多次元の壷

本棚を整理していたら、古い文庫本が出てきました。
『クラインの壷　　新潮文庫　　岡嶋二人 著』
えーと、17年前の作品ですねぇ・・・懐かしや。
パラパラと読み返してみましたが、内容は全然古くなっていません。
文章も読みやすいし、ジワジワした恐怖感もそのまま・・・

いずれ、作中に登場するようなマシンが出来るのだろうか・・？？？
う～ん・・・入ってみたいような気が満々なんですが。

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物欲にも勝てません・・・

何だかんだ言って、サントラのCDを買ってしまいました・・・
パソコン一つで手軽に買い物できると言うのも良し悪しか？？
衝動買いが増えた気がする・・・（笑）

〆はドライに

お終いはグラッパで。
ブドウから作る蒸留酒です。

五種類試させてもらいました。
それぞれ原料のブドウ品種が違うので、色・風味・味がそれぞれ個性的。
生（き）で飲むので、味見程度で済ませました。
全部飲み干したら足元が危うくなりそうなので・・・

量は日本人向け

デザートです。
カシスのシャーベットが美味しかった・・・
口直しにエスプレッソを一緒に。

以前、イタリアへ行った時に、デザートの分量が多くて閉口した事があります。
他のものも押しなべて分量過多なのですが・・
勿体ないけど、日本人の胃袋じゃそんなに食べられないよ・・・

エスプレッソは、本場で飲むのが一番美味しいですね。
マーケットのスタンドみたいな所でも良いんです、味が全然違う。
国内で飲むのはどうしても「ジャパーニーズエスプレッソ」・・・
まあ、仕方がありませんがね。

本日のメインディッシュ

今夜はこれを食べに来たと言っても過言ではない、イベリコ豚です。
スペインの豚で、ドングリを飼料に育てられたものだそうだ。
グリルにすると蒸し焼き風味になって水っぽくなるとの事で、今回は炭火で焙ってもらいました。
味付けは単純に塩胡椒。

塩も只のものじゃないんでしょうが・・・
正直、この肉の味は予想外でした。
今まで食べたどの豚肉よりも美味しい・・・
これに比べれば、他の豚は肉臭くすら感じる。
むぅ、また一つ選択の幅が狭まったような・・・
しかし聞いた話によると、沖縄のアグーという豚は、これに勝る味の持ち主らしい。
今度手配してみようか・・・。


写真はラム肉とイベリコ豚の盛り合わせです。

二本目抜栓

次はシチリアのシラーです。
・・・一本目の価格の倍する代物・・・

しかしその風味はお見事
グラスから10cmくらい離れてても、包み込むような芳香が感じ取れます。
ボディもしっかりしてて、時間を置いても味がダレない。
良いワインでした。

プロの手並み

二本目のワインをデキャンタ中。
無駄のない、滑らかな手並み・・・
動作自体が美しい。
さすがはプロです。

抜いたコルクの処理について、面白い技を見せてもらいました。
参考にしたいと思います・・・

北海道でも採れるらしいですが・・・

ポルチーニのリゾット、七穀米で炊いてあります。
このキノコ、市販品のほとんどが乾燥品ですが・・・
これは明らかに舌触りが違う。
聞いてみた所、特殊な氷温保存で空輸してるらしい・・・

家でもたまに作りますが、お米の硬さ加減が難しいですね～

赤一本目

キャンティです。
しっかりしたコクと旨みがあって、とても美味しいワインでした。
大人数で飲むと、すぐに無くなってしまうのがちょっと惜しい・・・（苦笑）