わがカフェも、うどん屋もずーっと暇である。なんといってもお客がいないのだから・・・。昨年対比20から30%ダウン、もはや赤字に転落。どうするべ?
どうしてこんなに暇なのかと考えたんだけど、結局、皮肉なことに雇用調整助成金の存在が不景気の原因であることがわかった。確かにいろいろな企業が生産調整や操業停止の状態で、通常なら破産、倒産が続発するはずだ。しかし、正社員の雇用を守るために導入されたこの助成金が、かえって我々を苦しめるのである。いわば生殺しである。
企業は助成金がもらえるので簡単に社員に休日を与えている。年間100日まで休ませても国家が?その分を補填してくれるのである。むしろ派遣社員を動員し、正社員を休ませれば企業は儲かる場合も出てくる。こんな法律、だめだよ。
社員は給料は変わらず、休みが増えてうれしいのか、暇なのか・・・。
よもや、わがカフェで助成金がもらえるとは考えていなかったが、資料を見てみると降りないこともない。正社員に休日を与えるか、就業時間を短縮すれば良いのだ。回りの企業がその助成金を使って休む結果、我々も助成金をもらって穴を埋めざるを得ない。すぐには無理だけど、一応、準備をすることにしよう。パリさんたのむよ・・・。
いずれにしても、趣旨はともかくとして、やはりこの仕組みはどこかに無理がある。それにしてもその額たるや私には想像もつかないが、数百万人単位で支払われているはずである。ざっと、200万人に月額10万円助成すると、それだけで2000億である。一年で2.4兆?
本当かいな?どこにそんな金があるんでしょう。ふしぎだな。
もはや自動車の生産はほぼ持ち直しつつある。この助成金を早く止め、休日を元に戻してもらいたい。本当に、町が死んでしまいそうだ。