マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

聖域に踏み込めず・・・

2009-11-28 13:14:23 | ぼやき

大好評に事業仕分けが終わり、圧縮できた事業予算は3兆円にも満たない。結局のところ官僚達は少々かっこ悪い思いをしたけど、史上最高の予算案を獲得できるのだ。国民はいろいろな予算について、いくらかは溜飲を下げたつもりだが、総額からすればもんの些細なところに触れたに過ぎなかったようだ。
ようは、最初から大きな予算であるとか、実際に見せたら大騒ぎになるようなものはあえて隠してしまったんだろう。つまり、政治家や官僚達が触れるところはこれぐらいのもので、あとの予算は支配者達がすでに決定済みであり、誰であろうが、そこは進入禁止の聖域なのである。

スーパーコンピューターの予算についての議論はネットでも賛否両論で、私としても感情的に言わせてもらえば、ノーベル賞をもらったような権威ある学者が、政治家や国民に向かって、「将来の被告の席につく覚悟があるのか?」との恫喝にややムカッと来ただけに、そんな予算削ってしまえと思うのでした。
まあ、国民としては、より良い生活が適当な負担で過ごして行けるならそれほど文句はないのであって、貧困で苦しい時、スーパーコンピューターで当たりもしない天気予測をしてもらうより、パンでも米でも少しちょうだいよ、という気持ちなのら。
それと、コンピューターというのは言ってみれば箱物で、それ自体は何も出来やしない。それをなににどうやって使うかのほうがはるかに重要なのではないか。立派なコンサートホールで演歌のコンサートをしてももったいない。(演歌ファンの人ごめんね)何千万のパイプオルガンは泣いているのだ。いつも言われるように、ハードからソフトへ、コンクリートから人へなのだ。

ヨーロッパの人たちはスーパーコンピューターなんぞどれでもそのときに選べばいい、それよりもどのように使うかだと言っている。別に、それはそれで見識なのではないか。
これ以上、私もどっちともいえない、日本が負けそうだといわれれば金ぐらい出してもいい。しかし、負けたときにその人たちは法廷に出て謝ってくれるのでしょうね。頼みますよ。結局箱だけ作って、後は知らないじゃあ困るからね。