動物とおっちゃんの日常風景

喘息・椎間板ヘルニア・胃食道逆流症・過敏性腸症候群。しかし、動物や私的な病気どころではなくなってきたこの国の将来。

口内炎

2013年04月30日 | 病気
舌炎が未だに治らない・・・。
最近は舌のみならず上口蓋までがヒリヒリする。

唾液の分泌不足か?それとも義歯が当たってるのか?
上の義歯も下の義歯も外側はセラミックで白いのだが裏側は両方とも金属だ。
この金属に舌と口内粘膜が反応しているのだろうか?

明後日は口腔外科の再診だ。
はたして、診断は?

熱いものや冷たいもの、辛いものも避けてみたが・・・。
オリーブオイルを生で食べることも止めてみたが結果は同じだ。

わからない。他人事の医者はもっと解らないだろうな。

下痢

2013年04月22日 | 病気
先週の火曜日から下痢だ。
金曜日にはたまらずに、かかりつけの内科へ。

今日に至っても完治していない。
便の回数は少なくなったのだが、薬のせいで胸焼けが激しい。

胃酸分泌を抑える薬は下痢を引き起こすから、どうすればいいのか?

下痢を取るか、胸焼けを取るか?

明日は大腸の内視鏡検査で、朝から仕事をしながら下剤を大量に飲まないといけないのだ。
このまま下痢の延長で検査に望むことになりそうだが・・・。

動物病院はこの二ヶ月余りが一年中で一番忙しい時期。
この時期の病気はこたえる。



舌炎

2013年04月22日 | 病気
舌炎が治らず、歯医者さんで診てもらった。
消毒液を処方されて様子見。

改善せず、耳鼻咽喉科で診てもらった。
義歯が原因かもしれないと言ったら、ものの1分もたたないうちに、診察終り。
カンジダのためにフロリード軟膏を処方。

改善せず、また歯医者さんに戻った。
近くの口腔外科に紹介状を書いてくれた。

口腔外科では違う消毒液とステロイド軟膏を処方。

これの繰り返しだ・・・。

ネットで調べたら、どうも僕の症状は「ドライマウス」らしいことがわかった。
最近は、朝起きぬけに口が渇いたり、就寝時に眼がゴロゴロすることがある。
これは「ドライアイ」か?

ネットでは、僕の舌に出来た亀裂は「裂紋舌」というらしい。
「シェーグレン症候群」という自己免疫疾患の難病らしい。

しかし、胃酸を抑える薬や抗ヒスタミン剤やら、腺分泌を抑える薬を半ば常用している。
そのせいで、腺分泌、特に涙や唾液の分泌が少なくなるのだろうか?

舌を診て診断できる名医はいないものか?


真珠婚

2013年04月15日 | 日記
今日は結婚30周年記念日だ。
思えば早いものだ。

ささやかな結婚式は訳あって、妻側の親戚が何人か出席してくれた。
一緒に住み始めてから二ヵ月後に入籍し、そのまた二ヵ月後に結婚した。

昨日は東京ディズニーランドの30周年記念日だったらしい。
とすれば、僕達は東京ディズニーランドの開園の翌日に結婚したことになる。

それで、今日はダックスの乳腺腫瘍、つまりは乳がんの手術だ。

僕はあまり乗り気ではなかった。
案の定、麻酔が効いて毛刈りが済んで、皮膚を切開し始めたときだった。
呼吸がおかしい?心音も微弱だ・・・。

手術は中断した。
僕は切り出した。「もう止めようよ。」
しかし、乳がんを切らずにいると結果は目に見えている。

なんとか、切り抜けて手術は無事に済んだのだが、手術を止める止めないで妻と大喧嘩。
結局は、続けてうまくいったのだが・・・。

時間との勝負で一番大きな腫瘍と2乳腺を切除。

手術は無事に終わってダックスちゃんも無事に目を醒ましてくれた。

大事な結婚記念日に大喧嘩とは・・・!

この手術での反省点は皮膚の切開に電気メスを使ったことだ。
やはり、電気メスは心臓に負担がかかることが確認された。

過去に、同じような経験を何度かしている。
しかし、超音波メスでは皮膚の切開はできない。

でも開腹手術でなくてホッとした。
開腹手術中にこんなことがおきたら、きっと続行はできないだろう。




獣医の鬱

2013年04月14日 | 病気
来週は火曜日にダックスの乳腺腫瘍の手術だ。
また憂鬱になる。

そのダックスは前から避妊手術を勧めていたのだが・・・。
ダックスを連れてきたのは娘さんだ。
昔、友達のイヌが避妊手術か何かの手術で死んだらしい。
それから、麻酔する手術には踏み切れないのだそうな。

このダックスさんは超肥満。
腹腔内の脂肪が横隔膜を圧迫していて心臓に負担がかかっている。
全身麻酔が怖い・・・。

誰が?
主治医であるこの私が怖い。
腫瘍でも乳腺腫瘍の摘出手術は思ったよりも時間がかかる。

ダックスの乳腺手術の最中に心肺停止を経験しているので、嫌な予感がよぎる。

金曜日はフレンチブルの避妊手術だ。
この子も肥満だ。

フレンチブルは最近人気の犬種だが、獣医泣かせの犬種。
短頭種といって、手術が終わって気管チューブを抜いた途端に口蓋が気管の入り口を圧迫して窒息・・・。

考えただけでゾッとする。

テレビで、有名な脳外科医が言っていた言葉。
「僕らは無理して手術をしなくてもいいんですよ。危ないんなら。手術をして後遺症が残ったら僕らのせいにされるんですから。でも、手術をしなかったらこの子は確実に死にますよ。」
「手術にふみきっても怖いんです。」

ななんと正直な医者だ・・・。

避妊手術でも、しばらくやらないと手順を忘れてしまう。
どんなに、複雑な手術でも、緊急事態は予測できない。
言い換えれば、前もっていくら手順を考えてみても、本番で体が動くかどうかで決まる。

怖いのは予測できない事態が必ず起きるということだ。

ネコの避妊手術だって、100回やったら、大きさも形も100通りだ。

手術はたいてい二人でやる。三人がベターだが、経費と場所の都合で二人が普通だ。
一人が主治医でもう一人は助手だ。

この助手が大変。
麻酔も担当する。

滅菌した手で助手をしながら、緊急事態では麻酔器を操作する。
呼吸が止まれば、麻酔バッグをペコペコ。

呼吸が止まると酸素が入らないどころか、吸入麻酔剤も入らない。
つまり、麻酔から醒めてくるのだ、酸欠よりもこの方が怖い。
動物が麻酔から醒めると暴れ始める。

開腹手術中なら、腸や肝臓や脾臓が飛び出してくる。
苦しさのあまり気管チューブが抜けはじめる。
チューブが抜けたら、それこそ安全な手術は続行できない。

チューブの代わりにマスクを動物の口にあてがい、うまく麻酔が効いてくれれば幸いだ。
マスクでは麻酔薬も酸素も確実には入らない。

助手がなんとか時間をかせいでくれれば、その間に腹膜と皮膚を縫合だ。

心肺停止までもないにしても、モニターに異常が現れたとしよう。
2分以内に麻酔から醒めることが必要だ。
しかし、腹膜と皮膚を2分で縫合は不可能だ。

ああ、考えただけでゾッとする。

外科手術はいつも綱渡りのよう。





舌炎

2013年04月14日 | 病気
舌のしびれが再発した。
なんのことはない、全然治ってなかった。

思えば、ちょっと前に前歯を治した。
上の前歯は差し歯だ。

30年ほど前、学生時代に前歯の間が虫歯になって、大きく黒く穴があいてしまった。
歯医者に行って診てもらったら、治しようがないので、両方の歯を差し歯にするという。

安物は2000円からあるが、すぐ取れてしまうのだという。
しかたがない、両方で11万円もする差し歯に決めた。

就職が決まっていたので、運転免許を取ろうと貯めていた貯金がごっそりなくなった。

それから30年あまり、いや、正確には34年間は酷使した歯だ。
11万円でも、34年間で割ると一年間で3000円余り・・・。
安いか?

その歯は丈夫なのだが、高齢になるにつれて歯茎が後退してきて、黒い金属の支柱がむき出しになってきた・・・。
それを治してもらった。

その前に、下の前歯の治療もした。
これはブリッジだが、裏側はよく見ると金属がむき出しになっている。
その金属部にどうやら舌がいつも触れているような・・・?

これが原因ならどうしよう?
とにかく、歯医者さんに診てもらうしかない。

犬の認知症

2013年04月10日 | 動物
我が家の老犬のミクの夜鳴きが始まって久しい。
最近は安定剤も効かないことが多い。

昨夜は安定剤をやめて関節炎の痛み止めを処方したら、なんとひ一晩中静かだった。
夜鳴きの一因は関節の痛みだったのか?

犬は口をきかないから難しいのだが、のこの事実は獣医としての怠慢だ。

それでもお散歩は大好きだから、認知症と診断は誤診だったのか?

よくわからないが、僕ももっと勉強が必要だ。

犬の認知症

2013年04月08日 | 動物
我が家の愛犬、外犬のミクちゃんは3年ほど前から認知症が発現しだした。

最初は夜鳴きから始まって、散歩に行くと、側溝にはまっても這い上がって来れなくなった。
最近では、後肢の関節炎がひどくなって歩くのもたどたどしい。
それでも、散歩は大好きだ。

以前ほどは引っ張らなくなったが、道の真ん中でウンチをするのには閉口する。
先週辺りから夜鳴きが酷い。

安定剤を投与してもあまり効き目はない。

昨夜は、いつもよりも大きな声で鳴いた。
眠れなくて深夜3時頃に「また、ミクちゃんがうるさい。」
と妻に言ったら、「あれはミクちゃんの声ではないよ。」と返答?

そういえば昨日までの声に比べて大きい?
外に出て見て驚いた。

近所の犬だ・・・。
鎖ごと引いて来て、ミクの傍で鎖が木の枝に引っかかって動けなくなっていた。
やっとこさ、鎖を解いて、家まで連れて行った。こんな時間には飼主も寝ているだろう。
フェンスに鎖をくくり付けて帰った。

帰りに、夜空を仰いだら、なんと綺麗な星空だろうか!!!

こんな時間に道を歩いたことはないし、夜空を仰いだこともない。

61年生きてきて、こんな綺麗な星空はあるとは気がつかなかった。
ミクちゃんに感謝。

舌のシビレ

2013年04月07日 | 病気
二週間ほど前から舌の先左の上がヒリヒリと痛い。痺れてるようだ。

上の前歯は両方ともセラミックの差し歯を先月入れた。
下の、前歯は左がブリッジでこれもセラミックで、先々月入れたとこだ。

舌の異常を歯医者に言ったら、消毒用のうがい薬をくれた。
耳鼻咽喉科で診てもらったら、カンジダの軟膏フロリードをくれた。
両方ともあんまり効果がないような?

今日からは、上の硬口蓋にも麻痺のような痺れが広がった。
年のせいで、唾液が少なくなったのだろうか?
喘息の吸入ステロイドのせいでカンジダが悪さをしているのだろうか?

舌の痺れは不気味だ。

一票の格差

2013年04月05日 | 日記
都市部と地方では一票の格差があるという。
それにむけて、この格差は違憲だという裁判所の決定が出た。

???

これはどうだろうか?
確かに、一人一人に投票権があって、その重みは平等であるべきだ。

が、しかし、この格差を是正すると、人口が集中している都市部に票が集まり、かえって不平等が起きるのでは?

都市部でジャブジャブ使う電気が足りなくなって、国会で大勢を占める都市部選出の議員が、「やっぱり地方に原発が必要だ。」などど言い始めることは時間の問題だろう。

格差とはいったい何だろう?

人間は生まれながらにして不平等だと思うが・・・。

人ひとりの命は地球より重いと言った首相がいたが。

その同じ地球上で、飢えで苦しむ子供たちがいる。
100円あれば何日も食べられるのに、
一方で、数万円いや数十万円もするブランド品を買い漁る民がいる。

一票の格差のために弁護士やら裁判官やらが戦うのが滑稽だ。

どうでもいいことにやっきになっているような気がしてならない。