風邪ひいたー!
葛根湯飲みまくってます。
今のとこは、喉が痛いのと鼻水ですなー、あとくしゃみ。
症状は大変ですが、これも体が風邪ウイルスを削除するために懸命に頑張ってるためなんで、本体としてはありがたや、ありがたや、ですなー。
で、青森の話がまだ一つ残ってました。
最終日、午前中、お昼前頃まで時間があったんでそれまで時間潰し的に行ける場所ないかなー、と思っていたところ、駅からわりとすぐに【ねぷた館】と【八甲田丸】がありまして。
どっちを取るか?って言えば、青函連絡船かなー?ってわけで寄ってみました。
その昔(笑)本州と北海道間は繋がってないので、
青森から青函連絡船に乗り北海道・函館へ渡ったんだよー。
今でも、フェリーはあるらしいが。
そーいや、海底トンネル駅、いつか見学したいなあ、って思っていたら、もう無いんだってねー(;_;)
今は、静岡から北海道行くなら飛行機一択!つう感じではありますが。
で、青函連絡船は引退したわけですが、その数隻あったうちの一隻・八甲田丸号はいまでも青森の港に浮かび、内部を博物館にして公開してるのだ。
私、一度だけ乗った事あるんですよー。
何号か?とか全然覚えてないけど。
もちろん一番安い席、というかカーペット張りの雑魚寝スペースでした。
こんなサービスがある座席もあったんだねー。
当時の座席。指定席かな?
寝台もあったんだねー。
平民席だから、知らない世界だわ。
で、ここの目玉(?)はこちら!
昭和30年代の青森、港や船付近の当時の人々と生活の再現!
三丁目の夕陽の青森版、って感じ?
魚屋さん
店主ご夫婦。
姉さん女房で、旦那はややおっちょこちょいなんで、
仕入れ間違えて、奥さんに怒られるところ。
と、人形の名前や設定まで書いてある!
さらには、リアル音声も流れてるのだ!
魚の種類や値段を現代と見比べるのも面白い
滑り感出てます!
卵屋さん。
今は、物価の優等生的庶民の味方!的鶏卵だが、
当時は高級品!
だるまストーブみたいな釜の焼き芋屋さん。
なんと、橇に乗ってるんだ、釜が!
今のキオスクにあたる駅の売店
わんこ、なんか泣いてる?
引っ越し途中の母子家族?
ヌコヌコ!
魚を失敬中のカラス
待合室で出航を待つ人々。
白い服のお兄さんは、太陽族だっさ!
石原裕次郎?
担ぎ屋の女性たち。
船内食堂で酔いつぶれてるおっさんと、
困ってるボーイさん
真知子さん。
真知子巻きって知ってるかい?
ほんとはこんな感じで、出航時に港を見つめる感じだったらしい。
津軽海峡冬景色〜♪が脳内リピート間違いなし!
と、リアルすぎる人形とジオラマの数々!
そして、単に当時の衣装を着たマネキンではなく、ちゃんとそれぞれに名前があり、設定もされているのだ!
津軽弁の会話や、周囲の音も流れてて、臨場感すごいよ!
実は、これらは以前、お台場にあった船の博物館内で展示されていたそうで。
船の博物館閉鎖に伴い、リストラ必須だったところ、保存願いが市民運動から始まり、青森の八甲田丸に引っ越してきたんだそうです。
私は、お台場時代知らないからなんですが、やはり残してくれてありがたい!と思うよー。
スペース面とかもあり、お台場時代と比べて規模小さくてがっかり感ある、という意見もあるけどさ、私は残したい!と思いそれに尽力した皆様の努力と熱意の方を賞賛したいです。
博物館内で、その経緯を記録した映像も流れてるよー。
で、ジオラマだけじゃなくて、船的な資料もたくさん。
何せ、実物だから何かを持ってきて展示ではなく、その場に客が行って見学って言う感じです。
メインブリッジ!
ここにも人形が!
このファイル閉じてるヤツとか灰皿とか・・
船長室。
顔みえないけど、結構若そう、ロマンスグレーだが。
このレトロなテクノ感がよいねー。
甲板にも出られて、煙突内部も入れるよ!
かなり高さもあり、眺めもよいよ!
アスパムの展望台に金払うより、こっちをオススメ!
甲板からエレベーターで、船底へ
工場萌え系、廃墟工場系のフォトジェニック的光景!
一番下には、なんと列車も積載している!
なんと、船内に線路が?!
なるほど、最初外から見たあの線路がつながるわけだ。
と、ついでに行ったつもりが、かなり満足度高いとこでした!
ただ、その後、「津軽海峡、冬景色〜♪」が抜けなくなるけどな。
さらに、それに北の宿もミックスされちゃったりしますが^_^;;;