高知の醤油&味噌屋「マルキョー」ブログ

南国土佐の港町須崎で、大正時代から小さな蔵をやっています。

高知遺産

2009年01月28日 | 本と雑誌

昨日買った本に「高知遺産」というものがあります

4年ほど前に出たもので

高知県内のいろんな場所を収めた

写真集のような本です

約30名の方が400点余りの写真を

選定して高知遺産と決定したというもの

高知遺産とは

①愛着を感じる場所

②思い出のある場所

③できる事なら残したいと思う場所

という定義で使われなくなった過去のもの

というわけではありません

見てると確かにボロボロだったり

洗練はお世辞にもされてない

なんかけど人の息遣いを感じるんです

なにかを発している感じです

旅行に行った時ちょっと残念なのが

全く知らない土地なのに

景色が同じように思えたり

もっとその土地を実感したいのに

なんかこう隣町に来たような感じ

なので実感したい私は

旅行中に地元の居酒屋へ行きます

「ここ地元の人でも入りずらいやろなー」

というそんな匂いのところです(笑)

よそもんってバレるのにちょっと

怖気づくようなところです(笑)

独特な雰囲気やニオイ

自分が住んでるところと明らかに違う

それが外から来た人はもちろん

住んでる人にとっても魅力なんだと思うんです

それは「らしさ」という事かもしれません

Img_0458_2 

ちなみに丸共味噌醤油醸造場も載ってました

選んでくれた方々、どうもありがとうございます