宇多田ヒカルちゃんの新しいアルバム。やっとレンタルできて、ただいまヘビロテ中。聴けば聴くほどなじんできていいね。彼女ならではの言葉の選び方がほんといいね。びっくりしたのは「俺の彼女」という一曲。最初は面白い歌詞だなあと思いながら聴いてて、翌朝洗濯物を片づけながら2回目を聴いてたら、なんか急にわーーっと泣けてきてびっくりした。俺が彼女について語り、彼女も彼氏との関係を語り、そこからの「本当にほしいもの・・・」と続いていく部分から少しメロディが変わり、そしてフランス語の歌詞が出て来て・・・タイトルと裏腹に曲調がやや重厚なのです。男性と女性の目線でかわるがわる語られるので、なんだかお芝居を見ているような気にもなる。そしてちょっとアンジーの「モラルの葬式」を思い出すような(あれもいろんな語り部が出て来て、重厚な曲だった)。他の曲では椎名林檎さんや男性アーティストとコラボしていて、すごくバリエーションに富んだアルバム。しばらくヘビロテは続きそうです。