小さな友達

昨日の水曜日は、まるで真夏が戻って来たかのような蒸し暑さでした・・・
しかし、あまりに天気が良いもので、家の中に篭って過すだけでは退屈だと思い外出する事に。
カメラを持って近所の河川敷を2時間近く散歩して来ましたよ。
そんな所に何をしに行ったのかと言えば、虫達に会いに行ったのです。（笑）
普段、蒸し暑いのは嫌いだの苦手だの言っている当方ですが、こういう目的だとまるで苦にならないんだから現金なものです。




歩いてて思ったのはトンボの姿が凄く少ない事。
いわゆる「赤トンボ」がほとんど飛んでいませんでした・・・
何か年々数が減っているような？
その代わり、チョウの仲間には何種類も出会いまして、素早いもの以外は大体撮影出来ました





この季節お馴染みのセセリチョウ。
多分「イチモンジセセリ」。
よく「ガ」と間違える人がいますが、分類上はチョウになります。
この仲間は一部を除いて色彩が地味なので、あまり注目されないかも知れませんが・・・
イチモンジセセリの姿が目立って来ると、「あぁ、やっと秋が来るんだなぁ～」と毎年感じます。






これは多分「ヒメアカタテハ」だと思います。
あまり近づけなかったので、羽の模様がいまいちよく見えませんでした・・・

草むらでゆるやかに羽を開閉して寛いでる様子でしたね。






お馴染みの「ベニシジミ」。
可憐で可愛らしいので昔から好きなチョウの一つです。
近付いてもあまり逃げない所もお気に入り。（笑）
おかげでかなり寄って撮影する事が出来ました。






これは・・・ヒョウモンチョウの仲間かなぁ・・・？
正直よく分かりません。
後で調べてみなきゃ。


この他にも、シロチョウやキチョウの仲間数種類、「アゲハチョウ」や「ルリタテハ」や「アオスジアゲハ」なんかも見かけました。
どれも忙しく飛び回ってて一箇所に落ち着かないので、残念ながら写真に収める事は出来ませんでした・・・




チョウ以外にも、何種類もの昆虫達と会いました。
以下はその一部。






これは「ツチイナゴ」だと思います。
本人は草の中に隠れてるつもりなのかも知れませんが、色合いが明らかに異なるので却って目立ってたり・・・（笑）
複眼を横切る乳白色のラインがちょっと格好良いですね






「カマキリ（チョウセンカマキリ）」の卵のう。
来春になったらたくさんの「子カマキリ」がウジャウジャと出て来るんでしょうなぁ・・・

昔々子供の頃、家に持ち帰った卵のうをタンスの裏に落としてそのまま忘れてしまい、年が明けてから部屋中に小さいカマキリが大発生した事があります・・・
あの時は本当に驚いた。（笑）
もちろん親にこっぴどく怒られたのは言うまでもありません。

後、大変だったのは買っていた「クロヤマアリ」がケースから大量脱走した時・・・
あの時も後始末に骨が折れました。
思えばそんな事ばかりやっていた子供時代。






昆虫じゃないけど、これは葛の花。
今たくさん咲いていまして、これのせいなのか歩いていると何となく甘い香りがするような気がしました・・・






で、その葛にこれまた大量に発生しているのがこれ。
「マルカメムシ」です。
この時期は洗濯物にも飛んで来たりして大変迷惑。
刺激すると悪臭を撒き散らしますからねぇ・・・






これは多分「トノサマバッタ」、その褐色タイプ。
こちらが近付くと少し離れた場所に飛んで逃げてしまうので、何度か追いかけてやっと撮影出来ました。
結構警戒心が強いですね～
この撮影した瞬間も、後脚に力を籠めていつでも跳躍できるように身構えているのが分かります。

バッタの仲間はこの他にも、「オンブバッタ」や「ショウリョウバッタ」なんかを見かける事が出来ました。






まさに「万緑叢中紅一点」、とっても目立つ「ナナホシテントウ」。
陽射しを受けてキラキラと輝いていました






これは「ウラナミシジミ」だと思うのですが・・・
ちょうど交尾中なので近寄っても逃げませんでした。
羽のさざなみ模様と斑紋がさり気なくおしゃれです

お取り込み中のところお邪魔して申し訳ありませんでした（笑）






おまけ

今夜は中秋の名月だそうです。
ニュースで聞いて初めて知ったんですけどね。
ベランダに出て一枚撮りましたが、手持ちのコンデジじゃこれが精一杯・・・




月は綺麗ですが・・・
今夜のこの気温じゃ、ススキとか月見団子の雰囲気じゃありませんね。（笑）
木曜日からはまた少し涼しくなるらしいですが・・・

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