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ノセダ+ロンドン響=ショスタコーヴィチ「交響曲第9&10番」

2021-02-25 | 音楽 - ショスタコーヴィチ
 先日買ったCDを聴いた.G.ノセダ指揮+ロンドン交響楽団による,ショスタコーヴィチ・交響曲第9&10番.

 両ナンバーとも,やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部までていねいに再現した演奏.ノセダ率いるロンドン響は,力強いブラスセクションを中心に,充実の技術とアンサンブルで,ライヴに起因する瑕疵もほとんどない.音楽の横の流れを大きく見据えた,生き生きとした曲作りはこのコンビならではであるが,ディテールにこだわってその進行が停滞する場面もないではない.録音は鮮明で,残響こそ少ないが,個々のパートとオーケストラ全体の雰囲気を,ともによく捉えた快適なもの.


Shostakovich SYMPHONIES NOS 9 & 10 (SACD-Hybrid)
Gianandrea Noseda (conductor),
London Symphony Orchestra,LSO0828

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