トランプ米大統領 WHOへ拠出金を停止

アメリカ合衆国トランプ米大統領は現地時間４月14日の会見で、新型コロナウイルス
（COVID-19）をめぐる世界保健機関（WHO）の対応を検証するまでの間、拠出金を停
止するよう指示したことを明らかにしました。

トランプ大統領はこの会見で、「WHOは情報共有や基本的な任務に失敗した」とし、
「WHOの過ちで非常に多くの死が引き起こされた」と強く非難しています。
大統領はWHOの対応について「中国中心だ」と強く非難し、拠出金の停止を警告して
いました。アメリカ合衆国が今年１月、中国からの渡航者へ制限を実施した際にも
WHOからの懸念を示したことを理由に挙げています。

アメリカ合衆国は国別で最高金額、中国の１０倍以上をWHOへ拠出しています。
拠出金額については、その国の経済力の違いがあり仕方ないと思っています｡
トランプ大統領はWHOに対し、大きな不満を抱えている様です。
私も個人的に、部分的に賛同できます・・・・

１，新型コロナウイルス（COVID-19）感染症がまだ初動の段階で、全世界的にはパン
　　デミックの認識を持っていたにも関わらずＷＨＯは完全にこれを否定していた。
２，世界的な流行の兆しがあったにも関わらず、主要な国々の首脳陣（主要２０か国）
　　などへの提言など行わなかった。
３，感染症が最初に発生した中国湖北省（武漢市）では、新型コロナウイルスに感染
　　していても無症状（発熱・咳き）が無い場合は感染数に含めていない。
　　（世界の統計として発表される数字は、意味をなさないものになっている。）

トランプ大統領は現在まで、約３年３ケ月間アメリカ大統領として任務しています。
ＴＴＰ（環太平洋パートナーシップ）からの離脱、パリ協定（地球温暖化対策）からの
離脱、イスラエルのアメリカ大使館エルサレムへの移転・・・・ｅｔｃ
どれをとってみても「アメリカ史上最低の大統領」と私は思っていました。

しかし今回の大統領の発言は、大変素晴らしいと思います。
ただし、このタイミングで実行することじゃ無いとも思います。
新型コロナウイルス（COVID-19）の新規感染者数が、一段落するまで待つべきです。
現在のテドロス・アダノム 事務局長が自らの責任を認め、一刻も早く退陣してほしい
と願っています。万が一、現在の執行部が退陣に応じなければ最終的手段として、
拠出金を凍 結すべきとも思えます。
その時は、我が国を含め・・・・
的外れな指摘と他人事（評論家）の様なコメント、更に明らかに中国寄りの姿勢に
終始するWHOには改善されるまで日本も保留が良いと思います。

拠出するお金があるのであれば、それこそ今回のウイルス騒動で被害を受けた
国民への給付へ回してほしいです。
それとて、我々 ”国民からの税金” から拠出される訳ですから・・・・

新型コロナウイルスが制圧された後、WHOの存在意義や在り方などを世界中から
問われることになると思いますが。

＝追記＝（２０２０年４月２２日１１：４０ａｍ）
ＷＨＯは全世界の人類にとって、絶対に必要な国際機関です。
ただし、テドロス事務局長を含め腐った執行部は全員排除すべきと思います。
新型コロナウイルスとの戦いが終息するタイミングで、ＷＨＯ内のウイルスを
退治する必要があるでしょう。