動物とおっちゃんの日常風景

喘息・椎間板ヘルニア・胃食道逆流症・過敏性腸症候群。しかし、動物や私的な病気どころではなくなってきたこの国の将来。

大腸ポリープ

2011年11月28日 | 病気
2か月前に大腸の内視鏡で見つかったポリープの切除をしてもらった。
朝一でクリニックへ、下剤をもらいに・・・。

2リットルは多いが、しかたない。
昼前にクリニックへ。

左の手首の静脈にカテーテルがなかなか入らない。
寒さと脱水で静脈がコラプスだ。

採血は右腕からだった。
台に横になってすぐに始まった・・・。

しかし、何にも覚えていないし、痛くも痒くも・・・?
麻酔で寝ている間に終わってしまった。

先に取ったレントゲンの右肺に白い丸いものが・・・?
「血管が重複して映っている可能性もありますが、ねんのため、次回にCTを撮りましょう。」

空腹時の胃の痛みを訴えたら、CTの時に胃カメラをしましょう。」
胃カメラもいやだな・・・。

肺の白いのは何でもありませんように。

親友

2011年11月26日 | 病気
入院してる親友と電話で話しをした。
肺がんで肝臓に転移があり、背骨の転移も見つかった。

抗癌剤の点滴は2回目でドクターストップ。
今は経口投与の抗癌剤を2回目が済んだとこだ。

声は元気がない。
熱が1週間続いてる。
肺炎からきてるらしい。

「死ぬことがわかってて、こんな状態で入院してても辛いばっかりや。」
「こんなことやったら、入院も抗癌剤もやらんと、いつも通りの生活を続けてたらよかった。」とも。
「辛い治療で身体がボロボロになって、カネも使って、嫁にも辛い想いをさせて・・・。」

「・・・。」

返答ができないでいた。

余命宣告をされて、抗癌剤やら入院やらで2年間生きた人もいる。
が、抗がん剤治療を完全に断って、いつも通りの生活をし続けて亡くなることはどうなんだろう?
いずれ、痛みが来て苦しむのだろうが、家にいていつも通りの生活があれば、他に何が必要だろう?

彼にとって、タバコと酒とギャンブルは人生そのものだったはずだ・・・。
そのうち、酒はよしたとしたも、酒とギャンブルといつも通りの生活があれば・・・。
仕事はもうできないだろう。

癌の本人への告知は今では当たり前だが・・・。
本当に、告知は必要だろうか?
告知せずに、本人には黙っているか、告知して本人に治療の選択をしてもらう。

生きるということは何だろう?
死ぬということは何だろう?

病院で一日中テレビを観て、仕事もせずに、点滴だの検温だの、検査だの・・・。
これで生きてると言えるだろうか?

かれにとって「生きる」とは「タバコを吸うこと」と「ギャンブルに行く」ことではないのか?
勿論、かれにとって仕事はメインだ。

癌さえ治るなら、タバコも酒もギャンブルも断って仕事に専念するだろか?
しかし、この癌を完治させるのは不可能に近い・・・。
いや、「酒のない、タバコのない、ギャンブルのない人生は人生ではない」と言うだろう。

どうすればいいのだろう?
彼も、奥さんも、僕も分からない。

ただ、今の彼の心境は、「早く、家に帰りたい。」だろう。

イヌの急死

2011年11月25日 | 病気
まだ4歳のイヌが死んだ。
人が家に来ても吠えない優しいイヌだった。

先週の金曜日に元気がないということで来院した。
血液検査で重度の腎不全が判明した。
急遽、点滴を開始した。

本当は3日間くらいは点滴を続けたかったが、翌日は大阪行きだった・・・。
しかたなく、「点滴は続けた方がいいから、点滴の静脈カテーテルは外さない方がいいかも。
明日も他の病院で点滴をしてもらえばいいからね。」

しかし、飼主は、「先生のところで診てもらえないなら、もう他へ連れていく気はないから・・・。」
それで、点滴のカテーテルを抜いて帰った。

2日後の月曜日に電話したら、「おかげで元気になりました。」
ほっと安心していてのだが、昨日、「急にまた元気がなくなった。」

今回の血液検査では、もう助からない値だった。
体温も33度しかない。

腎臓だけではなく、肝臓の値も重篤だった。
点滴を初めてすぐに、容態が悪化した。

もっと早く点滴を続けていればと悔やんだが・・・。
今回、連れて来る前に電話で、「先生、いくらくらいかかる?」
料金を心配しての電話だった。

血液検査やら点滴やら・・・。
3日間の入院と点滴でこれくらいと提案してみた。

結局は、診断がつかない間に亡くなってしまった。

空しいが・・・、飼主は料金が思ったより安かったので少しは安心したようだった。
検査にかかった費用は随分とおまけした。

亡くなった子にまで料金を規定通りに頂くわけにはいかない。
山に埋めるというから、せめてお庭に埋けてあげてと頼んだ。

学会、いや同窓会と親友の病気見舞いに行かないでこの子の点滴を続けるべきだったのか・・・?
後悔してみても始まらない。

親友

2011年11月21日 | 病気
癌で入院してる親友を見舞う。
朝は大津の姉の家から彩都西駅まで行く予定が朝寝坊してしまった。
結局、親友の病院へ着いたのが昼過ぎだった。

駅の改札で病院までの道を聞こうと駅員さんのいる中を覗いていたら、親友の奥さんに声をかけられた。
なんのことはない、同じ電車に乗っていたみたいだ。

一緒に病院へ向かう。
比較的新しい病院だ。

4階の病室に入ると、親友はソファーに座ってテレビを観ていた。
頭には薄手のニット帽。

痩せていた。
目だけがギョロッとこちらを向いた。
お腹が痛いといって痛みどめの注射を点滴で入れていた。

お母さんやらその友達やら、中学校時代の教師仲間が見舞いにきた。
夕方5時を過ぎる頃にはみなが帰った。

その後、二人で外へ出た。
親友はタバコを立て続けに2本吸った。
ハイライトを・・・。

東京にいた頃の話やら昔の話を何故かした。
明日の話をする気にはなれなかった。

しばらくして、奥さんも加わった。
親友の手にタバコがあるのを見つかった。

「もういいよ。吸っても。」と奥さんの顔が言っていた。

30分くらいで病室に戻った。
時間が迫っていた。電車の時間が・・・。

「また来るから・・・。」と親友の手を握った。
握手という感じではなかった。
ベッドに横になってる親友の顔には涙が・・・。

彼の涙を初めて見た。
強い男だった。
いつも僕を励ましてくれた。
僕にとって彼は誇りだった。
議員になった僕の親友が誇りだった。

クリスマスまでには家に帰りたいと言った親友の言葉が耳から消えない。
正確には「12月25日までには・・・」と言ったのだが。

それは「クリスマス」というよりは「年末は家にいてお正月は家で迎えたい」ということなのだろう。
来月にはまた会いに来ようと心の中で誓った。

同窓会

2011年11月21日 | 日記
中学の同窓会が大阪であった。
45年ぶりだった。
久しぶりに会った友、訃報を聞いた友、親の介護にあけくれる友、自身が病気の友。
年を重ねるとどうしても暗い話になるが・・・。

同級生同士で2年前に結婚した級友もいた。
女性は再婚で、男は初婚だ。
男は親の介護で結婚どころではなかったらしい。
この年で結婚とは、拍手を送りたい。

2年の時の友でめちゃ懐かしい橋爪君に会った。
昔に比べて顔が丸かった。
冗談で「貫禄が出たね。」て言ったら、
甲状腺の癌の手術をして、今は「うつ」の薬の副作用で顔が丸いんだとか・・・。

みんな頑張ってる。
僕も頑張らなあかん。

フィッシング

2011年11月18日 | 日記
ブログを更新しようといくら開こうとしても、出来なかった。
開こうとすると、「フィッシング予防にIDとPWを変更しろ」という文言が・・・。

つられて変更したら、これが厄介なことに・・・。
なんとか、ここにたどり着いた。

が、しかし、変更したIDはどうなったんだろうか?
???

よくわからないままだ・・・。

PCは難しい。

卵巣のう腫

2011年11月12日 | 動物
12歳になる雑種の犬が来た。
皮膚癌があるということで・・・。

12才でメスで避妊手術をしていない・・・。
やっぱり乳腺腫瘍だった。

大きいのは1つで直径3センチはある。
弾けて膿が出ている。
あとは小さいのが多数・・・。

予後のこともあるので、大きいのだけを取ることに・・・。
血液検査で、低血糖が・・・?

お腹を触ると、「ムム・・・?」
大きなしこりが・・・。

血糖値も低く良くない状態だが、乳腺腫瘍よりも、この腹腔内の塊の切除が先決だと飼主に告げる。
レントゲンでも超音波でも、これが何なのかは判断がつかない。

開けて驚き。
右の卵巣がパンパンに・・・。
腎臓の傍にくっついている・・・。

左の卵巣も大きくなっていた。
ゆっくり丁寧に剥がして、両卵巣と子宮を摘出。

なんとか腫瘍化した乳腺も取った。

翌日になって、食欲が出てきた。

これは結果論だが、あの塊が他の臓器の腫瘍だったらと思うとゾッとする。

術中はやはりドキドキでストレスが一気に頭に悪影響だ。

iPhone4S

2011年11月11日 | 日記
iPhoneには最初から入っているアプリがある。
その中に、株式のアプリがある。
消したうと思って問い合わせたが。無理だという。

株は嫌いだ。
株はギャンブルだと思うから。

儲かるかどうかを予測して売買するのはギャンブルだろう。

若者が手にしたiPhoneに最初から「株」のアプリが入っていて、これを消せないとは・・・?
ここまで強制されたくないが・・・。

もうiPhoneは止めて元通りのケイタイに戻すのは早まった行為だろうか?
選択の余地がないというのはいかがなものだろう?

猫も杓子もマネーゲームとは・・・。
毒されたくない。

TPP

2011年11月11日 | 日記
やっぱりTPPには参加を表明した野田総理・・・。
一日待ったのは何故だろう?
まったく意味がない?

オレンジや牛肉の輸入自由化で誰が得をしたのだろうか?

大規模農場で栽培、いや製造された農薬・化学肥料バンバンの野菜や果物。
それにホルモン投与の肉までが、堰をきったように日本になだれ込むことは明白だろう。

消費者は安い方へ向いている。
安全な食物は国民の口にはもう入らない。

それに加えて円高で輸出が低迷している。
安くて汚いものがドンドン輸入され、品質の良い物は中国の模倣品にシェアーを奪われ・・・。

関税を無くしてフェアーにするというが、これほどアンフェアーな貿易は前代未聞では・・・?

日本の農林水産業は経団連とそれの取り巻き連中のカネの亡者の前に再起不能になるだろう。

若者が第一次産業にそっぽを向くのは誰のせいだろうか?
政策が経済優先のなったのはいつからだろう?

コレステロール

2011年11月08日 | 病気
腹痛でかかりつけの内科の先生に診てもらった。
腹痛を訴えてもいつも通りの薬を処方されるだけ・・・。

2か月前の大腸の内視鏡検査で発見したポリープを切除するのにまた大腸内視鏡の日を予約。
この先生は1回の内視鏡でポリープを切除しない。

で、前回の血液検査の結果。
コレステロールの値が新記録だった。

なんと295だ。
悪玉も200超えで正常値の2倍・・・。

隣の薬局で「松寿山」という漢方薬を勧められて買ってみた。
1ヶ月後に検査してみて下がっていればいいのだが・・・。

この「松寿山」に臭いには覚えがある・・・。
薬局に入るとこの臭いがするのだ。

とにかく続けてみよう。

腹痛

2011年11月08日 | 病気
どうも腹痛が治らない。

空腹時や食べた後にヘソの左側が痛む。
激痛でもないし、そのうちに気にならなくなる・・・。
トイレへ行くと治ることも・・・。

癌の闘病記のあるブログには、腹痛があっても、「様子を見ましょう」とのことで・・・。
半年後に同じ症状で、精密検査で、「あなたは癌です。もっと早ければ治療法もあったのですが・・・。」
「・・・。」

やっぱりこれも過敏性腸症候群のうちのひとつか?
激しい下痢や便秘がないのでまだいい。


余命

2011年11月05日 | 病気
親友の奥さんからメールが入った。

主治医との話で、親友の肝臓は委縮していて、肝機能は良くない・・・。
そのせいで、抗癌剤がきつい。この肝臓の状態ではイレッサも使えないとのこと。

このままでは余命は半年くらいだと宣告されたという。
親友本人にはまだ告げていない。

昨日はそれでもリンゴを4分の1くらいは食べたという。
食欲が出てきて気分がよくなればいいが・・・。

肝臓の不具合でまた腹水が溜まってお腹がパンパンらしい。
今回は注射では腹水を抜かないのだそうな。

いきなり余命宣告とは僕もきつかった。
奥さんは随分と動揺していた。

本人もうすうすとは感づいているのだろうが、はっきりと本人の耳に伝わると・・・。
これだけは代わってやれないもどかしさがある。

IPhone4S

2011年11月04日 | 日記
どうもiPhone4Sの通話時の相手の声がおかしい。
水の中でしゃべっているみたいで、違和感。

iPhoneでない人からの電話では今まで通りの声だったような気がするのだが、気のせいか?
着信の名前の文字が大きいのは助かる。

だが、やっぱりiPhoneはネット検索やアプリ以外の通話には向かないのかもしれない。
結論を出すのはまだ早いようだが・・・。

昨日はiPhone4S用のケースをケーズデンキで買った。
ソフトバンクでは4S用のケースはまだ売っていないとのことだったが・・・?

充電用の差し込み口に蓋が無くて心配だ。
ソフトバンクの担当者は「日本人は気にするがアメリカでは何の問題もないのです。」
「・・・?」

そこに蓋の付いたケースを買った。
シリコン製で滑りにくくて触りごこちも良い。

iPhone4S

2011年11月03日 | 日記
妻と一緒に注文してあったiPhone4Sが来た。
今までのケイタイに比べてズシリと重い。
でも使い勝手はいいようだ。
Steve Jobsさん有難う。

一緒に表面に貼る透明シールを二つ買った。
あとで知ったのだが、1部に2枚ずつ入っていた。
2部買う必要はなかったのに・・・。

2部で1780x2円したのだ。
何故、1部で二人分ありますよって言ってくれなかったのか?
後の祭りだが、納得がいかない。

iPhone4Sのケースもまだ発売されていないとのことだったが・・・。
今日、ケーズデンキへ行ったら、なんと何種類も売っているではないか!!!
そのうちの一つを買ったら、なんと透明シールも付いているではないか!
唖然!
しかも、シールつきで1280円の5%割引で安かった。

イレッサ

2011年11月03日 | 病気
親友から朝早くに電話が入った。
7時10分くらい前だった。
今日は休診日で朝寝坊を決め込んでいたが・・・。

親友の声はかすれてか弱かった。
抗癌剤のせいで1週間眠れていないという。
こんな弱気な声を聞くのは初めてだった。

もう死ぬ思いのする抗がん剤は拒否すると言った。

主治医からは「イレッサ」を勧められたという。
危険性を十分インフォームされた上で・・・。

一人で決断するのは決心が揺らぐのだろう。
正直、喫煙者への「イレッサ」投与は危険だという報告もある。

何%に間質性肺炎が起こって、何%が死ぬと親友は詳しい%を言った。
イレッサについては親友もかなり勉強しているようだ。
訴訟中であることも知っていた。

それに加えて、親友の兄が急に入院して膵臓癌が見つかったという。
「・・・。」
言葉が続かなかった・・・。

何と励ましていいのか、何と返答していいのか?

親友の肺癌は「非小細胞性」の腺癌という組織病理の結果が出ている。
腺癌ならば、イレッサも効くのかもしれない。

だが、喫煙者の肺癌はほとんどが小細胞性でイレッサの効果はあるのだろうか?
喫煙者にはイレッサは危険ではないのだろうか?

わからないまま時が過ぎていく。

親友は確実に決断を迫られている。