先日買ったCDを聴いた.G.ノセダ指揮+イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団による,プロコフィエフ・交響曲第1&5番.
「第1番」はじっくりとした遅めの,「第5番」はすっきりとした速めのテンポを採り,いずれも譜面をていねいに再現した演奏.イスラエルフィルは,ライヴレコーディングに起因する少々のミスはあるものの,持ち前の技術の高さと明るい音色で,充実のアンサンブルに一貫している.ノセダの曲作りも,音楽の輪郭を明確に描きながら,テンポや強弱を即興的に伸縮させる溌剌としたもの.とくに,アレグロ楽章での前のめりのスピード感は氏ならではである.録音は鮮明だが,各楽器にやや近接の観あり.
Prokofiev: Symphony no.1 "Classical"・Symphony no.5
The Israel Philharmonic Orchestra,
Gianandrea Noseda (conductor),
Helicon,02-9681
「第1番」はじっくりとした遅めの,「第5番」はすっきりとした速めのテンポを採り,いずれも譜面をていねいに再現した演奏.イスラエルフィルは,ライヴレコーディングに起因する少々のミスはあるものの,持ち前の技術の高さと明るい音色で,充実のアンサンブルに一貫している.ノセダの曲作りも,音楽の輪郭を明確に描きながら,テンポや強弱を即興的に伸縮させる溌剌としたもの.とくに,アレグロ楽章での前のめりのスピード感は氏ならではである.録音は鮮明だが,各楽器にやや近接の観あり.
Prokofiev: Symphony no.1 "Classical"・Symphony no.5
The Israel Philharmonic Orchestra,
Gianandrea Noseda (conductor),
Helicon,02-9681
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