昨日情報番組を見ていて、偶然、
「がん患者の子供は事実をきちんと伝えて欲しいと思っている・・・」
という新聞記事を目にした。
そのお嬢さんは、乳がんが転移した母親が、本当の事を告げずに、夜な夜なコソコソ父親と話しているのがたまらなく嫌だったと言う。
母親側からすると、子供には心配をかけたくないし、辛い事実を伝えるのは酷だろうと考えるのは当然だ。
だけど、子供だって自分を一個人として認めてもらいたいし、母親と一緒に闘いたいと思っているかもしれない。
自分も何か出来ることをしてあげたい・・と思っているかもしれない。
もちろん事実を知った時はものすごく辛いと思う。
受け入れるのに、どれだけ時間がかかるかわからない。
だけど、それを乗り越え、一緒に過ごせるこの貴重な時間を大切に・・価値のあるものにしたい・・・と思える時がきっと来るのだと思う。
家族も第二の患者・・・という言葉を思い出した。
私も術後、子供に話せなかった。
このまま話さないでおこうか・・とも思った。
(実際、どう伝えればいいかわからなかった)
術後に抗がん剤という辛い治療で、他人の事を思いやる余裕も無くなっていたのも事実。
子供たちからも、何も聞いてこなかったし・・・。
だけど、ある日、帽子をかぶった白血病と闘う少女をテレビで見ていたお姉が
「お母さんの病気って・・・白血病なん?」
とものすごく不安な表情で聞いてきた。
「きちんと話さなければ・・・」
その時初めてそう思った。
自分の治療も落ち着いて、少し余裕が出てきた頃、子供達に病名を告げ
「今、頑張ってしっかり治療してるからね・・きっと大丈夫」
と伝えた。
子供達は、その言葉にすごく安心したようだった。
何も言わなかったけれど、すごく不安だったに違いない・・・。
今では乳がんの人がテレビに出てると
「この人、お母さんと同じ病気やね・・」
と普通に話せるようになった。
これからも何があってもきちんと伝えられる親子関係でありたい・・。
できるかな?
ちょっと不安だけど
そんなお姉も今日、13歳の誕生日を迎えた。
学校でも塾でもみんなからいっぱい「おめでとう」と言ってもらって、たくさんのプレゼントをもらって・・・
「あ~幸せな日や~」
とにこにこしてた。
今は、子供のそんな表情見てるのが一番嬉しい・・・。
・・・と今日はえらい真面目に語ってしまいました。
柄にも無い
「がん患者の子供は事実をきちんと伝えて欲しいと思っている・・・」
という新聞記事を目にした。
そのお嬢さんは、乳がんが転移した母親が、本当の事を告げずに、夜な夜なコソコソ父親と話しているのがたまらなく嫌だったと言う。
母親側からすると、子供には心配をかけたくないし、辛い事実を伝えるのは酷だろうと考えるのは当然だ。
だけど、子供だって自分を一個人として認めてもらいたいし、母親と一緒に闘いたいと思っているかもしれない。
自分も何か出来ることをしてあげたい・・と思っているかもしれない。
もちろん事実を知った時はものすごく辛いと思う。
受け入れるのに、どれだけ時間がかかるかわからない。
だけど、それを乗り越え、一緒に過ごせるこの貴重な時間を大切に・・価値のあるものにしたい・・・と思える時がきっと来るのだと思う。
家族も第二の患者・・・という言葉を思い出した。
私も術後、子供に話せなかった。
このまま話さないでおこうか・・とも思った。
(実際、どう伝えればいいかわからなかった)
術後に抗がん剤という辛い治療で、他人の事を思いやる余裕も無くなっていたのも事実。
子供たちからも、何も聞いてこなかったし・・・。
だけど、ある日、帽子をかぶった白血病と闘う少女をテレビで見ていたお姉が
「お母さんの病気って・・・白血病なん?」
とものすごく不安な表情で聞いてきた。
「きちんと話さなければ・・・」
その時初めてそう思った。
自分の治療も落ち着いて、少し余裕が出てきた頃、子供達に病名を告げ
「今、頑張ってしっかり治療してるからね・・きっと大丈夫」
と伝えた。
子供達は、その言葉にすごく安心したようだった。
何も言わなかったけれど、すごく不安だったに違いない・・・。
今では乳がんの人がテレビに出てると
「この人、お母さんと同じ病気やね・・」
と普通に話せるようになった。
これからも何があってもきちんと伝えられる親子関係でありたい・・。
できるかな?
ちょっと不安だけど
そんなお姉も今日、13歳の誕生日を迎えた。
学校でも塾でもみんなからいっぱい「おめでとう」と言ってもらって、たくさんのプレゼントをもらって・・・
「あ~幸せな日や~」
とにこにこしてた。
今は、子供のそんな表情見てるのが一番嬉しい・・・。
・・・と今日はえらい真面目に語ってしまいました。
柄にも無い