УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

球状コンクリーション

2022-06-20 05:01:00 | 日記
今日はふじみゅー事、ふじのくに地球環境史ミュージアムに行きました。
クマムシまたみてきたぜ!

ふじみゅーって食べ物持ち込み禁止で、中のカフェで買ったののみ可なんだが、休みの日だと弁当とか早々に売り切れちゃうんで、先に競輪場で食べてきた(途中にあるのだ)
今日は食べただけで賭けてはナシ。



おでん、蒟蒻・フワ(ウシの肺)と卵、おにぎり2個で540円!
安い!値上げしてないが、大丈夫なんかなー?と心配になってきます・・

で、ふじみゅーへ。

ヒアリの標本。
小さいんだねー、ヒアリって。




ハヤブサが持ち帰ってきた小惑星リュウグウの岩石サンプルのレプリカ。
レプリカにする意味あんのか?←オイ、とかと思わなくもないが。
実物大だとほんとケシ粒って感じです。

で、本日の目的はこちら。
球状コンクリーションの講義を聞きに行きました。
名古屋大学教授兼名古屋大学博物館館長さんの講義。
この間見てきたばっかりの相良の子生まれ石、これもその一つ。
で、私はそういうのってノジュールって名前だと思っていたが、正式には球状コンクリーションって呼ぶらしい。
ノジュールは塊、みたいなもう少し広い意味の名詞になるらしい。

で、この球状コンクリーション、中に化石が入ってる事が多いが、それは死んだ生物の身体を構成する炭素と海中のカルシウムイオンが結合し、炭酸カルシウムとなり周囲の砂粒とかをその周りに集めて固めてつけついく効果により出来るらしい。
子生まれ石の表面が、普通の川の石というより泥団子みたいに見えたのはソレだな。
案外早く出来るらしく、条件が合えば数週間で出来るらしい、小さいのでは。

実際にツノガイで人為的に作った球状コンクリーション。
クワイみたいだよねー。
あるいは丸いチーズにお洒落なピック刺してみた、って感じ?
相良の子生まれ石は、遠州七不思議とかで珍しい貴重扱いでしたが、実は日本や世界あちこちであるとこにはある!って感じの物らしいです。
球状コンクリーションを割ると、中に化石が入っているケースが多いそうで、カニとかアンモナイトとかありますが、これは二時的?なもんで、形成に必要なのは腐ってなくなっていく身の部分で、殻とかは結果として化石となり外界から遮断され、保存状態もよく残された、って事らしいよ。




清水港で収集されたカニの球状コンクリーション。


北海道ではアンモナイトが内包されたコンクリーションが多い事で、世界的にも有名だそうな。
ニュージーランドには巨大なのがあり、中にあるのはクジラの骨だとか?
って事は条件そろえば人間のコンクリーションも可能か?

で、火星にもコレ、あるらしい。



集合体恐怖症には、ちとつらい?
こんなのがあるそうで、将来はサンプルとして実物を地球に持ち帰りたい、だそうです。
最速で2030年頃に可能か?って話らしい。
火星には昔には海があったらしいんで、そのカルシウムに核となった炭素を出す物質が地球のように生物由来なのが、それとも別の無機的な岩石とかなんか??は、まだわからないそうで。
夢は大きく!ですねー。

で、このコンクリーションはとても硬いそうで。
普通のコンクリート並みの硬度でさらにコンクリート以上というか半永久的に不変、劣化しないそうで。
そのため、地下に使用済み核燃料保管庫を作る際や、長大な地下トンネル(リニアとか)を作る際の素材として使えんか?って事らしいです。

で、相良の子生まれ石、これは中に何が入ってるのか質問したところ、神聖な扱いなんで割れないそうです。
多分、ゴカイみたいな生物がコアになっているのでは?という話でした。


机の下にさり気に転がっていた球状コンクリーション。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする