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時間はなぜ前から後へ進むのか

2010-12-20 | 数学・科学
 「12時」の2時間「前」は,「10時」であり,2時間「後」は,「2時」であるのだという.だが,時間は過去から未来へ向かって流れているのだから,その進行方向から判断すれば,まったく逆ではないのか.時間の前後はなぜ,進行方向と逆転しているのだろうか.

 その答としては,「木下眞二のホームページ」の見解がおもしろい.

 これは,人々の時間に対する認識が,未だに「天動説的」であることに由来するという.つまり,天球上に時間の流れを刻んでおいて,これを回転させて地上から眺めれば,上述の逆転が起るのである.

 これに対して,現在普及している時計は「地動説的」であるとして,上記のページでは,われわれの認識に矛盾しない「天動説的時計」をも考案している.だが,それは前近代科学への逆戻りではないか.ガリレオたちによって「天動説」が否定されて久しい今,僕たちの認識こそが是正されるべきだ.


外部リンク:
木下眞二のホームページ - 時の進行は天動説
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kinosita/ta.htm
木下眞二のホームページ
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kinosita/

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2 コメント

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Unknown (しの)
2010-12-22 01:54:24
まあ、日常生活を平凡におくるぐらいなら地動説を信じていても、天動説をしらなくても生きていけるけどね。
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Unknown (ケニチ)
2010-12-22 11:56:29
本人は平凡のつもりでも,知らず知らずのうちに体制側に加担しているかもしれない.そういえば,「天動説」「地動説」って学校で教えないね.
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