マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

特急「ひばり」④ 583系

2007-06-16 02:38:00 | 特急型電車(交直流・交流)
こんばんわ。

特急「ひばり」シリーズも第4回目を迎えました。大変御好評をいただいているのでしょうか、「ひばり」シリーズをアップしてから平日の1・5倍のアクセスをいただいており、昨日に関しましては2倍の90件に届く勢いでご覧頂いたようです。アップしている私本人が一番驚いている次第です。今後も当ブログを引き続きご覧いただければ幸いです。

今日は、「ひばり」シリーズの第4回目で、583系篇をお届けいたします。
本日ご覧いただく写真は、「憧れシリーズ」で一度掲載したものがほとんどになります。最初から当ブログをご覧いただいている方には大変申し訳ありませんが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

583系「ひばり」は、下り4号及び上り10号の1日1往復のみが設定されていました。


(再掲)昭和52年 東北本線 宇都宮駅にて 通過中の583系「ひばり4号」

EF57の写真を撮りに行ったときに、ちょうど宇都宮駅を通過して行くシーンを撮影しました。友人から貸してもらったテレプラスを始めて使った望遠撮影に、緊張してシャッターを切りました。


昭和53年 東北本線 西川口~蕨間にて 仙台を目指す下り「ひばり4号」


(再掲)昭和52年 上野駅にて 暖地形のタイホンを装備したクハ583使用の「ひばり4号」

山陽新幹線博多開業に伴って余剰となった車輌が、遠く離れた青森へとやってきました。
クハ583の29・30は、583系の最終増備車で、新製当初は九州に配置されました。したがって、タイホンは暖地向けの開放型を装備しており、青森運転所へ転属してからも、しばらくの間はそのまま使用されていました。

他の列車も掲載しておりますので、よろしかったらどうぞ。↓↓↓
http://diary.jp.aol.com/applet/marutetsu/20070305/archive


(再掲)昭和53年9月 大宮駅にて イラストヘッドマークを掲示した583系「ひばり」

583系「ひばり」は、53・10のダイヤ改正前日まで使用されていました。現在では当たり前になっている「イラストヘッドマーク」ですが、これは国鉄が特急列車のイメージをアップするため、53・10の改正から導入したものです。ですから、本来583系「ひばり」には、イラストヘッドマークは存在しないことになるわけですが、全国の電車特急の全部のヘッドマークを1日で差し替えるわけには行きませんから、確か1ヶ月くらい前から徐々にイラスト化したものを装備し始めました。そのため、イラストヘッドマークに換装した車輌が「ひばり」の運用に入ることにより、本来は存在しない組み合わせがほんの一時期見ることが出来たわけです。
また、列車号数の下りが奇数、上りが偶数というもの、この53・10の改正から実施されるようになりました。

【参考】 平成14年9月22日運転「リバイバルひばり」号画像
                 ↓↓↓
     http://diary.jp.aol.com/marutetsu/img/1176397148.jpg
     
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 特急「ひばり」③ 485系30... | トップ | 特急「ひばり」⑤終 クロ編成... »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (take)
2007-06-16 09:17:10
上野駅寄生のカメラ小僧だった頃、いきなり583のひばりが現れてびっくりした記憶があります。当時は今のマニアほど情報が充実してなかったので、行き当たりばったりで撮っていたところで起きたハプニングのようなもので、構内のあちこちから興奮気味のガキが583だ583だと集まってきました。それだけ僕ら世代は583に魅せられていたんですね。乗ってるビジネスマンは対面式シートがやや窮屈だったかもしれませんが…
返信する
Unknown (キハ181つばさ)
2007-06-16 11:35:37
take様
私も上野駅には本当に良く通いました。東北・上信越筋は地元なので色々見られたのですが、夜行列車の写真は走行中のものが撮れないし、常磐線の列車が撮りたくて上野に行きましたね。
地元なので583系「ひばり」の存在は早いうちから知っていたのですが、母の田舎の最寄である「須賀川」に停まるのを知って、ダダをコネて1度だけ乗せてもらったのを覚えています。でも、急行と同じようなボックス席と知って、何となく特急らしくなくてガッカリした覚えがあります。翌々考えてみれば、あの足元の広さは、急行形と比べ物にならないほど広いんですけどね。
返信する
Unknown (シービー)
2008-06-15 17:14:57
583のひばり、カラーでは撮れなくて白黒だけでしか撮ってないです。それも数枚しか。
ひばりの中でも、583が一番撮ってなかったでした。
返信する
Unknown (キハ181つばさ)
2008-06-15 23:38:21
シービー様
583系「ひばり」は1往復の設定に加え、上りは上野着が夜ですから、実質1日1本だけでした。止むを得ませんね。
下りは逆光ですし、あまり良い条件で撮れている写真は無いに等しいかもしれません。
返信する
Unknown (宮オオ)
2010-11-21 03:16:04
おはようございます。
いまでも時折大宮界隈にて見る事の出来るこの電車。
とてもくたびれてるとはいえども臨時列車などで充当されてる姿は、往年を知る私にとっては最晩年の頃の20系客車以上に老体にムチ打ちつつ未だ走ってる事に、ホント感慨深いものがあります。
食堂車は既に亡く、G車もJRWの「きたぐに」でしか見られなくなった今、モノクラスの短編成で活躍してるこの電車に益々エールを送ってやりたいです。
それでは、この辺にて失礼いたします。
返信する
Unknown (キハ181つばさ)
2010-11-22 22:26:43
宮オオ様
初期車として考えればもう40歳を超えていますからね。私が戦前型の旧型国電を撮り始めた頃、彼らが50歳ですから、今、それに追いつくくらいの旧型国電になってしまったわけですね。
自分もなんだかんだで歳を重ねてしまいましたが、若かりし頃の昔に対する思いと同じ状況が、今また現実のものとなって目の前に起こっていると思うと不思議に思います。
返信する

コメントを投稿

特急型電車(交直流・交流)」カテゴリの最新記事