ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

星野道夫著 森へ

2006-07-05 10:44:49 | 高学年読み聞かせ
 昨日の朝は息子の学校6年生の読み聞かせでした。
勤務校で星野道夫さんの著作を集めたので、子どもの学校でも
紹介しようと思い「森へ」「アラスカたんけん記」を用意し、
息子の隣のクラスでしたが、紹介しました。

 担任の先生に一度音読したと伺ったので、教室に入って本を
取り出すと女の子が「あ、”森へ”だ!」と、気づいてくれました。
「森へ」は、主に写真を見せて、国語の教科書に掲載された後の部分を
少し紹介しました。
「アラスカたんけん記」は、著者がアラスカに興味を持った話をして
(真夜中の昼 真昼の夜)の所を読みました。
そして、最後に著者がクマに襲われて亡くなった事を話しました。

 短い間でしたが、著者が命を引き替えてまで、残したかった物は
何か、これからの学習で感じ取っていく一助になればと思いました。
 本当は、クラスに本を置いていきたかったです。


 どちらの本も素晴らしい写真が一杯あります。
 遠い昔、同じ小学校の図書室で、海外の素晴らしい風景写真集を
眺めてワクワクしていた、自分の事を思い出します。
あのころは、家のテレビも白黒で勿論情報なんて大してありません。
図書室が、私と世界をつなげていたのでしょうね。
 今は、テレビでインターネットで世界中のこと一瞬でわかるけど
図書室だって今の子ども達にとっても、同じ広がりを持っていること
伝えていきたいです。

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