マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

おおみや鉄道ふれあいフェア2010:番外はとぽっぽ篇

2010-05-28 22:17:00 | 写真撮影
こんばんわ。

今日は専門ネタで案の定アクセスも少ないので、『JRおおみや鉄道ふれあいフェア2010』の番外編で締めくくりたいと思います。

※撮影は、特記以外、平成22年5月22日です。




JR貨物の50周年コンテナが2基ありました。番号が分からなかったのですがC19に見えました。Dだったらホンモノなんですが、シービーさんによるとニセモノではないかと・・・私はコンテナに詳しくないので分かりません。




模型コーナーみたいなところに置いてあったEF5860のプレート類一式。このカマが解体されているシーンが鉄道ファンに載り、非常にショックを受けました。これがEF58終焉の布石となったシーンに思います。



昭和52年3月30日 名古屋駅にて

現役時代に辛うじて撮っていた1枚。61号機に比べると雑な扱いだったように思えてしまうのですが、逆にEF58らしい、本来の仕事をしていたようにも思います。




毎年必ず話題となるナンバープレート類の入札。全て10万円が最低入札価格になっています。私も20年前ならもの凄くお金を持っていたんですが、結婚してから超が付くほどのビンボーになってしまい、今では通帳がマイナスになったままです。あの頃だったら余裕で買えたのに・・・。




最後にコバトン。毎年違うキャラクタに逢っているのは偶然ですがね。一昨年はペンギン、昨年はヌー。
たちの悪いお譲ちゃんにタスキを思いっきり引っ張られてしまい、タスキがヨレヨレになっちゃいました。
中の人も気持ちヨレヨレのように見えちゃっています。

1週間続けてしまいましたが、今年の『JRおおみや鉄道ふれあいフェア2010』に関する報告はこれにて終了となります。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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EF5870の特徴について

2010-05-28 00:10:00 | EF58のアルバム
Fe4のメンバーであるlineさんのブログで『原形小窓で大ひさしのEF5870』というEF5870に関する記事をアップされましたが、今月号(2010年7月号)のレールマガジンに、偶然にもEF5870に関する記事が掲載されておりましたので、実車の写真も交えて記してみたいと思います。


まずはlineさんの写真より。



懐かしい東北本線121列車の写真です。早朝に上野駅を出発し、6時間強を掛けて郡山まで行く普通列車。

一見してツララ切り付きの元上越型の原形小窓車に見えますが、実は違うことが分かりました。


69~72号機は、昭和29年に川崎・川重で製作された同次型の車両で、この号機から大きな仕様変更がされたそうです。後期では当たり前であった運転台窓上の「水切り」の設置、誘導添乗のステップ・握り棒を設置したことなどです。
ここから私らの年代の常識的スタイルが始まったわけですね。

そして、これには驚いてしまったのですが、同一ロットで原形小窓として登場することになっていたにも拘らず、69・70号機は見込みで大窓のスタイルで製造してしまったため、そのまま大窓で竣工ということになってしまったらしいのです。
つまり、70号機の原形というのは、正式には「大窓」だったということになります。

では、lineさんの写真で見る原形小窓とはどういうことか・・・となるわけです。

原形大窓で誕生した70号機は、宇都宮機関区(後の宇都宮運転所)に転属後、高崎第二・長岡第二に配属になった他のEF58と共に、ガラスの変更・ツララ切りの追設に合わせ、写真にある原形小窓と酷似したスタイルになったそうです。




こちらの写真は過去ログでアップした宇都宮運転所の102号機の写真を部分的に拡大したものです。ちょっと画像が荒れていて判りづらいかもしれませんが、原形小窓の下端に注目していただきたいと思います。

通常の原形小窓は上端がR付きで、下端がスパッと角になっているわけですが、lineさんの撮った70号機を見ると、下端にもRが付いていることが判りますね。
この点については、やはり「変形機」であるということです。




以前にアップいたしました、70号機牽引「おが3号」の写真です。
確か70号機をアップしたけど、特徴のあるような印象がなかったんですよね。それもその筈、私が撮った70号機は、何と、Hゴム化されてしまっていたからなんですね。末期まで残った宇都宮運転所のEF58は、全てHゴム化され、さらに晩年はデフロスタが装着されてしまったんですね。

ここまで記した限りにおいても、この70号機というのはかなり大きな変遷を経てきたカマだったわけです。私もこれといったEF58の資料を持っているわけでもないので、経緯を初めて知り、ただただ驚くばかりです。
しかも、ツララ切りが付いているにも拘わらず、生粋の上越型ではなかったという事実。これには大きなショックを受けました。

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