他部署の人間の不手際でも、前線に立っている現場担当が尻拭いをするのは、ある意味仕方がないことです。私とて完璧ではないし、同じ会社の仲間ですから、ミスをカバーすることはやぶさかではありません。ただ、その方の日頃の仕事のスタンスや物言いに疑問を感じるところ多であったので、再発防止のために指摘したところ、プライドが肥大化してしまっているのか、職制が下の私に言われたことが余程不愉快であったのか知りませんが、「怒り心頭です」みたいなメールを寄越してきたので唖然としました。書いてある内容も意味不明で、「はあ?」と首を傾げるしかないような代物です。でも、上司は「あいつは昔から問題がある奴だから」とか「以前もメンタル系で長期休業していた」とかで、もう反論するなと命じるのです。組織は無用な摩擦を嫌いますし、上の方の人間は総じて事勿れ主義ですから、こういう困った人は、結果的にとても厚遇されることになるのです。皆が気を遣ってくれるのですから。逆に周囲の人間の方が、割り切れない思いや、ストレスを抱くことになります。
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また一人、多くの作品に親しんだ作家が亡くなりました。小中学生時代に一番読んだだろうと思いますが、綿密な取材で人物を照射する作風が好きでした。今でいうとノンフィクション作家ですが佐野眞一氏が近いかな。文体も平易で子どもでも読めたんですね。
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「昨日、王ホームラン打ったな」というのが、毎朝の小学校男子の挨拶代わりでした。私がプロ野球を見始めたのが小2の頃からで、長嶋茂雄の現役時代は知りませんから、なんといっても「僕らのヒーロー」は王選手です。(選手という呼称もなんだかノスタルジック!) 『月刊ジャイアンツ』を定期購読し、実録漫画も繰り返しむさぼり読んでいるので、王選手の野球人生の伝説的エピソードはあらかたそらんじていました。選手としての絶頂期はちょっと前だったのでしょうが、その代わり70年代後半は記録の収穫期だったのですね。世界記録に向けて1打席1打席に列島の注目が集まっていた時期です。来る日も来る日も、巨人帽と時にはレプリカのユニフォームで草野球に興じている私のようなガキは、それこそ日本全国至る所に転がっていたでしょう。最近は裏金問題などでちょっとむしゃくしゃしていたので、明るい気持ちになりたくて、会社近くの三越で開催されている催しを覗いてきました。そういえば初日はONツーショットがニュースになっていましたね。「大好きな野球 王貞治展」は、スポーツ報知の創刊135周年記念イベントとして開催されています。王貞治が早実2年で春のセンバツで優勝した年、つまり世に出てから数えて今年がちょうど50年なんだそうです。
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今年の首都圏(1都3県)の中学受験者は51000人を超えたそうです。これは6人に1人の計算になるそうですが、凄い数字です。実際に都内の公立小学校では、2月1日の当日はもちろん、風邪への警戒からか1週間くらい前から欠席者が続出したようで、授業にならなかったみたいですね。
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「英語でしゃべらナイト」の司会が釈由美子から押切もえに代わるそうです。この番組は23時という時間帯のお陰で、たまに見ていましたが、司会者交代で視聴率が下がるかも知れません。いや、エビちゃんと並んで、当代きっての人気者のもえちゃんが駄目なのではありませんよ、あくまでも比較の問題です。私がどうしてそう思うのかといえば、顔のサイズの差です。
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京都の塾講師児童殺害事件の一審判決が下りました。無期懲役の求刑に対して、懲役18年の判決。被告の責任能力がポイントになったようですが、雇った塾の責任は如何に。京進はこの事件でかなり評判を落としましたが、今も営業を続けています。本人が断罪されるべきなのは当然ですが、通り魔的犯行ではなく、「業務上」発生した犯行だけに、安易なアルバイト採用により、一人の少女の命を奪うことに荷担したともいえる京進の責任が、もっと問われてもいいはずです。
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結局、アカデミー賞授賞式にダイアナ・ロスはやってきませんでしたが、「ドリームガールズ」の劇中歌を1曲歌うよう出演要請されていたのは事実のようです。返事を保留しているらしいと知ったとき、ほんまかいな! と思いました。そもそも前身のブロードウェーミュージカルをダイアナは一切観ようとしなかったといいますから、舞台上でビヨンセとジェニファーを従えて、夢の競演をするなどというのは現実味のある話ではなかった。この物語は彼女にとっては、なかなか複雑なんです。
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