一投一打に心をこめて

野球を通して多くの方々と出会い,多くを学んでいきたいと思います。
日々がんばる野球部の応援,よろしくお願いします。

県指導者講習会

2010年01月24日 21時16分03秒 | 野球
今日は,日本プロ野球OB会主催で,

講師に 元阪神タイガース 福間 納 氏,元中日ドラゴンズ 藤波 行雄 氏

をお招きしての,福井県中体連指導者講習会が行われました。


南越地区の選手たちが指導を受ける様子を見て,少しでも何かを盗もうという気持ちで参加してきました。


福間さんはピッチャーを中心に,投げる際のグラブハンドの使い方,変化球の腕の振り方などについて,
実演を交えながら一人一人丁寧にフォームを見て,指導してくださいました。



藤波さんは野手を中心に,バッティングで大切な心構え,下半身の重要さ,タメの作り方などについて,
分かりやすく教えてくださいました。


参加した選手たちは,きっと多くのことを吸収したことと思います。


技術的な指導は,見させて頂いてもちろんためになりましたが,
それ以前のことを話されていたことが印象に残りました。


福間さんは,「挨拶が大切」という話をされていました。

「チームでいる時には挨拶できるが,一人になって挨拶の声を出せるかが大事。
挨拶できる選手は声が出て,練習にも積極的に取り組むことができる。
だから声は大事。
技術は毎日の積み重ね。だけど挨拶は今すぐにでもできる。」という話がありました。


普段から我々指導者が部員に伝えているようなことを,こういった偉大な選手も言っているというところに
大きな説得力があり,うれしく思いました。


藤波さんは,「バットの握り方が大切」という話をされていました。

「JSBBのマークを自分の体の方に向けて持つくせをつけることが大切。
今は金属バットで,どこに当たっても飛ぶけど,木製バットを使うようになれば,
バットの横面で打つことを心がけなければいけない。
そのためにJSBBマークは体の方に向けて持つ。」というお話でした。


こんなことを部員に改めてちゃんと伝えていなかったなぁ,と反省しました。



両者共に,中学生に対して,今の時期だけでなく,これから先にもっと大きく育ってほしいという視点で,
話や指導をされていました。

本当にいい勉強になりました。


学んだことをもう一度よく理解し,頭の中で整理し,自分なりの言葉と方法で,部員に指導していきたいと思います。

ありがとうございました。

明日もがんばります。