カイツブリ2021 8/9-② カイツブリ親子の楽園だが…

2021/8/9　その②となります

その①はこちら　カイツブリ2021　8/9-①　一番末っ子を熱心に育てるお母さん？

お父さんとお母さんがそれぞれ２羽の雛を子分けしたと思われるモエレのカイツブリかと思うのですが
雛が孵化した浮巣に残ったのが　おそらくお母さんと思われます

こちらの雛の方が育ちが遅くまだ手のかかる状態になるのだと思うのですが
ようやく一番下の末っ子の雛も魚を呑み込む意識を持ったように思われます
お兄さんの方はすでに大きな魚を呑み込むこちが出来るようでその姿は目撃しています

ただお父さんの方はいったいどこに行ったのか全く分からず
ここからでは見えないところで活動していると思われます

今は　カラスもトビもあまり姿を見ませんので子育てには楽園の状態かと思うのですが
もう少し雛が大きくなるまでは外敵の心配が残ります
一番心配なのがチュウヒですが　姿をほとんど見ませんのでとりあえずは安心かと思います
でもこの辺りもチュウヒの活動範囲になるので　雛が水の上で親から離れていると気が気ではありません…
それともう一つは大きな雷魚になります　カイツブリは小さいですから水の上の雛が心配です…
ライギョは　バンやオオバンの雛も幼いうちは呑み込んでしまうのでそれが気がかりです
親鳥が水の中の雷魚を追い払っている様子はオオバンやバンで何度も見ていますね


さてその②では　橋の方へ少し近づいた雛の様子をご覧いただきますが
お兄さんと末っ子では少し体の大きさが違いますね
お兄さんの方が色が黒っぽく見え　末っ子の方は額のてっぺん辺りに少し赤味があります

冒頭の写真で見分ける方法は　大きさと　くちばしの両脇に小さな黒い穴があるのですが
その小さな穴が黒く目立つのが末っ子になります　お兄さんのくちばしの根元は少し赤味があります
まあ　頭の大きさを比べればすぐにわかるのですが分からない場合もありますのでね


前回は水の中でその２羽の雛がじっと待っているところになります



左が末っ子で　右がお兄さんになります　比べると大きさが違うのがわかります
左の岸の方をじっと見ているのですが…


お母さんの方は

浮巣の奥で何かやっているように見えます
バンたちを追い払っているのかもしれません
そういった場面は後でも見られますが



お兄さんの方が　

急に泳ぎ出したのですが


やはりそちらの方からは

お母さんがやってきました



すぐに駆け寄ってゆくお兄さんと


後から近づいてゆく

末っ子になります


左端が

末っ子になります


こちらも左の方が

末っ子になります　くちばしの脇の●が目立ちます


お母さんの後について　こちらの方へとぐんぐん泳いできます

右がお兄さんです


ここで末っ子がお兄さんを追い抜いて



お母さんの横に付きます　末っ子もだんだん元気が出てきたようですね


　　


こちらに向かってくる

雛ですが　手前が末っ子になります


こちら岸の草の前で




後から来るのがお兄さんになります


お兄さんは末っ子を

いつも気遣っているように見えますね


お母さんに寄ってきて何か言っている



お兄さんになります


右のお兄さんが
　


末っ子を見て


後ろから末っ子を



前に進ませます



親子が一列になって左の方を見ていますが




真ん中がお兄さんになります



親鳥の右にいるのが




お兄さんです



手前に末っ子が見えます



右のお兄さんが



何か貰っていますね　口を開けています




近いところに末っ子がいます



こちらは



お兄さんになります


どうしても
　


左のお兄さんの方が活発で元気が良いです



ようやくここでお母さんが巣に戻ってゆきます




巣の上に上がるのですが


雛たちもすぐに

お母さんのところへ行きます



しかし　奥の茂みの中にバンの親子がいたようで
お母さんがそのバンたちを追い払うのが見えました

巣には

２羽の雛たちしか見えませんが


お母さんは巣の右端のところで

バンたちが来るのを見張っているようでした
実はこのしばらく前に　雛がバンの幼鳥に襲われる場面がありましたので
警戒しているようでした


小さくともカイツブリは素早くて潜れますので
バンやカモなどを追い払うことが出来るようです
水の中の強者のようです



羽バタをして周りを威嚇するお母さんカイツブリと


巣の中でお母さんの帰りを待つ

雛の姿が見えました
早く大きくなってほしいものですね
他の雛が気になります
それでは　また