あややのやすらぎ 『蛇螺蛇螺日記』

平成の歌姫、松浦亜弥さんについて文字通り蛇螺蛇螺(だらだら)と綴る日記帳です。

『ダブル レインボウ』

2007年10月15日 | 松浦亜弥
アルバムタイトル由来となる代表的な一曲。
ピアノ伴奏の亜弥さんの歌声のみで味わってみたい曲です。
「アーティスト」なら誰もが普段から感じている日常の感情を歌った曲
と私は解釈しています。
まさしく一人のプロの歌い手、アーティストとして開花した亜弥さんも
日々思い悩み、常に成長し続けるために苦しみもがく姿。

絵描きにとって「完成の最後の一筆」とはどんなものなのか。

ものを創造する人にとって永遠の課題となるべきこの命題。

「その時のベスト」はあっても、その作品の「ベスト」とはどんなものに
なるのか…

セルビアを旅して、青い絵の具を一筆加え、
「これで完成」とつぶやくけれども
心ではまだ描ききれてはいない…

そんな自信もなく、誰もそばにいない時でも
寄り添うようにしていつも応援してくれる、声をかけてくれる
存在がある…

 私にはとてもわからないけど
 「それでいいんだ」と言ってくれる
 私には心に もうすぐ完成する
 大切な絵が ある

アーティスト・松浦亜弥にとってこれからも永遠のテーマとなり
続けるこの課題、感情。。
このアルバムで最も表現したかった、訴えたかったテーマが見える
この曲。。だからこそ今回のツアーのテーマでもあるのでしょう。
聴いてくれるファンとともに成長し続けるアーティストとしてのこれからの
松浦亜弥の活躍に期待。
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『ソウルメイト』

2007年10月15日 | 松浦亜弥
今回このアルバム中で私的に最もインパクトのあった曲が実はこの
「ソウルメイト」。亜弥さんの一番好きそうな音域で作られていて、
やはり歌声にもそれ相当の伸びがあって非常に気持ち良い。。
詩の内容も亜弥さんの「今」を等身大のまま表現するような、最も共感を
覚えながらそれを歌声に乗せる事ができるように言葉を選んでいる
ように思われる…親友であるミキティ(藤本美貴さん)とのやりとりや
会話が見えてくるようなそんな感覚。B型だから…と誰もが思い当たる
節を想像しつつ、亜弥さんもそれを意識して歌声に乗せていて、実際
歌うには少しややこしいリズムながらもリラックスして歌っているのを
聴くから、気持ち良い・心地良いのだろう…
そこでこの曲の作者を調べてみたら、これがまた興味深い。

作詞 大友民男氏
作曲 安岡洋一郎氏
http://www.globe-eb.com/creator/index.php?p=creator&c=yasuoka

何と、新進の作家集団というか、かなりの語弊を承知で言うと
「早い旨いの作品請負会社」製と言えるのか…

つんくworkから全く離れた作品、ということで私も「いろんな期待」を
かけていたこのアルバム。「いろんな意味」で面白い(interesting)です。
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