私が二十歳のとき、腎生検のために入院しました。
3泊4日の入院です。
入院2日目に腎生検を行いました。
まず午前中から、出血を抑えるための点滴。
お昼過ぎにいよいよ生検です。
うつぶせになり、腰に局部麻酔を射ちました
そして、エコーで腎臓の位置を確認し、マジックで印をして、
太い針の注射器のようなもので、
「バチン
」
と刺されました。
麻酔してるはずなのに、すごく痛くて、
「すごい痛いんですけど・・・」
と先生に訴えて、麻酔をもう一本射ってもらいました。
そしたらだんだん気分が悪くなってきて・・・
ひたすた耐えてました
もう一回バチンとされて、おしまい。
痛いし気分悪いし、ホントしんどかったです
麻酔が合わんかったんじゃろうか・・・
針を刺したとこに、大きいばんそうこうを貼ってもらって、
看護婦さんと先生に仰向けにひっくりかえしてもらいました。
(自分で動くと出血するので、動いたらいけないんです)
針を刺したとこの腰に、硬い枕みたいなのを敷いて圧迫し、出血を止めます。
これも、時間が経つにつれてしんどくなりました
看護婦さんの手違いで、尿道カテーテルを入れとかんといけんかったのに入れてない
ということで、急きょカテーテルを入れる処置をされました。
しかし、なかなか入らない・・・
ベテランの看護婦さんも動員されたけど、やっぱり無理・・・
結局、カテーテルは無しで、おしっこしたくなったらしびんみたいなので対応するということになりました
夕方になり、尿意はすごくあるのに、寝てる体勢のせいか、なかなか出ません
点滴をずっとしてるので、膀胱はぱんぱんです
看護婦さんに「したいのに出んよぉ~
」と泣きそうになりながら訴えてたとき、
・・・出ました
ホント、どんだけ辛かったことか・・・
もうあの苦しみは嫌です
看護婦さんに、「いいのがいっぱい出とるよ
」って言われました。。。
動いちゃいけないんで、夜ご飯は看護婦さんに寝た体勢のまま、食べさせてもらいました
でも、お腹空いてなくて、あんまり食べんかった気がします。
その日は、消灯時間前にぐっすり寝てしまいました
夜には腰の下の枕みたいなのを取るはずだったんじゃけど、
私があまりにもよく寝てたんで、朝までそのままでした。
朝起きたら、腰が痛くて痛くて・・・
(そりゃそうだ
)
次の朝からは動いてもいいんで、朝トイレに自力で行ったけど、
ちゃんと歩けなくてヨタヨタした感じで、ゆっくりじゃないと歩けませんでした。
腰も曲がった状態で、お年寄りのようでした。。。
4日目のお昼くらいに退院しました
腎生検は、人によっては何年かしたらまたやったりするみたいじゃけど、
私はできればもうやりたくないです・・・
普通の人だったら、特に苦じゃないとは思うんですけど。
怖い検査ではありません
この検査で、私の病名が判明しました。