町並み情景工房

真田丸ジオラマ


今日は三光神社からの始まりです。
場所的に、もちろん真田軍団を連れて行きました。

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ここは、玉造から西への、急坂を登り切った位置にあり、真田丸の東端です、戦闘の最前線になった所だと思われます、徳川軍は茶臼山本陣から真っすぐ北に進んでの攻撃であったと考えていましたが、東南側からが正解のようです、では真田本陣は?・・・真田の抜け穴にも矛盾が?・・・上のように配置し、そのまま台車移動。
今日の目的である、玉造商店街へ

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同郷、島根の店「大枡」がある小道、友人が「うまい」とオススメ!

 最初の笑覧者の主婦にとても気に入ってもらい、「ここは真田の町おこしで頑張っているので、商店会の世話役さんに紹介します。」と(これが町おこしアンテナです!)・・・ちょっと離れた所で、この二人の話し合いがしばらく・・・この偉いさん、私にも真田軍団にも見向きもせず、「この役員さんには、真田も町おこしにも、ぜんぜん興味無し!」と判断、しかしこの婦人、いきさつ上、立場が無い様子・・・それを汲み
取り、遠くから顔の前で手を横に振り「その人、ムリムリ」・・・して、そして移動。
・「真田を商売に利用しているだけの役員!」が、見え見え!でイヤーな感じ”。
・「来る場所間違えたか」”と帰る覚悟・・・その時、こんな人が・・・

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モロゾフのオーナーさん、地の歴史博士で真田にも詳しい、「面白い、面白い」と作品への高評価を、おまけに宝物も見せて頂く事に、それは、江戸中期の古地図の複製(本物は高津神社に寄贈したとの事)200cm×100cmぐらいの大作、小さくなった大坂城、今の府警本部は与力所、・「船場で稼いで新町で遣う」、の場所や、夏の陣の仕置き処刑場への道、船着き場から三度の休憩を与えたところから、三休橋の地名に、その他いろいろ、地図上で説明・・・なじみの場所だから、聞いていて飽きない、そして、いよいよ本番の真田丸に・・・文献に真田山に真田丸が、とされている、その山が、この地図に”はっきりと表記、現在の明星学園の運動場がその位置。
「古地図のその場所に、真田武者一人を置いて、記念写真を」と、お願い・・・
NHKからも取材に来たほどの大切な資料でと、丁寧に却下”
この人のおかげで気を取り直し、南に移動、

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元気な八百屋の兄ちゃんにも、この子にも高評価、また南へ、次の笑覧も、めちゃ元気な八百屋さん、「太河ドラマ決まって、あんたの時代来たね”」ほとんどの人から言われました。
・バス待ちの停留所で4人のおばあさんが笑覧、うち一人が写真撮りかけるとバスが来て、「残念でした!」ネ。

・帰りしなに、台車のまま真田丸(明星グランド)で、地形調べを・・・

・東の三光神社へは、ならだかな下り坂、そこから北へ、数10メートル北には、町人の立ち入りが制限されていた「黒門」があり、下級武士の屋敷群、その北背に外堀(空堀かも?)
・外堀を超え、北へ、またゆるい登り坂、「玉造稲荷」にでます(秀頼寄進の石の鳥居と利休井戸が、ありますよ)ここの隣りぐらいに。利休屋敷や、前田家等の、高級武家屋敷群があり、その背に中堀(ここは水堀)
・そして内堀の先にやっと、大極殿と本丸

・南側はわりと平坦で攻められやすいが、深い堀(空堀)をきって、可能な所まで西の川から水を引き入れての防御、
・そして東側は急坂、現在の三光神社(維新後創建)の東北隣りには、マンションが建つ(昭和期)まで、小高い山があったそうで、今よりも、もっと勾配があり、東先は沼地・・・ 
・西の端は馬出(東と2か所)があり城側の銃障壁とで侵入軍を、挟み撃ちに・・・
・その西側は外堀を含め大きな川が数本あり、大軍での移動は無理!障壁にも囲まれていたでしょう。


では、伝説の「真田の抜け穴」は?
・真田丸の東の最前線に抜け穴??
・入り口から先が、城と反対に曲がっている?(真田軍の連絡穴の方が説明に無理なし?かも?)
・家康軍の軍略で掘られたのか? 大坂城の石垣を何か所も掘ったとの文献もアリ。

・真田丸を探すとき、現在にまで残された、雰囲気や丘の高さ等を考慮されている人、多いですが、外堀、中堀を埋めるための、大量の土が、この地のものである事を考えれば・・・。

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「かか様の名は、・・・の「どんどろ太子」で終わります。
明星学園のグラウンドで、軍団写真撮りたかったが、門番さんに却下!
でもここの学生は、たくさん、温かく笑覧してくれました、ありがとう。
・自称、歴女見習いの静岡からの人に、「今後、家康さんの悪口聞いたら、弁護しときます」(消極的に)

・次は町屋ジオラマを持って歩きます。

・11月1日、記事追加・・・真田丸ジオラマ完成しました、高取城まつり(11月23日)で初公開を、と考えています。

 


 


町おこしのためのジオラマです。

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