おはようございます。
今日は、昨日に引き続き、秩父鉄道の急行列車で使用されていた300形をお届けいたします。
秩父鉄道では、熊谷から三峰口行きの急行「秩父路」が毎日運行されています。つい最近、元国鉄165系の3000形と交代で、元西武鉄道101系の6000形が就役したことで話題になりました。この300形は、3000形の前の急行型車輌でした。
車体形状は同社の普通列車用の新性能車500形に酷似していますが、室内はクロスシートとなっており、また、ベンチレーターにも違いがあります。そして、500形がヘッドライトの2灯化されたのに対し、300形は最後まで1灯のままでした。
以下の写真は、東武熊谷線の撮影に行った際、熊谷駅で撮影したものです。
昭和56年8月28日 秩父鉄道熊谷駅にて 側線に停留中のデハ303編成
昭和56年8月28日 秩父鉄道熊谷駅にて 秩父鉄道サハ352
出番に備えて待機中のデハ304+サハ352+デハ303(手前から)の3連。秩父鉄道では、急行専用車輌として300形を2編成配備していました。そのうち、この編成の中間車サハ352は、ローカル私鉄では珍しいアルミ製車体を用いていることで有名でした。
昭和56年8月28日 秩父鉄道熊谷駅にて デハ301
こちらは、もう1編成ある300形(デハ302+サハ351+デハ301:奥から)の編成。朝方の下り急行の運用に就いていました。こちらの中間車サハ351は、他の車輌と同じく鋼製です。
昭和34年に誕生した300形。この撮影をしたときに既に20年を経過していましたが。塗装から古さは感じましたが、決して時代遅れなデザインではなかったと思います。この写真の時代は旧塗装でしたが、旧国鉄101系転入の際、普通用の500形とともに黄色に塗色変更されました。(500形は茶色のライン、300形はブルーのライン。)しかし、塗装変更後の写真は撮っていませんでした。
長きにわたり、秩父鉄道の看板急行列車として活躍してきた300形ですが、さすがに非冷房で有料急行列車としての看板は守りきれなかったのでしょうか、元国鉄165系改造の3000形に道を譲り、平成3年度をもって引退しています。
今日は、昨日に引き続き、秩父鉄道の急行列車で使用されていた300形をお届けいたします。
秩父鉄道では、熊谷から三峰口行きの急行「秩父路」が毎日運行されています。つい最近、元国鉄165系の3000形と交代で、元西武鉄道101系の6000形が就役したことで話題になりました。この300形は、3000形の前の急行型車輌でした。
車体形状は同社の普通列車用の新性能車500形に酷似していますが、室内はクロスシートとなっており、また、ベンチレーターにも違いがあります。そして、500形がヘッドライトの2灯化されたのに対し、300形は最後まで1灯のままでした。
以下の写真は、東武熊谷線の撮影に行った際、熊谷駅で撮影したものです。
昭和56年8月28日 秩父鉄道熊谷駅にて 側線に停留中のデハ303編成
昭和56年8月28日 秩父鉄道熊谷駅にて 秩父鉄道サハ352
出番に備えて待機中のデハ304+サハ352+デハ303(手前から)の3連。秩父鉄道では、急行専用車輌として300形を2編成配備していました。そのうち、この編成の中間車サハ352は、ローカル私鉄では珍しいアルミ製車体を用いていることで有名でした。
昭和56年8月28日 秩父鉄道熊谷駅にて デハ301
こちらは、もう1編成ある300形(デハ302+サハ351+デハ301:奥から)の編成。朝方の下り急行の運用に就いていました。こちらの中間車サハ351は、他の車輌と同じく鋼製です。
昭和34年に誕生した300形。この撮影をしたときに既に20年を経過していましたが。塗装から古さは感じましたが、決して時代遅れなデザインではなかったと思います。この写真の時代は旧塗装でしたが、旧国鉄101系転入の際、普通用の500形とともに黄色に塗色変更されました。(500形は茶色のライン、300形はブルーのライン。)しかし、塗装変更後の写真は撮っていませんでした。
長きにわたり、秩父鉄道の看板急行列車として活躍してきた300形ですが、さすがに非冷房で有料急行列車としての看板は守りきれなかったのでしょうか、元国鉄165系改造の3000形に道を譲り、平成3年度をもって引退しています。
やはり先頭車両はコスト面の問題があったのでしょうか。
当時は珍しい、今じゃ厄介者でしょうか。
曲面の加工が難しかったのではないでしょうかね。アルミは溶接が難しいですから、別々に製造して接合するのは難しいようです。
当時はFRPをリベットで接続するなんて、製法も技術も当然無かったでしょうから、京成の荷電もそうですが、中間車しか出来なかったのではないでしょうかね。
このデハ300、500は湘南顔ですが1段引っ込んだ窓で鼻筋が無い独特な形で丸みが強調された感じですね。ちょうど近鉄のモ800や南海のズームカー的と言うか。アルミでこの手の顔あれば面白いと思いますが技術的に無理だったんでしょうね。
300形、500形共に従来の色のほうが似合いますね。
金属そのものはswallow angelさんが専門なんですけど、アルミって曲面加工しやすいけど強度が出せないから厚みとか骨組みが必要なんじゃなかったでしたっけ?それと、溶接が難しいので、一体整形とかリベット接続とか、用はマスクを別に作るのが難しかったんじゃなかったかと思うんですが。
湘南顔は私鉄ごとに若干の個性があって、クハ86や76と全く同じ顔というのは居ないですね。特に気動車系は鼻筋が通っているのが多く、電車は丸みがあるのが多い気がします。私鉄なりの標準形なスタイルですね。
この黄色は101系を導入したときに元の黄色を生かした塗装にしてしまったため、他車も全部合わされちゃったんですね。私鉄では良くある話ですが、これからはみんなギンギラギンですよ。