち。
2008年11月20日にオークションが開催され、そこで販売されたようです。
開始価格は、全長50cmのマトリョーシカ・・・5000$から。

トップの画像は、Pradaのマトリョーシカ。
引用はこちらからです。

■昨日のの答え=・・・ЧИЛИ・・・チリ(意味:チリ)

■今日の=次の単語を発音してみましょう。
КИТАЙ

(答えは・・・明日のお楽しみ)

モスクワの幻想的な冬景色、こちらから観られます