マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

動力が悩ましいマイクロエース

2021-11-18 20:11:00 | マル鉄コレクション館
こんばんわ。


数か月前、Nゲージ車両を走らせる目的でKATOの基本セットを購入し、セット&片付けが面倒なために1か月に1回くらい動力車を走らせています。
今は「走らせて遊ぶ」というより、購入してから20年も走らせていない、モノによっては新品未開封のまま放置されていた車両たちが「動くのかどうか」のテストをしてみるためという感じです。

特に、以前『【衝撃】マイクロエース崩壊 ED71』でご報告しましたとおり、マイクロエース社の動力はダイキャスト崩壊や電導部の劣化などで使い物にならない製品が多くこの世に出ているため。


先日も久し振りに線路をつなぎ、前々回の不良車両の復旧を試みたので、備忘録として記録しておきたいと思います。


まずは今回初めて走らせたのが、マイクロエースのDD53。ロータリー除雪装置をセットしたDD53-1新庄機関区と言う製品。
いきなりショックです。動きません。
この車両をテストする前に、TOMIXのキハ26一段窓2両セットとクモヤ443タイプを走らせました。いずれも初走行で、特にクモヤ443タイプに関しては購入から20年以上経過している筈です。しかし、いずれも何の問題もなく走りました。
そうした状況からも、マイクロエース社製に関しては5台に1台くらいは走らないといったテスト結果は、正直、ダメだなぁ~という印象が強くなっています。


そして、前回のテスト走行においても、8台くらいのM車を走らせてみましたが、EH10-1とEF14が動きませんでした。
しかし、いずれも進行方向のヘッドライトはちゃんと点灯しますので、電導部の劣化等ではないだろうと判断。ちょっとモーター部をいじればなんとかなるか?という感じでボディの外してみます。

DD53-1は比較的に簡単に外れましたが、EH10とEF14はかなりキツイですね。
構造もいずれもなんとか外すことができましたが、これ以上の分解はドツボにハマりそうなので断念。ウォームギア部やフライホイール部に楊枝で回転を何度か加えてみたら、すべての車両が無事に走り出しました。

このような状態は、各社とも走らせすぎて久し振りに走らせたりすると良く起きる現象ですが、通常は前後にちょっと揺さぶると復旧することが多いようです。しかし、ここまで馴染ませないと動かないのはちょっと構造的な問題があるのでしょうか?特に、EH10は2両連結で共にモーターを搭載しており、いずれも動かない、同様の衝撃で動き出すという状態でしたので、個体差と言うよりはクオリティと言われても仕方ないと思います。


今ではマイクロエース社製の車両を購入することはまずありませんが、過去にはM車だけでも数十両を抱えている筈です。ゆっくりペースですが、片付けながらテストを続けて行かなければならん、そんな状況に陥っています。



にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021/11/13 羽田南風運用 ... | トップ | 「SL銀河」が2023年春... »

コメントを投稿

マル鉄コレクション館」カテゴリの最新記事