鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

カンムリ2023 7/10 巣を捨てたAペア もう抱卵は時間切れのようです

2023年07月12日 | カンムリカイツブリ
2023/7/10

まだ巣の中には卵が残っていたA D の両ペアになりますが
大きく予定日を過ぎてしまい 孵化のリミットを越したみたいです
いろいろ原因はあると思うのですが雛が生まれる見込みがなくなってこの日は巣を捨てたAペアを見ることになりました……。

かれこれ抱卵してから38日ほど経ちますのでそのようにプログラミングされているものかと思いました
その事はDペアとて同様で Dペアもまた抱卵を止めたようです

そんなこの日の出来事となりました。



中の橋に到着するといつもの巣にはカンムリの姿は見えず

カルガモの姿がありました
カルガモの足元にはビスケットの姿も見えます

いったい今までずっとあそこにいたカンムリはどうしたのでしょうか……
巣を捨てたのでしょうか…卵は…




暫く辺りを探していたのですが
公園側の C-D 海峡辺りの岸辺にその姿がありました

岸のそばで2羽が休んでいるのですが
この辺りは以前 S-中洲と名前を付けた辺りになり6年前の当時は長い水草で覆われていたものです
今はその水草もなくなってしまいましたが岸辺ではオオバンやカイツブリなどが巣を作っているようです


どうやら以前の巣を捨てこちらにねぐらを求めたようです
以前よりこの辺りを気にしていましたからいずれここへは来る予定だったものと思われます

してみるとまだ孵化していない卵は捨てた模様です
というか孵化の見込みがないので必然的にそうなったものと思われます
残念ですが致し方がありませんね…厳しい現実がそこにはあります


しかし立ち直るのは早いのが自然界の生き物です
そんなことは気にせず生まれた雛を育てるのだと思います
今まで1羽の雛が孵化しましたが あるいはもう1羽いるのかが気になるところ



右にいるのは

オスのA太になり


左に寝ているのが

メスのB子になりますが
どうやらB子の背中には1羽雛が見えおそらく大吉だと思われます




この後ずっとこの2羽を見ていましたが他には雛の姿は確認できず
雛の数はどうやら1羽だけで 結局残りの卵は孵化しなかったようです
抱卵の時間がかれこれ40日近くになりますので仕方のない決断だったのだと思われます
最初は4羽 つい先日は3羽の雛が見られると思ったものですが残念な結果になったようです




彼らの頭の上を

アオサギが飛んで行きますが



B子の方が泳ぎだし向こうへ行きますと




その背中の上には

大吉が首を長く伸ばしているのが見えます






そこへA太もやって来て




2羽で活動を始めるのですが



どうやらこの辺りに

新しい活動の拠点を探しているようです




ここで以前の巣の上を覗くと

カルガモとそのビスケットが見えるのですが
ビスケットの数が気になります 4~5羽になるようですが…








この写真を見ると ビスケットは5羽確認できました
カンムリの捨てたマウンドは 彼らのいい休みどころになります




暫くしてこのビスケット軍団が水の中に漕ぎだしました

お母さんと5羽のビスケットです












横に一直線に並び 沼を行進してゆきます
この後彼らは 土手側の岸の草の中へ消えてゆきます。




再びAペアを覗くと
A太がB子の背中の大吉に




餌を与えているのが見えますが遠いです




背中の大吉の額にはピンクのハトマークがまだ見えますが
近くでないとハートの形には見えませんね




A太はここで橋の近くまでやって来ます







B子はもっと目が大きく赤い虹彩も目立つのですぐにわかるのですが



こちらはやはり




オスのA太になります
ここまで来たA太ですが 橋は渡らずすぐに引き返してゆき







B子のところへ行きます



すると

大吉がB子の背中から降りてきて



今度はA太の










背中に登るようです
ということは抱卵ではありませんが大吉の面倒を見る交替の時間が来たようです



A太の背中には

大吉が見え
B子はどこかへ消えてゆきました。




ここでDペアを覗きに行くのですが

巣のあるところの草の中にはいつものようにカンムリの姿があります



しかしよく見ると

右に見えるのが浮巣になりますが
カンムリは背中に雛を載せたまま横の水の中にいるようです



ということは
もう抱卵はしていないのだと思われます
巣の上にはまだ卵があったはずですが こちらもAペアと同じように時間切れになったようですね



中洲の向こう側を
魚を咥えた

E子の姿が見えます
してみると巣のところにいるのはD作なんだと思われます




E子は

巣のところにやって来て雛に餌を与えたようです



1羽だけ雛が見えますが




こちら側に回り込んだE子も

見えます
雛の姿は1羽しか確認できませんが2羽いることは以前に確認しています



問題は

さらに雛の数が増えているかということになりますが



この状態では

難しい問題です
しかし彼らもまたこの後巣を移動してゆくものかと思われ
今後の観察が課題になります

なんにしてもこの両ペア
とうとう巣を放棄するときがやって来たようです
予定よりも雛の数は少なくなってしまいましたが
天候の影響もあったのかもしれませんし
その辺りは織り込み済みのことなのかもしれません

カンムリの子育ては今第二段階に入ったようです
それでは また

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カンムリ2023 7/8 Aペアの... | トップ | カンムリ2023 7/11 巣を捨... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうだったのか... (85)
2023-07-13 03:06:54
私、てっきり何者かに食べられたのかと思ったよ...Dペアも同じだったとは、雛が孵っても良い時期なのに孵化しない事がわかったので卵を破棄したそうですね。近頃の天候は、暑かったり寒かったりと不安定でしたから、卵の中の雛も命を落としたのかも知れません。

Aペアの雛3羽、Dペアの孵化しなかった雛のご冥福をお祈り致します(合掌)
返信する
残念ですが仕方ありません (おっさん)
2023-07-14 18:09:01
とっくに予定日を過ぎているのに生まれてこないのは
何か原因があったのでしょうね
天候とか抱卵を手抜きしたとかね
しかしこれもまた織り込み済みのことなのかもしれませんね 立ち直りも早いです 気を取り直してしっかり見守ってゆきたいと思います。
返信する

コメントを投稿

カンムリカイツブリ」カテゴリの最新記事