思ったこと

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外交かー

2012-08-19 | 日記
竹島に続き、尖閣でも不法入国がありましたね。

この時期(日本の終戦日)にかこつけて反日主義者が色々やって来てると。

でも結局は国×国のやりとりなんて、
「政府×政府」
のやりとりですね。

なので領土問題にしても、
各々自国の主張の正当性や正義は背景にあったとしても、
結局のところ政府間でどう折り合いを付けるか、に尽きますね。
各々の政府が各々の計算をして、
「今は引いたほうがいい、ここは攻めるべきだ」
という判断をする、と。

今回の日本政府の対応を見るに、
韓国の李明博大統領の反日問題言動については割と強硬、
これは韓国内でも李明博個人の暴走という位置づけだから
日本政府もGOサインを出したのかな。
それとも韓国政府内の反李明博勢力との方が日本政府は繋がりが強く、
それとある種手を組んだ形なのかな?なんか中国臭い気もしますが。。
一方尖閣の件では相変わらず弱腰姿勢。これはやはり中国には強硬姿勢を取りずらいということかな?

やっぱりこう言う問題は、結局のところ「パワー」で決まりますね。
軍事的なパワーもですが、経済的(経済交流関係も)パワーも相当大きいし、国際社会においての影響力もあるでしょう。

どれだけ法的にも倫理的にも正当性があったとしても、
パワーを考えないで突っ込んだら、制裁を受けて追い詰められて国が貧窮する。
今回の李明博のように、国としてでなく個人の立場が危ういとかいう理由で外交関係で暴走をすることは国として最悪の行為ですね、もし今の日本の政府関係者にもそんな個人の立場の利益で動いている人間がいたとしたら即刻糾弾して変えるべきですね。(そういう意味では自民党の西田議員が予算員会でずっと総理閣僚の政治献金の闇を暴いてきた行為というのは、怪しい議員を炙り出すという意味で、今後の外交にとってもかなり有益な事のように思えます)

外交の基本でしょうけど、政府は(個人は駄目だけど)国としての計算は必ずしないといけない。いくら自国の主張が遥かに真っ当でも、今攻めたら力負けしてしまうとか、経済的に圧迫されるとか、現地日本人の犠牲が大きいとか、そういう計算も働かせないといけない。
かといってそういう戦略によって「自国の主張が遥かに真っ当」という理念を全く意味の無いものにしては行けない。あくまで「今」はここまでだけど、いずれは必ず自国の理念を成就してみせる、という種火はずっと灯し続けていないと、国として根本的に良くはならない。

大枠の理念としては自国の正当性を形にする、実践的にはそれができるだけのパワーを身に付ける。単純なことだし、そのための経済活性化・(食料やエネルギー含めた)安全保障・国土強靭化などの政策というのをこの2~3年間で藤井さんや三橋さんや中野さんなどは提言されているのですけどねー。まずそういった長期目標を国として大々的に立てるべきでしょう。

もっと柔軟に戦略っぽく外交を考えてみると、
要は相手国に、いや相手政府に、いや相手首脳陣に、「今行くと(自分の立場が)マズい」と思わせたらいいわけで、
そうさせるような裏工作を働かせるのも一つですね。
まあ中国とか韓国とかは日本内部でそういう工作も(少なくとも日本よりは)うまくやってるのではないでしょうか。

まーそれも限度があるのでどこまでやるべきかは分かりませんが、
いつまでも弱腰でやられてるような国で終わるなんて嫌ですね。
とりあえず国民はそういう気持ちで政府に怒り続けることが健全なように思います。(あーでも、なんでもかんでも強気じゃないから駄目だ、とすぐに世論がなって支持率すぐ落ちる、とかはちょっと冷静さに欠けて勿体ないかな。ある程度自国の相手国の国際的な状況も踏まえて怒ったほうがいいか。基本的に外交なんて機密情報だらけだし、また情報収集とかどの情報を信じるかとかが難しいなあw)