УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

久々に映画

2011-08-06 23:23:47 | 日記


ちょっと久々に、映画のハシゴをしてきました。

木漏れ日の家で【AVI】


1本は「木漏れ日の家で」
ポーランド映画です。
古びた屋敷に愛犬と住む90代の老女の日常、という感じです。
モノクロで撮られてレトロな感じ・・・かと思えば、確かに扱っている内容舞台的には木々に囲まれた古い屋敷、老女、と題材的にはレトロ(?)かもしれんが、モノクロのコントラストが結構強くとられている、ギラギラするまでいかないけど、わりとキツめな感じの撮影をされています。
が、反面、老女の回想シーンになるとソフトな画面になるので、意識してそうなっているのだろう~と思います。
この屋敷、木造住宅で、ロシアで見た古い家もこーいう感じだったなぁ~と懐かしく思いました。
ポーランドもきっと、「森」が多い国なんだろう~。
で、家の窓、ガラス窓が全面にあって全部サンルーム、っていう感じなんですが、そのガラスが普通というか今風の平ら~じゃなくて微妙に波というか筋が見えるんですね。
「手吹きグラス」というのか、小さな気泡が入ってるようなガラスのグラスがありますよね、あーいう感じのガラスなんですな。
そのガラス越しの画像がなんともいい感じです。
言葉も、判らないけどスラブの香りがする発音でございました。
でもって、老女と暮らす愛犬、ボーダーコリーのフィラ君。
モノクロ映画だから、白黒犬にしたのだろうけど、これがほーんと、見事な演技で!!(笑)
ボケ役もつっこみ役双方を見事に演じきるその表情!!
モノクロだと、目のキラキラ感とか、舌がハァハァベロベロしているその息使いというか、そういうのも強く感じられたりして。

映画『メアリー&マックス』予告編


もう1本は「メアリー&マックス」
オーストラリア製のストップモーションアニメーション。
そーいや、こちらもほとんどモノクロ作品であった。
オーストラリアに住む8歳の少女メアリーと、ひょんなことから彼女の文通相手になったアメリカ、NY在住のマックス。
この二人の友情をつづった物語・・・
なんですが、まーとにかく、けっこうシュールなんですな。
アニメ・・・とはいえ、完全に大人向け。
大人でも、アニメ=ジブリ、という考えの人なら多分、ダメ~と思うかも(笑)
ブラック的な要素もかなりありますが、これが何故か感動作!!なんですよ、これが、ホントに何故か!!
ラスト近くの、とある1カット、これだけで全ての人々を感動させてしまう!!という。
「人間は不完全である、だからこそ、許しあう事が出来るのだ」とか「親戚は選べないけど友人は選べる」とか、さりげない名言というか真理もつまっており、それが納得出来る説得力のある映画でした。
で、映画最初のテロップで、監督から日本と日本人に向けたメッセージが出されていて、「どうもご丁寧に、ありがとう~」と思ってましたが、
途中で、あー、なんとなくこのテロップ入れた意味が判ったなぁ~、と思いました。
津波を思わせるシーンが一部あるから、だと思うんだな、これが。

でもって、映画の後は、卒論のテーマで「人間と動物との関係」を扱っており、その関係で「地域猫活動ボランティア」の話を聞きたいという大学生のお兄さんにお会いしてきました。
猫ボラの先輩方といっしょ、でしたが、相変わらず(?)脱線で膨らみまくりの話になってしまい、どの程度お役に立てたのかは・・・謎です(爆)
まぁ、他のボランティアさんとか行政側にも話を聞いて行くそうだし、なんとかなるとよいのですが。
就職は一応、もう決まっているとの事なので、落ち着いてゆっくりまとめてくれそうですね~。
私が猫ボラのお手伝いを始めてから、10年くらい経っているそうなのですが(自分ではあんまり年月って気にしてないので、良く判らん^_^;)確かに周囲的な流れとしては、良くなっている、というか理解してくれる方々は増えて来たなぁ~という気がします。
しかも、嬉しい事に、特に若い世代の皆さんの中で、動物愛護の精神が昔時代の人(笑)よりも、多くなってきているねぇ~と思う事も多いです。
まぁ、もちろん個体差があるとは思いますが。
10年前は、「日本の動物愛護は、欧米諸国よりも50年以上遅れている」というのが定説でしたが、その10年後は単に距離が縮まって40年・・・じゃなくて、もうちょっと加速度がついて、35年くらい(←ビミョー)遅れている、になったかな?という気がします。



で、明日、静岡市葵区の番町市民活動センターにて、猫譲渡会が開催されます。
ナマ猫ちゃん達も来ます!!
シロ子さんとシマ子さんも、参加の予定です。
お近くの皆様は、よろしくお願いします
コメント
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