ヒョロ男えだまめ の 【ひと皮むけたい】

ヒガンバナ属と、地獄のラビリンス


ヒガンバナの季節。

ヒガンバナは
ヒガンバナ科ヒガンバナ属
ということで、

他のヒガンバナ属の植物を確認しました。
・ナツスイセン
・キツネノカミソリ

写真を見ると、

こうシュっと地面から生えてる感じが
どちらもヒガンバナそっくり。
気になる方は、下の方にURLを貼っておきますので、チラッと見てください。

チラ見でね、
もう、これはヒガンバナと血の契りを交わした
兄弟だって見た目でわかる感じ。

良かった良かった。
はい、タメになりました。

と思いきや、
一つ気になる記載を見つけた。

「ナツスイセンは細かい事言うとスイセンの仲間ではありません」


おいおい、コラ待てと。
ナツスイセンはスイセンの仲間ちゃうんかいと。

ヒガンバナ科という括りでは同じ仲間ではあるけど、
ヒガンバナ科ヒガンバナ属はナツスイセン
ヒガンバナ科 スイセン属はまた別にある。

それなら、ナツスイセンじゃなくて
ナツヒガンバナの方が良かったんじゃん!

私の中では、ナツスイセン君はもう、
ナツヒガンバナってことにしておく。
勝手に改名。

はいっ、これで一件落着!
〜と思いきや
もう一つ気になる記載が。

「キツネノカミソリはヒガンバナ科だけど
見方によっちゃユリ科」

おいおい待てと。
見方によって違うんかい!と。

その見方とは

キツネノカミソリ
・クロンキスト体系→ユリ科(古い分類)
・APG分類体系   →ヒガンバナ科(最新の分類)

ここまで来ると地獄の入り口に立った感じ。
これ以上突っ込まない方がいい気がしてきたので、今日はここまで。

ちなみに、最新の分類手法はAPG体系で、
ゲノム解析を元にした分類という。

ゲノムまで解析しないと、
同じ仲間だって説明つかないんすね。

「見たところ、血の契りを交わした兄弟だって感じ」という話は、科学では出てこなくて、

「血の契り」の代わりに
「ゲノム」が出てくるということで。

とりあえず、言い方変えただけみたいな感じっスね!

ちゃんちゃん
















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