УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『白雪姫と鏡の女王』  

2012-09-18 20:35:08 | 映画


昨日と今日と、天候が不安定不安定しております。
ただいま、外では雷ドンガラ言ってます。
新幹線も止まっちゃってるそうで~
で、先週末は三連休でございましたが、中日の日曜は、浜北にいってました。
以前は、浜北市だったんだけど、今は浜松市浜北区になってます。
TOPの写真は、徘徊途中で会ったわんこ。
大体、こういった外にいる犬って、番犬的性格が強くて、通行人、特に不審人物(・・・)には、かなり警戒心が強いのですが、このわんこはとても人懐こくて、ウェルカム状態!!でした。

で、月曜は緊急呼び出し待機要員のために、自宅で読書。


きのこる

きのこラブラブ、という本です、が全てを物語る、という感じの本。
食べるキノコ、キノコの生態、キノコの観賞、キノコ文学、キノコアート、キノコマンガ、キノコお菓子、他、とにかくキノコづくしです。

「きのこはかわいい、」それだけでいいのです。
きのこの分類や産業には、それぞれの専門家がいます。
我々市井のきのこファンは、きのこをただ楽しみ、愛でればいいのです。
それぞれの人が、それぞれの形の「きのこ愛」を、高らかに掲げればよいのです。
・・・・(略)きのこの魅力は果てしなく、その一端をお伝えするために、本書が書かれたと言っても過言ではありません。


と、まさしく、そーいう本です(笑)
最近、こういった「名詞としての名前はもちろん知ってるけど、その内容はなんとなくおぼろげ。
詳しく追及するほどの興味もあまりないけど~」的レベルの人を、その道に引きずり込むための「一般向けのマニア道入門書」と言いましょうか(笑)
とにかく、そーいうタイプの本によく当たります。
ま、無意識のうちに、そーいう本を探してるんだろうけどね、自分。
思い返してみれば、コケもそうだし、クマムシもそうだし、フジツボもそうだし、狛犬もそうだよね~、そう言えば。
あ、他にも最近その傾向の本で、


鐘軌さんを探せ

という本も読みましたが、これもそのタイプで、鐘軌さんっていうのは民家とかの屋根の上にある飾りの瓦の人形(?)っていうのか。
鬼瓦の人形版、っていう感じですかね?
神社だと、狛犬型とか波型とか、牡丹型とかあるけど、京都がこの人形像が多いらしく、それを集めた写真集、と言った感じの本でした。
で、本文に写真も沢山載ってるんだけど、いっしょに、カメラ女子的な女の子二人連れが、「京都のおしゃれな雑貨やさん」「京都の一度は寄ってみたいカフェ」みたいなノリで写真を撮ってる(雰囲気)のも沢山あって、
「へぇ、女の子でこういうのに興味を持つんだ~、意外だねぇ、いろんな人がいるもんだね、最近は。」
と、思ったら、実はその写真の女の子達はダミー(笑)で、筆者はイメージ通りのある程度年齢いってる男性でございました。
彼女たちは単にモデルらしいです。
私の目から見ると、かなり違和感っていうか、旅行雑誌とかのお店紹介でのモデルとかっていうなら判るけど、こういった「マニア向けと思われがちな路線を
一般に入りやすくさせる入門書」的な本のは不釣り合いだな~と思いましたねぇ。
女の子の写真を載せるスペースあるなら、もっとしょどうさんとか町屋とか、しっかり関連のある写真なりを載せる方が良いと思うんだけど・・・
・・・本の内容が悪いっていうわけじゃないけど、なんかスタンツがブレてるなぁ~という気がするんだよね。

で、キノコ本に戻ると、「キノコ映画」のコーナーもあって、有名な「マタンゴ」とかも紹介されています(私はまだ、見たことないんだけどね~)
で、なんと、その中の、見てはいけないキノコ映画というのに「恐怖!キノコ男」がありました!!
ははは、実は、これなら見てます、私(爆)



しっかし、こーいうのがちゃんと商業ベースで輸出されて、TU●AYAでレンタル出来ちゃったりするんだから、スゴイよね、ある意味。
グローバル化、画一化、とかって言っても、こういった「まったく予想もしない」ような出会いもあったりするんだから、スゴイねぇ~人生って、ってかみ締める事が出来る映画ですが、全くお勧めはしません、ハイ。

で、今日は、昨日完徹で仕事した代わりに、休んじゃいました。
いや、人手が足りなくてキューキューしてるのは判ってるんだけど、だからといって、ここで無理してミス起こしたら本末転倒なので、開き直って休んじゃいましたよ。
体調管理をするのも、プロの仕事、っていうくらいだしねぇ~(苦笑)
まー、午前2時くらいまでに終われば、普通に出勤しようかな?とも思ってたんだけど、終わったのが朝の4時半だもんねぇ~。
というわけで、1本映画を見ました。

映画『白雪姫と鏡の女王』予告編


昨今、昔ながらの童話的話を現代風に変えたのを映画化するのが流行ってるようで。
白雪姫も、わりと最近公開された「スノー・ホワイト」も白雪姫ネタだし、不思議の国のアリスとか赤頭巾ちゃんとか、今は、ヘンデルとグレーテルも作ってるとかいう話もあるし。
で、白雪姫は、やはり「待つだけ」の受身ヒロインではなくて、いまどきの自分で戦い、勝利する女の子、になっております。
先行の「スノーホワイト」よりも、こちらの白雪姫の方が、より7人の小人に重点が置かれてコミカル色が濃くなっています。
ただ、全体的に滑ってるなぁ~というところも多し。
画像的には、「セル」とかを撮った監督だけあって、かなり不気味耽美なシーンもありまして、まぁそれでもそーいう傾向弱めにされてはいますが。
で、スノーホワイトのお后は、シャーリーズ・セロンで、この人は断然白雪姫よりも美しいので、どうも説得力に欠けてましたが、今回のお后は、ジュリア・ロバーツ。
こちらは・・・まぁ、美女の基準は人それぞれだしねぇ~という感じかなぁ・
それにしても、彼女はすごーく顔の各パーツがデカイうえに、落ち窪んでるんだよね~。
沼津市松蔭寺の「日本一顔が窪んでいる狛犬」と、よい勝負になるでしょう。



王子も二枚目半的で、白雪姫もなんか眉毛が妙に濃くて、なんだかジュリアナ時代のギャル(?)みたいな感じでしたよ~。
でも、ラストに髪をまとめてUPして、ティアラをかぶると、オードリー・ヘップバーンに似てました。
という感じで、ずーっと見ている間は、「ま、こんな程度でしょ」と、思ってたのですが・・・
ラスト10分前、大円団目前に、なんとなんとっ!!
ショーン・ビーンが出てきたではありませんかっ!!!
白雪姫のお父さん、王様役で!!
王様役で白雪姫映画に出てるっていう話があって、てっきり「スノーホワイト」だと思って、「なんでー、出てこないじゃん!!」と思っていたら、そうか~、こっちの白雪姫だったのかっ!!!
・・・というわけで、延々前座の落語を聞かされて、退屈してたところで、ようやく真打の大トリっ!!で、終わりよければ全てヨシ、で満足したっていう感じですかね?(爆)
あ、最後は何故かインド映画のノリでした。
衣装デザインが、先日お亡くなりになった石岡瑛子女史の作でもありました。



あ、ショーン・ビーンは、この向かって左手の人です。
右側は、ヴィゴ・モーテンセン。お宝画像(爆)
コメント (2)
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