УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

西穂高に行ったのですが・・・

2013-09-08 19:06:24 | ハイキング&ウォーキング
昨日は、午後から雨模様っていう事で、始発のバスに乗って新穂高ロープウェイ駅まで出発。
途中、バスの窓から何気に見ていたら、なんと道路すぐ脇の空き地に、さり気にニホンカモシカがいるではあーりませんかっ!!!
写真撮る間もなかったよぉ~T^T


入口の新穂高温泉駅。ここですでに標高1117m。


ロープウェイ終点の西穂高口は2156m。
二つのロープウェイで結ばれています。
後半ルートは、日本初という、二階建てのロープウェイ。
結構、団体観光客が多くてギュウギュウ・・・
そこそこ揺れますが、若い兄ちゃん連中が受け狙いでギャーギャー騒ぐんで五月蠅い・・・


ロープウェイの車内より。かなり傾斜も急です。


山頂駅。簡単な遊歩道もあり、そこから登山道にもつながっています。


今回、初めて「入山届」&「下山届」を書きました。
しかし、入山届って細かいねぇ^_^;
まぁ、それだけほとんどの人が、●●山から××山を縦走して、▼▼山から下山、とかっていろいろルートがあるからなんだろけどね。
持参食料を書く欄とかもあって、まじめに書いてたらそんだけでかなり時間取りそうでした。
最近は、ネットからでも出せるらしいよ。


登山口入口。土曜日のためもありか、結構グループ登山者多し。


最初のうちは、こんな渡り廊下(笑)通路で、わりと楽なんですが・・・


次第に、岩だらけ傾向になり、またUP、Downも激しい道でございました。
浮石はあんまりなかったのですが、足元には気を使いましたね~
一歩一歩がどうしても、足を大きく持ち上げないとならないため、かなりしんどかった。
まぁ、いつもの事だが^_^;






でも、途中はコケやキノコが結構ありまして、楽しい道のりでもありました。
思うに、コケに興味を持ってから山登りにも興味が向くようになって、良かったなぁ~と思う^_^;
たぶん、コケ好きじゃなかったら、山登り楽しめなかったと思う(あくまでも私基準だが)


まだ、お昼前だけどパラパラ小雨になってきました。


と、本日のお宿・西穂山荘に到着っ!!
ですが、到着とほぼ同時に雨が本降りにっ!!
天気予報よりも、だいぶ早いです。
私予定では、雨が降る前に西穂山荘から西穂独標まで登ってみる予定だったので、
雨具を装備して、荷物を軽くしてちょっと覗きにいってみましたが・・・
この独標まで行く道がこれまた、岩だらけっていうか巨石だらけ!!という感じ(あくまで私基準)
手も使ってよじ登るっていう感じの道で、先も全然見通せない。
そして、雨も強くなってきたし、こりゃ~ダメだっていうわけで登り始めて5分で断念、すぐ山荘に戻りました^_^;
こーいう諦めは早いんです、私。
でも、チャレンジして登っていく人も少なくなかったよ~。


昼前に早々に諦めて、後は山小屋でウダウダと過ごす事に決定~っ!!
ってわけで、山荘と山荘直営の売店の間をフラフラしながら過ごしました。
まずは、冷やし甘酒っ!!けっこうイケました。麹の甘酒です。


西穂山荘名物のラーメン!!
標高2385mの地で、本格的なラーメンが食せます。
味噌と醤油があるけど、こちらは味噌味!!濃いめのスープが疲れた身に染みます・・・


山荘窓から外を見ると・・・
完全に雨です。かなりの雨。
今回は諦めて正解でした。
あとは、お買いものしたり、絵葉書書いたり、本読んだり、コーヒー飲んだりと、のんべんだらりんです。


山バッチ。デザイン沢山あって迷った~。


コーヒーも本格派です。
で、山小屋なので山関係の本とか雑誌とかも多くて、日頃は手に取りにくい(笑)本格派の雑誌とかもパラ見してたら、
こんなんがあった!!


で、読破しちゃったよ^_^;
エド・ウッド関係は、今DVDで見られる作品は全部見たけど(+死霊の盆踊り)他にも数本あったんだねぇ~。
エド・ウッド作品以外の(笑)世界トンデモサイテー映画をズラズラ紹介してくれているコーナーとか、
あらすじ読んでるだけで、かなりスゴイです。


お夕飯。


朝食~。なんだか、ユースホステルみたい。

スタッフは、ほとんど大学生年代っていう感じの若さと体力バリバリっていう感じで輝いてます!!
お部屋は、「山小屋=ぎゅうぎゅう詰」というイメージがあったけど、全然違っていて、
混雑はしてるんだけど、私のところは6畳に3人、と結構余裕でした。
全体としては混雑しているみたいで、朝のトイレラッシュとかは結構スゴかったです。
お客は、年配層が多かった、ご夫婦単位か15人くらいの団体。
若者は結構ペアくらいの少人数が多かった。
で、何故か若い年代の人の方が、他にも気を配ってる印象を受けました^_^;
年配者は団体が多いせいか、わりと自分たちの団体だけで世界が終結しているっていう感じ&遠足とかのイベントの高揚感で、あまり他まで目が向かないっていう感じというか^_^;
通路塞いでいる状態でも全然我関せずだったり、手洗いのみっていう蛇口で歯磨きしていて、渋滞助長しているのに気付かないとかね。
で、そのまま一日ずーっと雨で、夜もずーっと雨音が聞こえました。
地元・静岡の「竜巻警報」注意の警戒メールが真夜中にも来たりしたしね^_^;


翌日、というか本日朝も雨・・・
同室の皆さまは、昼頃にはなんとかなりそうの予想で雨でも次を目指すそうでしたが、私は早々に下山する事に。
下山途中は、全然人にも会わず・・・
登山道はちょいとした小川状態になってまして、水の流れといっしょに下山していきました。
ら、到着早すぎてロープウェイ駅が開いてなかった^_^;




本格的な雨の中、雨具を着て初めて歩きましたが・・・
結構、楽しかったです。
人がほとんどいなくて、歩く速度とかに気を遣わなくて良かった、っていうのもあるけど、
なにせコケの緑がより深くなって、皆、元気そうだし、行きは気付かなかったキノコがあったりとかね。
過ぎてみれば、あっという間っていう感じの下山道でした。


日本で一番高い位置にある、常設ポスト!だそうな。
富士山山頂の郵便局の方が位置的には断然高いけど、あそこは夏期間限定なのでね~。
ここで、一部の皆さまに絵葉書投函して送りつけました^_^;
でも、収集は一日一回だし、たぶんかなり到着は遅くなると見ました~

で、クカーッとバスで爆睡して高山市内に帰還。
まだ、時間が結構あったので、そのまま飛騨古川市にちょいと行きました。


田んぼ脇の用水路にあった看板(?)
「許可なくかまわないで下さい」・・・うーむ、普通(?)なら「許可なく動かさないで」とか「触らないで」なんだろうけど・・・
もしかして、「構いたい」っていう人が多いのか?このあたり??


今日もみかけた、高山市内の渋い看板・・・

で、今日は、高山市内の銭湯に行ったんですよ~。

桃の湯さんです。


金曜が定休日だったので、さすがに今日はやってるだろう~けど、心配だからちょいと調べてみたら・・・
なんと、営業終了が18時っ!!
普通、銭湯って結構遅くて22時とか23時ころまでやってるところが多いと油断していたので大変っ!!
あわてて出掛けてきました。
高山銭湯は400円でした。
暖簾はどちらかと言えば大阪型(丈が長めで三つに分かれている)、番台式で、ロッカーが凝っていて、普通●番って書いてあるだけなんだけど、ここのは桃型のレリーフに番号が彫られているんですね!!桃の湯だから~♪
脱衣籠は丸型で関東系。
洗面器は特に文字ナシの水色、椅子はクリーム色で一般家庭用みたいな感じ。
壁画はナシですが、中央の浴槽に流れ込むお湯は、何故か岩の間からチョロチョロと温泉的なイメージ。
あ、浴槽はつきあたり奥にL字にまとまっている感じで、これは関東風。
浴槽は、大きなタイプが一つ(何故か途中まで区切られているが特に意味はナシの様子)泡とかジャグジーとかは縁ナシ。
他には小さな浴槽が二つ、一つは薬湯風呂で日替わり・・・かもしれんが、特に表示がなく何の湯かは不明、効用も不明。
赤ワイン色というか、紅茶色というか、鉄錆色というか・・・^_^;
もうひとつが電気ぶろっ!なんだが、電気発生盤がかなり上にあるため、手が痺れる~っ!!
肩には効くかもしれんがねぇ。腰とか背中あたりにはノーヒット、という感じであった。
強さは結構強かったです。
でもって、カランのお湯が結構熱かったなぁ。
私の地元の静岡の桜湯さんのカランのお湯温度の二倍以上はある感じ^_^;
あちこち、カランやシャワー口から閉めてあるのに水漏れがあったり、タイルがあちこち剥がれていたりとか、丁度いい塩梅の渋い銭湯でございました。
あ、そーいえば脱衣場と浴場の間にタイル貼りの洗面所みたいな場所があって、これは名古屋銭湯風ですなっ!!
飲料系は、普通のポカリとかしかなかったです。


今日は、日曜のせいもあるのか観光客が多かったよ、高山!!
明日は、朝一で静岡に帰ります、そしてそのままピアニストさんとマリンバの合わせをするのだ^_^;
(実はマレット(マリンバのバチ?)持参で来ているのであった・・・)
コメント (3)
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飛騨高山に来てます

2013-09-06 21:01:39 | 旅行
夏休みと土日をくっつけて連休作って、高山に来てます。
と言っても、高山は目的地じゃなくて入口、っていう感じですが。
目的地は、西穂高で、明日向かいます、午後から雨って事なので早朝に出発します。
で、今日はとりあえず高山市をちょっと徘徊してきました。



高山は、昔的な町並みがかなり残っている、というか小京都って言われてるのが判るなぁ、と。
町の中央に川がドドーンと流れているところも似ている。
でも、京都って古い中にも結構モダンというかお洒落感も強いけど、その点高山はちょっと「レトロ」で止まってるかな?という気も。
でも、それはそれでいいと思うんですよね~。
京都が幾つもあっても、そりゃそれで面白くないもんね。










思うに、京都との違いは、ホントの昔ながらの個人商店が多いというところにもあるんじゃないか?と。
京都も、もちろん老舗が沢山あるんだろうけど、実は外の土地から「京都」をイメージ化してチェーン店的な店というか、新規参入の「いまどきのお洒落なお店」もそこそこあるんじゃないのかな?と思ったりして。
極端な例で例えれば、「タレントショップ」とかね。
高山は、その点、ホントに個人店が多くて、マクドとかスタバとかとりあえず(?)見当たらないし(ちょっと離れた場所にはあるのだろうけど)コンビニも他と比較してお店が少ないと思う。
そのコンビニも、


独自のおなじみのカラーリングをあえて押さえて、景観と違和感ないように気を配っています。




クサガメ~


あ、今回は名古屋経由で特急高山に乗りました。
で、なんと指定席が満席だっていうのでグリーン車に乗ったんだよっ!!!
人生二回目グリーン車(爆)
でも、初回グリーン車はもらった旅行券使って乗ったので、今回が初の自腹グリーン車です(笑)
特急って自由席少ないし、なにせ荷物が多いのでちょっと指定じゃないとツライかな?と思ったので今回はお大臣状態(爆)







二列席と一列席!!なんですよ、グリーン車。
シートも通常の1.5人分くらいの幅があります。


運転席のすぐ後ろでした。


途中の車窓から見える川の流れの綺麗な事!!
泳ぎたくなりますね~。


今回の旅のお供の本・・・^_^;


で、高山市内の銭湯に行こうと思ったら、一番近い場所の銭湯は廃湯、次の銭湯は定休日T^T
ううう・・・というわけで、宿泊先の大浴場で我慢しております・・・


ちゃんとこの手の飲料があるところはよろしいです~。
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最近読んだ本

2013-09-04 19:30:53 | 日記
なーんだか、最近涼しくなっては来たのですが、ゲリラ豪雨みたいな感じで油断なりませんな~。
今日も、名古屋がスゴイことになったようで、次は我が静岡に来るかな~?
うーむ、今週末から高山~西穂高に行くんですが・・・ヤバいかもなぁ~、しくしく。

で、今、外猫当番に行ってるところに子猫が二匹いるんですが(いずれも三毛ちゃん)もしかして、嫁入り先が見つかりそうなので、明日から捕獲に励みます。
巧く捕まりますように・・・
そーいや、最近ここで捕獲してリリースしたガラゴちゃんの姿を見かけない・・・
たまたま、時間帯的に合わないっていうならいいんだけどなぁ~・・・

で、最近読んだ本の感想です。


野宿入門

アウトドアっていえば確かにアウトドア・・・なんですが、ガールズキャンプできゃっきゃっなんつー本じゃないです(笑)
いや、作者年代から言えば、ガールズキャンプでもOKなんでしょうが、この本の場合はホントに野宿!!
キャンプとか、アウトドアじゃなくて、ホントに野宿なんです!!
飲みすぎて終電終わっちゃったよぉ~、で、お金がなくて(あるいは払いたくなくて)ネットカフェとかも入れない、という場合、さて、どうするか?
いーじゃん、その辺の外で寝ちゃえばっ!!という本です、ホント。
これが、20代後半~30代あたりの女性が書いた本だっていうからスゴイねぇ~、なんつうか臨時ホームレス入門、っていう感じなんですよ。
まぁ、どこでも寝ちゃう、っていうわけではなくて、「寝やすい場所」の指南書みたいにもなってます。
公園はわりと使いやすいが、トイレをチェックすべし!!
トイレに「夜露死苦」とかって落書きがあるようなところはダメ(そーいう落書きするような連中のタムロ場所になってる危険あり)反対に、きれいすぎるのも地域住民が朝夕に見回りチェックに来るので、ちょっと使いにくいとかとかと、実に実践的な入門書になってます(笑)
ダンボールの使い方、なんて笑ったというか、ほぉ、こうやって使うのかっ!!と、なかなか斬新・・・
開きにしないで、箱状態のまま上と下だけ開けてトンネル状態にし、それを2,3個連結し、その中で寝ると寒さがわりとしのげるとか、そういう使い方をするんだって!!
結構、ホームレスさんのお泊り状況は見た事あるけど、こういう使い方をしているのは、いまだにナマではありません私も(爆)
でも、なんかそういった「特殊」な人向け・・・のようでありつつも、その精神的なモノは、結局は「自分と自然との間をリアルに感じる」「自分の身は自分で守るという当たり前だけど忘れかけていた感覚」「冒険精神」につながるのであり・・・
そうなると、なんかやはりキャンプとか登山とかのアウトドアスポーツの魅力と通じるところがあるんだなぁ、と思いましたよ。
アウトドアでテント、っていうと道具が高いとかいろいろそろえなきゃ、でもやってみたいなぁ~と憧れてる人、一度ご近所の公園でとりあえずお試しでいかがでしょうか?
ダンボール持って・・・(爆)
困ったら帰宅すればいいんだしねぇ。
もし、これ実際にやってみたら・・・
なんか、ひとつ脱皮出来るような気がします、ってまぁ私はとりあえずやらんけどね~(苦笑)
でも、自宅のベランダとかで試してみるっていうのもありかな~??
そうか、寝袋はテント泊以外でも、こーいう使い道があるんだなぁ、と妙に納得したりしてねぇ。
他にも、同じ作者さんが野宿関連の本を出しているそうなので、また図書館で探してみます。


銀座ママの本音 男性からお金を引き出す方法

これ、男性は読んではいけません(爆)特に、クラブ通いしてるような男性陣は。
夢と希望と妄想が一気にガラガラ崩れていく事、確実です。
作者は、40代ちょいくらいの、銀座でいくつかのお店を切り盛りしている大ママ。
そのママが、どうやって定価の何倍もするボトルを男性に入れさせて、店に来させて長居させて・・・お金を引き出すのか?という方法をリアルに語ってくれています。
いやぁ、かなり本音が出てるというか、やはり男性は読まない方がいいよ、コレ(爆)
要するに、クラブっていうのは非日常世界であり、お客である男性に夢を売る世界商売なんだよね。
男性をいい気分にさせる、という。
で、どうやっていい気分にさせるのか?っていうと、「オレは認められている」「オレは出来る男なんだ」とかみたいな、自分を受け入れてもらえる場所、認めてもらっている場所、(本人レベルで)正当に評価されていると思える場所、というのがクラブなんだそうで。
故に、そこで男性の相手をする女性・ホステスさんは、徹底的に「女」である事を利用する、女である事っていうのは、弱い立場である、その客である男性よりも劣る立場である、ということ。
でも、それは別に自虐でも卑下でもなくて、そうやって「弱さ」を出して、相手から「庇護してあげたい」「可愛い」という心情を出させ=お金を出させる、っていう事につながるらしいです(笑)
で、お金を引き出すのに必要なのはチームプレイ。
一人のホステスが相手をする、っていうよりも裏でその顧客の情報を集め、様々な手段で「お金を使わせる」ように、他スタッフが画策していたりしてね~。
また、いったん心を許した男性客は、いいようにお店や女の子の事を(自分の都合がいいように)勝手に解釈してくれたりして、とかと、あーなんともホントに可哀想なのはアンタだよ、と思わずにはいられませんねぇ~^_^;
でも、これもお客が自主的に自分でお金を払っているからこそ、の話であり・・・
って、なんだか「夢を売る商売」という事で、こういうお店以外でも、ディ○ーランドとか、エステとかとか、女の人向きでもいろいろありそうな気がしますなぁ~^_^;
でも、それで自分にとって適度な料金を支払って、気分よくリフレッシュして、また明日を元気に迎えるなら・・・って考えれば、それもありかな?という気もしましたな。


スーパーマーケットでかわいい買い物

私の特技の一つ(?)が、旅先でスーパーマーケットを見つける事です(爆)
特に、海外に行った時にその才能(?)がもっともよく発揮され、またもっとも役に立ちます(爆)
っていうのは、海外旅行行くときってほとんどがフリーツアーで、特定のある町に航空券とホテルだけ確保してもらって、あとは観光も何もご自由にどうぞ!!っていう旅方法ばかりしてるんです、私。
そうすると、たいてい食事も自分でどうにかせんといかん。
まぁ、たまにはレストランに入ったりもするけど、それよりもスーパーマーケットを見つけて潜入して、お買い物してホテルの部屋で地元ローカルTV番組を言葉もわからずただ眺めながら食べる、っていう方が気楽でもあり、好きだったりします(ビンボー臭いねぇ・・・)
そして、見知らぬ土地の見知らぬローカルスーパーマーケット、これが結構楽しいんですよ。
まさに、これはそういう本なんです。いやぁ、楽しい本です。
私の場合は、よく豆乳をチェックするのですが、この作者さんはさらに進んで(?)重曹チェックが欠かせないそうで(爆)
重曹・・・っていうと、私の頭の中では丸い缶入りの赤の斜めボーダーのベーキングパウダーが思い浮かぶのですが、もちろん全国各地、いろんなのがあるわけだ。
他にも、乾物や缶詰、結構ローカルなんだねぇ、とつくづく思ったりして。
で、「あ、これ見たことあるっ!」って思った商品は、やはり「静岡で買ったモノ」だったして、なんか嬉しかったりしてねぇ。
で、旦那さんが給水棟マニア(?)だったりするところもいいねぇ、なんかお互いに「同じ」じゃないんだけど「同じ傾向」の趣味を共有してるのっていいかもなぁ~と思ったりします。
で、タイトルの「かわいい」ですが、これがホントにかわいいんだよね!!
といっても、ハートが出たりキラキラしている「かわいい」んじゃなくて、どちらかというと、レトロ系でシュールだったりサイケだったりする「かわいさ」で、これまたかわいい!!んですよ。
見知らぬスーパーを巡る楽しさはもちろん、見知ったはずの身近なスーパーでも、普段は素通りで見向きもしなかったあの商品の系統の棚、今度行ったら見てみよう!!と、思えちゃうような面白い本でした。
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宮崎駿監督、引退宣言!!

2013-09-02 20:12:07 | 音楽

好評なんだってねぇ~、よかったよかった^_^


で、宮崎駿監督が、引退宣言したとかしないとか・・・ですが、まぁ「長編映画は作らない」といってるらしいので、完全に「引退」っていうわけでもなさそうですな、これからは適当に趣味に走った短編を作ってジブリ美術館とかで上映する方向にするんじゃないのかな?
でも、この人、過去に何回も何回も、映画を作り終える度に「引退する」っていうようなことを言ってるような^_^;
きっと、1本作り終えると自分の中のモノを出し切って「・・・燃え尽きたぜ、真っ白に・・・」と、灰状態になってしまうんじゃないでしょうか?
でも、それも一瞬でしばらくすると気が変わって、何か作りたいモノが新しく出てきてまたやろ~という方向になるんじゃないか?と。
なんでも、一説によると今回で「五回目」の引退宣言らしいです^_^;
でもまぁ、個人的には最新作の「風立ちぬ」で、完全に監督の物語構成力の在庫切れが語らえていますので、まぁホントに今回はありかもな、っていう気もします。
今後は、長編映画の一部のシーンの動きだけを担当するとか、そういった形ならありかと思いますが・・・
でも、この人がそれで、それだけで満足できるとは思えないっていうか、口出しをせずにはいられないと思うので難しいか^_^;
で、宮崎映画作品=ジブリ、って思いがちだけど、昔は東映アニメとかでもアニメーターとしてとか演出として、とかで根っからの現場の人だったんだよね、この人。
TVシリーズ作品、ハイジとかコナンとかも結構昔から有名でありました。
で、映画に限っては一覧とかがあるので見てみたら・・・

*パンダ・コパンダ 1972
*パンダ・コパンダ 雨降りサーカス 1973
  「トトロ」の前段階を思わせる話。
  子供向き設定ですが、大人が見ても童心に帰ってニッコリ出来るような作品。
  自然描写はこの時代からぬきんでている感じがあった。

*ルパン三世カリオストロの城 1979
  今の時代でも見ても、紙媒体時代でもアニメーターとしての力量のすごさが判る動きの素晴らしさ。
  メカとか小物の懲り方もすごかった。

*風の谷のナウシカ 1984
  アニメージュで当時連載していたマンガの方が好き。
  でも、連載途中での映画化にもかかわらず、それなりにちゃんとまとめていたと思う。
  原作は、今読み返すと、かなり「ゾクっ」とくるほどのリアル感があります、今でこそだからか?

*名探偵ホームズ「青い宝玉」「海底の財宝」1984
  ハドソン夫人のキャラデザに苦笑しました。趣味大爆発!!っていう感じ^_^;
  このシリーズ、犬は直立歩行で服着てしゃべるのに、猫はそのままなんよ~。

*天空の城ラピュタ 1986
  これが、私的宮崎長編アニメのベスト。
  まさしく、正しい(?)大冒険活劇動画!!という感じでしたな~、あぁ、よかったなこのころは・・・(爆)
  テーマもしっかり青臭さを感じさせつつも、直球勝負が潔かったです。

*となりのトトロ 1988
  ラピュタの後だけに、「なんか小さくまとまっちゃったなぁ~」という気はしたが、
  姉妹の日常生活はとても魅力的に見えた。

*魔女の宅急便 1989
  また、わりと日常的な話で、ラピュタみたいなスケールの大きな話はもう無理かもなぁ~とは思いつつも、
  やはり、キキの日常生活が結構可愛くて、「憧れ」的イメージで楽しかったですね。

*紅の豚 1992
  いよいよ、監督、自分の趣味丸出し映画を作ってきたな、世間に受けるかどうか?っていうよりも・・・
  という、ターニングポイント的意義を感じた作品。
  私的には、ちょーっとドリーム入りすぎで食傷気味感が・・・

*もののけ姫 1997
  勧善懲悪から次第に「それぞれの正義」を感じさせる「(見る側に)考えさせる」作品への移行、という感じかな?
  ただ、このあたりから声優を使わず、役者を使うようになり、私的にはマイナス面の方を強く感じた・・・
  (発声がイマイチ、滑舌が悪くて何言ってるか判らない、声だけで感情を伝えるのに慣れていない人がやってる不慣れ感)

*千と千尋の神隠し 2001
  監督の脳内ストックの最後の集大成、ネタ帳大公開!!的作品。
  監督が過去影響を受けてきたいろいろな民話、伝説、あるいは物語、あるいはユング心理学等々の集大成という感じ。
  物語としてはどうかな?とは思うが、元ネタを感じるのが面白かったですな~。

*ハウルの動く城 2004
  私的「宮崎映画・最低作品」です。内容・・・というよりは、先に機会がありまして原作を読んでいたので、
  アニメと原作とのあまりにも遊離性にびっくりというよりも、宮崎監督の人間性を疑いました。
  ここまで、原作の伝えたい事、テーマを無視して許されるもんなのだろうか?人間として、またはクリエーターとして??
  と思わずにはいられませんでした。
  この後に、「ゲド戦記」騒動がおきたわけだが、まぁ納得というか、ある面ではこの「ハウル」を先に見たからこそ、
  「ゲド戦記」に過剰な期待をせずに済んだから結果オーライ、とも取れるな、と自虐的^_^;

*崖の上のポニョ 2008
  これも結構キライな作品です。っていうのは、監督が作りたいシーンだけを適当につないだっていうのが見え見えだから。
  非常~に安易で安直な作り方で、私的にはかなりキライです。

*風立ちぬ 2013
  ・・・言うまでもなが・・・っていう感じですな^_^:;

と、実は宮崎作品ほとんど見てるんですな、私。
でも、先日「風立ちぬ」を見て、もうこの監督の今後の作品は見ない事にしよう、と決めたので、別に監督が引退しようとしまいと、私は今後の作品はもう見ないから関係ないんですがね。
一応、マイベスト宮崎映画を並べてみると・・・
1) 天空の城ラピュタ
2) ルパン三世 カリオストロの城
3) 千と千尋の神隠し
って感じかな?見事に昔の作品ばかりかも^_^;

ワースト作品は、
1) ハウルの動く城
2) 風立ちぬ
3) 崖の上のポニョ
・・・こちらは、見事に最近の作品ばかりやのぉ~^_^;

あ、ジブリの次回作、高畑監督のかぐや姫は一応見ておくつもりですよ~。

そーいや、ただいま上映中の実写版「ガッチャマン」、レビューも観客動員も惨敗だってね~。
まぁ、予告一回しか見なかったけど、見たいとは思わなかったなぁ。
そろそろ、マンガの実写化ってあきらめたらどうかなぁ?
この調子だと、「キャプテンハーロック」もかなりヤバそうな気がするのは私だけか??
まぁ、こっちはアニメですが・・・

あ、「ゲド戦記」の騒動とは、簡単に書いておくと・・・
ゲド戦記は、アメリカの作家アーシュラ・K・ル・グインが少年少女向けに書いた長編ファンタジーシリーズで、子供向けとは言いつつ、実際はそのスケールの大きさ、深さから大人ファンも多く、トールキンの「指輪物語」C.Sルイスの「ナルニア国物語」と匹敵するレベルのファンタジーの古典的な金字塔の作品です。
宮崎駿監督も、以前よりこのシリーズのファンで、その昔原作者のグインにアニメ化の許可を得ようと働きかけていました。
しかし、当時のグインはアニメーション=ディズニー(=勧善懲悪)的イメージを持っていたので、断りました。
その後年月は過ぎ・・・
アメリカでもジブリ作品が紹介されるようになり、トトロとかを見たグインは「素晴らしい!!」と感動し、こういうアニメ映画を作る人にならば自分のゲド戦記を任せてもいい!と、考えを変えて、ゲド戦記の日本語訳者出版社を通じて、ジブリに連絡を取りました。
で、宮崎監督と鈴木プロヂューサーが渡米、グインとコンタクトを取りました。
そのとき、宮崎監督は「ハウル」の製作中であり、「自分は今、多忙でゲド戦記を映画化する事は難しい、それに自分はハウルを作り終わったら引退する」(爆)って言ったんだそうですよ~、出ましたっ引退っ!!っていう感じですな。
でも、せっかくの原作者からのオファーだし、原作は世界的にも超有名なシリーズなので、ここで断るのももったいないと判断したのか、鈴木プロデューサーが中心になり(んじゃないかと思うが)「映画化させていただきたいが、監督は駿ではなく息子の吾郎にやらせたい」と言ってきたそうな。
吾郎監督は監督経験はもちろん、アニメ関係の経験もまったくナシで、グイン側としてはその提案に少々落胆した。
しかし、宮崎駿監督、鈴木プロデューサーは「自分(駿監督自身)もかかわって責任を持って作ります」と提案したため、原作者はアニメ化OKしたのであった・・・
が、実際のところ、ゲド戦記のアニメに関して駿監督はほとんどノータッチであり、その出来栄えは・・・見ての通りですね~。
まぁ、あの映画がスゴクいい、って言う人もいるにはいるんでなんですが、原作知ってる私からすると、「絞め殺したくなるような映画」でございました^_^;
原作者も結構映画版には不満を感じたようでして、さらに追い討ちをかけるように宮崎駿監督は「引退」を撤回し、自分の新作を作り始めた(これがポニョですね)ので、さらに「裏切られた」と思ったそうです・・・
と、原作者はしっかり書いておりました。
私も、同じ日本人として、グインに申し訳ないとホント思いました・・・こんな日本人ばかりじゃないですよぉ~っ!!
今でも、ネットで検索すれば、原文や訳文も出てくると思いますよ~。
この一連の騒動からも、宮崎駿監督は人間として信用出来んと私は思うわけでして、なのでなおさら「風立ちぬ」とかはクソつまらなく感じるのかもね~(あー、ズバリつい書いちゃったよ^_^;;)
  
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