音次郎の夏炉冬扇

思ふこと考えること感じることを、徒然なるままに綴ります。

朝青龍が本場所復帰

2008-01-13 22:38:48 | スポーツ
注目の一番だけ観るのでなく全体の流れを掴むために、今日は幕内の全取組に付き合うことにしました。

以前のエントリーにも書いたことですが、協会は年4場所制への移行を真剣に検討した方がよいのではないかというのが、久しぶりに通しで大相撲を観た感想です。だって長期休業明けの朝青龍がピカピカしているのに比べて、他の力士がくすんでいるように見えるからです。期待の豊真将は、怪我も病気もしていないという割には萎んでいるし、豪栄道も先場所より弛んで締まりがなくなっている気がする。相変わらず全身をサポーターやテーピングで汚している力士も大勢いて、今日は朝青龍が一番綺麗な身体をしていたように思います。千代大海に至っては、右肘のサポーターがやたらと目立ち、それをかばってか無気力相撲に近い惨敗。新年の初場所初日から看板の大関が、こういうみっともない相撲と身体を披露することの方が「品格」に欠けているのではないかと、内舘牧子センセイにも訊いてみたいです。

その昔、貴乃花が長期休場から引退を賭けてカムバックしたときの初日の方が、もっとピリピリしていて一種異様な雰囲気だったと記憶しています。今日は周囲の喧騒をよそに、朝青龍本人は随分と余裕があり、相撲の方も危なげなかったですね。一瞬押し込まれたように見えますが、足が地についていました。もっとも今日のところは軽いウォーミングアップだったでしょう。琴将菊は明徳義塾の後輩で、以前出稽古で怪我をさせられた因縁がありますから、完全に呑まれていました。明日のガチンコ稀勢の里との一番を見ないことには、本当に強いかどうかはわかりません。


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