動物とおっちゃんの日常風景

喘息・椎間板ヘルニア・胃食道逆流症・過敏性腸症候群。しかし、動物や私的な病気どころではなくなってきたこの国の将来。

獣医療

2010年04月19日 | 動物
獣医療は「医療」の中にはまだない。

すごくネコを可愛がってる飼主さんがいる。
いつも、ちょっとしたことで飼いネコを連れて来られる。
娘さんと両親とで。

ある日、違うネコを連れて来られた。
「あれ、いつものミーちゃんじゃないよね?」
「そうなの、これは外猫で、風邪をひいてるみたい。」
娘さんはどういうわけか今回は一緒じゃなかった?

「ネコの風邪は治りにくいです。インターフェロンという高い薬を使いましょうか?」
「いやいや、これは外ネコだから、お金をかけたくないんだ。」

獣医療が「医療」になれない理由。
いくら「家族の一員です」といっても・・・。

イヌの登録は役場の環境課、つまりは「ゴミ」と同じ課。

所詮は、僕らの仕事はオプションです。

また、牛や豚の大動物の獣医に戻りたくなった。
最初から食物としての家畜だったら、諦めもつく。

こんなことばっかり、考えてるから「うつ」になるのかも・・・?

ネコの避妊

2010年04月19日 | 動物
明らかに妊娠してるネコの避妊手術を頼まれた。
お腹を手で握ると子猫の頭が触る。

ここまで大きいと避妊手術はできません、と断った。
「お願い」「できません」「お願い」「できません」
「じゃあ、いいよ、生まれたら川に流すから。」

肺呼吸が始まって川でおぼれるとどうなる?
苦しみながら死ぬことになる。

苦渋の決断。
もう、「動物病院」の看板を揚げる自信がなくなった。

何年か前にも同じようなことが・・・。

妊娠してるネコを連れてきたおじいさん。
「避妊してくれないんだったら、いいよ、埋めちゃうから。」
「・・・。」

避妊手術しないかわりに、生まれて40日たったら、ここへ連れてきてと頼んだ。
その通りに可愛い子猫を4つ連れてきた。
その子たちの里親をさがすのにホトホト疲れ果てた経験がある。
何日も何日も病院の待合室に置いておいたが・・・。
「まー、可愛い」「まー、可愛い」
しかし、誰も貰ってくれない。

獣医診療が「医療」になったら、僕は真っ先に有罪だ。

避妊手術で開腹してから妊娠に気がつくこともある。
まだ小さくてピンポン玉くらいなら、しかたがないが・・・。

いつになったら、ネコに子供が生まれて、喜べる時代がくるのだろうか。


うつ

2010年04月19日 | 病気
昨夜は休息の成果かどうか、気分は良く床についた。

寝る前に抗うつ剤を半分飲んで寝た。
抗うつ剤を切れなくなったときの自分が怖くて、半分に割って飲んだ。

先生に叱られるかもしれないが・・・。
安定剤でよく眠れるので、今晩も安定剤は1錠で抗うつ剤は半分にしよう。

朝一番で親友から電話。
「声が落ち込んでるな」て気付かれてしまった。
「あほ、抗うつ剤なんか飲み始めたら顔つきが変わってしまうで。」
と、言われ、昨夜は半分にして良かったと思った。

しかし、本当にこれでいいのだろうか?

帰宅後に姉から電話。
「軽いうつ病やったら私の周りにも大勢いるで、皆治ってはる。」

皆、励ましてくれるのは有り難いのだが・・・。

昼間、長男からの電話でも、「お父さん、今度のゴールデンウィークに家族皆で温泉にでも行こうよ。」て電話があった。
本当は、あまり乗り気ではないのだが、それまでには治さないとね。