goo blog サービス終了のお知らせ 

少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

我が意を得たり

2018-09-13 | 新しい役所
9月10日のタジケンさんのメルマガより

--------------------------------------------
『落合博満の超野球学』より紹介します。

「私は、2002年の春季キャンプで横浜の臨時コーチを務めたが、
この期間中にノックをする機会があった。

うまくなりたいと必死になっている選手を相手にするわけだから、
こちらも一球一球を真剣に打たなくてはならない。

そんな気構えでノックを始めると、
自分がしっかりとノックを打てなくなっていることに気づかされた。

実は、たとえノックであれ、バットを握って真剣にスイングするのは
現役を退いて以来、すなわち3~4年のプランクがあった。

徐々にバットを握った腕、ボールをトスする腕ともに
思うように上がらなくなり知らず知らずのうちに体勢を崩してバットを振っていた。

こうしてしんどい思いをしたあと、
「最近の若い選手は、今の私のような状態にあるのではないか亅
という思いを強くした。

つまり、バットを振る回数が少なく、
走り込みの減少によって鍛え抜かれていない下半身では、
長時間にわたって正確なスイングを続けるのは困難であるということだ。

ノックという作業では、親切な打球を打ち続けなければならない。
そのためには、選手と同じようにバットを振る体力が必要なのだ。

そう考えると、ノックをすることも
正しいスイングを覚えるためには絶好の練習方法になる。

自分のミートポイントにしっかりとボールをトスし、
それを細工せずに正しい体の使い方で打つ。
これを長時間続けるためには、自分に合ったフォームでなければならない。

振り返れば、現役時代の私も、
春季キャンプではノックをすることで
体やスイングのバランスを整えたという経験がある。

また、スランプに陥った時は、ノックバットを振ってみるのもいい。
ノックバットは長くてヘッドが重いために遠心力が使え、
ヘッドの抜けもいいから、どうもしっくりとこないスイングを修正することができる。

ノックバットを使っていい感触をつかむことで、
スランプから一日も早く抜け出せる可能性も大きいのだ。

また、選手がノックをするという行為には、どこか気分的にリラックスした、
いい意味での遊びの感覚゜がある。
野球に限らず、スポーツや芸術、勉学も含めて何かを吸収していく段階では、
“やらされていること”、また、それによって感じるストレスが最もよくない。

順調に成長することを妨げる大きな要因といっても過言ではない。
リラックスした気分を持続し、自分から意欲的に取り組むためには、
“遊び感覚”を持つことも大切だ。

たとえば野球なら、投手は打撃練習、野手は投球練習をするのが好きという傾向が強い。
それと同じように、ノックをするのは指導者の仕事であり、
それを受けてうまくなるのが選手という常織を逆手にとり、
選手に交代でノッカーをさせてみるのも面白い。

いいスイングができていない選手は、十中八九ノックも下手だ。
指導者は、フリーバッティングでは見落としていた欠点に気づくかもしれないし、
当の選手本人が体の使い方などに疑問を抱くかもしれない。
それがバッティング上達のヒントになる可能性は大きいはずだ。

こうした理由から、自分のバッティングに疑問が生まれたり、
どうも調子が悪いという選手にはノックバットを振ってみることをお勧めしたい。

また、選手からそうした申し出を受けた指導者は、
「おまえがノックをするなんて、なんて生意気な」などという考えは持たず、
ぜひともノックをする姿をじっくりと観察してもらいたい。

最後に、ノックバットは投手寄りの手で持つ人と、捕手寄りの手で持つ人がいるが、
私としてはバットをリードしていく腕、
つまり投手寄りの手にバットを握る方が望ましいと考えている。
腕を交差させるようにして自分のミートポイントにボールを上げ、
投手寄りの手でしっかりとバットをリードする。
これで親切な打球を長時間打ち続けられるようになれば、
理想的なフォームに近づくはずだ」

-------------------------------------------------------
ほら、だから言ったでしょう。
子供にもノックをやらせるべきだって。

随分前にたまたま訪れたブログだったと思うけど、
子供にはノックは絶対にやらせてはダメです。
って書いてあった。
理由は書いてあったかなぁ?
覚えてないから、書いてなかったかも。

過去何回も書いていますが、毎週とは言わないけど、
月一ぐらいで、子供達にもノックさせた方が良いと思う。

打てない子は、タイミングが合わないのが最大の原因。
素振りするより、ノックでタイミングを掴む練習に成ると思うけど。

因みに私は、捕手寄りの手で持ちます。
逆は出来ないんだよなぁ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする