お先に下山します☆彡

目指せ!エンディングノート(*^^)v

まろの北海道・東北放浪記 Day129~Day130

2023-10-30 23:53:55 | 北海道放浪2023
北海道放浪は121日間で完了しました。
今、会津にます。
明日、南会津から塩原に入る予定です。

さて、前回予告した「剱伎衆かむゐ」の映像、短編版を仕上げたのでのっけます。
是非ご覧ください。

↓「大義 ~ Code of SAMURAI  剱伎衆かむゐ・2023慧日寺公演 」短編動画
どこ見ても秀逸ですが、まろのおススメは、タイムカウント 05:20 からです。
チビッコ剣士たちが実にカッコイイ!
特にセンターのお嬢ちゃんの眼力がヤバイ。ゾーン入っちゃってます。おっちゃんに刺さりましたw

↓チビッコ剣士たち
↓お稽古頑張ったんだね

剱伎とは、マーシャルアーツとしての「剱」(剣術)とパフォーミングアーツとしての「伎」(伎芸)を融合し、日本の形式美と無形の精神性を究める「道」のことである。(公式webより)
そして剱伎衆とは、これを世に広めるべく活動しているサムライアーティスト集団です。

↓足斬りをかわし空中上段斬りに飛ぶ島口さん(剱伎衆・主宰)
↓全力で受ける松村さん(剱伎衆・師範代)


海外で絶大な人気を博していて、いつかこの目で生で見てみたいと思っていたところ、偶然、ここ会津(磐梯町・慧日寺)で出会えました。
日本での公演回数は少なく大変希少な機会です。
会津は、剱伎衆かむゐの本部道場がある場所で、会津魂というべくこの地方特有の精神性が大変よくマッチングします。

公演日前に会場の慧日寺をロケハン。本堂前の野外で開催のため構図が重要です。
結果、当日はベストポジションゲット。並み居るメディア、報道各社を抑え、おらが正面どセンターを確保しちゃいました。おら人相が悪いので誰も文句いわない。左右にはプロのカメラが並びますw

公演時間は1時間30分。4K撮影で32GBとなりました。
上の動画は、ダイジェストとして16分の短編にまとめています。
その他の時間は、剣術を交えたストーリーが展開され、MC無用の感動風ドラマが進行してゆきます。観客には涙が見えていました。
生演奏の三味線、笛、太鼓の和楽器に加え、キーボードと歌も一流のアーティストが参加。さすがにプロ!、見事に調和していました。
それぞれのソロ演奏パートもあり音楽としても楽しめ、最高の舞台でした。

この短編版で反応良かったら、フルバージョン全編版も作ってみようと思います。

公演後、キャストの皆さんと触れ合う機会があり、主宰でメインキャストの島口さん(ご出身がおらんちの近所だったw)や、チビッコキッズ衆、みんな和気あいあい楽しい時間でした。
しかしあれだ、キッズ衆にはびっくりした。舞台では威風堂々、とても大きく見えたのですが、オフステージでは、え?、幼稚園生がいるぞ?マジチビじゃん!w
こんな子供たちがサムライの形式美、道の美学を見事に表現していることに深く感動しました。

会津は、幕末、教育施設「会津藩校日新館」が作られ、儒学をベースに道徳から科学、武術、兵法に至るまで、文武両道の総合教育が行われ、その質は当時全国300を超える修練所中、日本一と言われました。
会津藩に生を受けた子供たちは、皆この日新館に通うことになっており、その体系的な学習内容は後の日本の教育制度の基本作りに大きく影響したと云われています。
忠義を尊び、人を大切にする、ならぬものはならぬ!、歴史の様々な場面で活躍した会津藩士の厳格で独特な気質は幼年の頃からの教育の賜物だったのです。

仁義礼徳、武士道にも通じるその精神。
剱伎道は、パフォーマンスでありながらも、日本人の魂とその急所をうまく刺激します。
会津の文化と相まって大変良いものを見させて頂きました。

主宰の島口さんが言ってました。
コンセプトは「刀は人を切るモノではない。人をつなぐものだ」と。
世界が絶賛しているのは、単なる外形美ではなく、サムライアクションの裏にある精神世界、それに気づくからなのかもしれません。

次回国内開催はいつ?と聞くと、まだ未定とのこと。
11月はイタリア公演だそうです。
これからも応援して行こうと思います。

編集結構疲れたので、慰労コメントちょーだいねー(^^)

(^^)/

まろの北海道・東北放浪記 Day121~Day128

2023-10-28 22:22:25 | 北海道放浪2023
猪苗代のイチゴハウスの夜景↓


北海道放浪は121日間で完了しました。
苫小牧からフェリーで仙台に入り南下中です。
一週間ブログさぼってましたが元気です。今、磐梯・会津地方に居座り紅葉&温泉三昧しちゃってます。

仙台では、1つだけ目的がありました。
仙台高尾の墓を訪ね、三代仙台藩主・伊達綱宗の高尾伝説にケジメをつけること。
結果、やはり綱宗の高尾は、吉原の高尾太夫ではなく、お品(椙原品)であることが確認できました。
なんのことだ?と思う方は、過去記事の花魁シリーズをご覧ください。

お品の墓は、仙台市内仏眼寺にありました。
彼女は綱宗が幽閉された品川大井の屋敷で侍従として仕え、側室のお初(三澤初子)亡き後、新たに側室に召し上げられました。
綱宗没後は仙台に戻り尼となり、77歳で亡くなるまで綱宗の供養を続けたのです。

↓仏眼寺・お品(椙原品)の墓(中央)


↓解説板

また、伊達家の菩提寺である瑞鳳寺には、お品を偲ぶ高尾門があります。
↓瑞鳳寺

↓瑞鳳殿
丁度期間限定の御開帳のタイミングだった。
↓高尾門

↓解説版

ここ仙台において、高尾とは花魁の名ではなく、藩主綱宗のために忠義を通し一生を捧げた美麗な一人の女性の名なのです。
東京、埼玉、栃木、そしてこの仙台、高尾探しの旅はこれでやっと終わりました。

仙台を離れ南下します。
宮城蔵王から福島吾妻山系は初冠雪となり、山ルートは避けようと思ったものの、オリオン座流星群に誘われ、浄土平天文台(標高1600m)を目指します。
磐梯吾妻スカイラインの降雪通行止めが昼に解除され、いざ浄土へ。
↓浄土平(昼間)


↓天文館
↓天文館内。管理人に今夜駐車場で観測すると言ったら、、死ぬなよ!とw

夜は、正に浄土ギリギリでした。
夜間の気温ほぼ0℃、おまけに爆風16m(気象庁発表)、つまり体感気温はマイナス16℃になります。
昼間満車だった大駐車場は、夜にはスッカラカン。おらと同じ星見目的の強者がもう1人、無謀にも設営開始。ハイ、三脚ぶっ飛びました!
キャンカーで風裏を作ってあげてなんとか頑張ったのですが、、無理でした。望遠鏡の前にまず人が死にますw
↓敗戦ショット
翌日、山を下り、磐梯・裏磐梯・天元台(山形)の紅葉狩りに向かいました。
五色沼、檜原湖周辺は見頃を迎えてます。現場でライブ配信してたら、天元台は今ピークですと勧められ米沢まで踏み込んじゃいました。
いやー、どこも見事だったです。順不同であげときます。
↓土津神社1
↓土津神社2
↓土津神社3
↓土津神社4

↓土津神社5

↓天鏡閣前庭

↓天鏡閣

↓裏磐梯(毘沙門沼)
↓裏磐梯(檜原湖)の夕日
↓磐梯山温泉ホテル前(猫魔スキー場センターハウス前)
↓天元台(ロープウェイ内より)
他に滝の紅葉、最上川源流の紅葉、動画と一杯撮ったのですが、貼り貼りテロになっちゃうので、このへんで止めときます。

で、まろが何故一週間もここに居るか?

それは「剱伎衆かむゐ」に会っちゃったからです。
日本では知名度低いですが、海外で超大絶賛されている日本の武術と形式美を融合したサムライアート集団です。彼らの動画はここ数年間で2000万再生を越えました。
webサイト→剱伎衆かむゐ
圧倒的に海外公演が多く、国内で見れるのは大変希少。その公演タイミングにビンゴしちゃった、それが理由です。絶対見るぞ!と。しかも、道の駅ばんだいのすぐ近く、慧日寺で開催です。もはや神のお導き。
今日32GB撮影してきました。最高にクールでした。次回UPしますね。

彼等の動画は、TVCMなどでご覧になった方もいると思いますが、上記webサイトやYoutubeにPR動画がいくつかありますので予習しておいてね(^^)
2018年製作されたDIAMOND ROUT JAPANがこれ↓
(^^)/

まろの北海道放浪記 Day120~Day121 北海道離脱

2023-10-21 23:42:27 | 北海道放浪2023
北海道Day121
急遽北海道を離れました。
天候が厳しくなり2日連続雨、道内広域で雪も降るようになり脱出です。

撮りためた画像をいくつか貼っときます。

↓函館大沼(島巡りの路、アイヌ島で撮影)
大沼は毎日霧が出ると思ってたのですが違いました。わずかな風があるだけで消えちゃうんです。3日通いやっと無風ゲット。沼内の散策路に深く入り一人ぼっち、ほぼ心霊スポット、かなり勇気が必要でした。獣はキツネとエゾリスしかいなかった。

↓函館港の虹(緑の公園で撮影)
見事なダブルリングでした
↓こっちはスマホ撮影


10/20、19時発太平洋フェリーで苫小牧から仙台へ。
往路と同じフェリーで新潟ルートか別の大洗ルートを予定してたのですが、芸がないので仙台へ。東北の半分見て帰る一石二鳥ね。
あと以前、花魁シリーズ(高尾太夫)の取材で一つだけこれなかった旧跡が仙台にあるので。

北海道は想い出が沢山できました。
土着の人々との交流や自然の奥深さ、この歳にして原点に戻る新たな感性も芽生えた感じです。
大きな北海道、各地それぞれの環境との共生が、その土地の人間を作り、その色の違いは新鮮で豊かな人柄に満ちていました。

人気の北海道周遊旅、出会ったみなさんそれぞれのスタイルで楽しんでいます。
大別すると、ホッピング系の「通過型」と、じっくり「滞在型」に分れ、その目的は行く派、見る派、食べる派、感じる派など多様です。
まろは、滞在型の感じる派ですが、まだまだ居たりません。
来年はもう一段掘り下げた北海道旅にしようと思ってます。

とりあえず寄った場所と、道内での経費を上げておきます。

↓訪問地(308カ所)

放浪しながらGoogleマップに順次マーキングして行きました。縮尺都合で〇が被っている場所が多いですが、リストに表示された数は308カ所になりました。マーク忘れ入れるともうちょっといくはずw

■経費1(固定費的なもの)
・燃料(走行距離9500Km、9km/L、145円/L)153000
・高速(有料は道央道1回のみ利用)2000
・食費(平均1200円日、パン・菓子含む)145000
・飲料(平均300円日、アルコール除く)36000
・風呂(平均700円、38回)27000
・洗濯(平均1000円、コイラン10回)10000
・雑費(コイン洗車2回、アドブルー、生活雑貨、散髪1回)12000
・オートキャンプサイト(平均3000円、4回)12000
---------
小計:397000(3281円日)

■経費2(変動費的なもの)
・お酒(平均400円日)48000
・摘み(平均300円日)36000
・飲屋(平均2500円回、9回)23000
・雑費(有料駐車場2回、地場軽食等)5000
----------
小計:112000(926円日)

■経費3(遊行・嗜好費的なもの)
・アマゾン(海ロッド、ウェーダー、スマホホルダ)12000
・厚岸ウィスキー(抽選当選)20000
・観光(入場料、ボート、ロープウェイ等)15000
・修学旅行JK撮影ギャラ(ノーザンホースパーク)1000
・タバコ(1箱日)61000
----------
小計:109000(901円日)

どうでしょうか。
固定費、変動費の定義は、企業では売上に対し一定が(固定費)、売上に対して変動が(変動費)ですが、ここでは売上を生活に読み替えてください。
121日間+約1万キロを走っての費用、固定費的には約39万円となりました。
つまり、酒・タバコと趣味系の遊びを控えれば、1日平均3000円台で済むことが分かりました。
定番のグルメ旅や買い物旅とは違うので、まーまー安く抑えれたと思います。1人旅ですしね。
北海道一周の走行距離としてはちょっと多め。一か所に留まり周辺の穴場探しを繰り返したせいです。
ご覧の通り、燃料と食費が大きな比重を占めています。
これは意識すればまだ削れる要素があって、食材はまとめ買いで自炊して(自炊道具は完備なのですが今回はスーパーの弁当類がメインだった)、ローカル散策はもっと自転車を使うこと(今回車載ロードバイクでの散策距離は計約150Kmだった)でまだ圧縮できます。
そうすれば、2000円日台も視野ですね。

別に節約本願だった訳でなく、我々老人には消費型の旅は無駄と思える部分が多く、お金要らずゆっくりその土地の風情を楽しむ方が栄養になります。
特に各地の名産品やレシピなどは、長い現役時代様々な機会で大体食べつくしてるのが実際で多数派ではないでしょうか。念のため各地で試食・小食してみましたがどれも驚きは無く経験内でした。B級系に至ってはもはや健康テロの如し、よほどのことが無いと手が出ません。
日本人ってここに行ったらこれを食え、あれをしろの恐怖観念が強すぎかと。
このへんは、夫婦旅だったり若者のカップル旅だったりで変わりますよね。そして犠牲になるのは大体男性側。踊らされる仕組みやお祭り看板の裏を見ちゃうのは男の性、生物の組成が違うのでしょーがないw
などと言ってるのは古典人種か。真偽はどうあれ一緒に踊り楽しむ器があってこそ最先端の文化人なのかもしれない。

長旅の実際は費用以外でもいろんな視点の分析ができます。
快適な車中泊に必要なものやそのスペック、通過型と滞在型のタイプ別過ごし方、モノではなく心の充足等。
気が向いたらまとめてみようと思います。

北海道が日本の領土で本当に良かった。ありがとう。
帰路の東北はおまけなので、来年のテーマを探しながら帰ろうと思います。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day115~Day119

2023-10-19 11:42:43 | 北海道放浪2023
↓洞爺湖の夕日


道の駅ウトナイ湖にいます。
洞爺湖→支笏湖→サーモンパーク→ノーザンホースパーク→新千歳空港で遊び、4ヵ月前放浪開始した苫小牧へ戻って来ました。
毎朝5℃前後、森はすっかり色づき、北海道の紅葉は本番を迎えています。あと一週間ほど、最後にオリオン座流星群を観測し帰途につこうと思っています。

洞爺湖は前回ニセコに向かう途中含めると、計4日間いました。
温泉も良いですが、朝夕の自然がいろんな顔を見せてくれます。特に観光客の来ない場所は森も湖も吸い込まれるような深さを感じます。

久々に条件が整い本気モードの夕日撮影をやってみました。
洞爺湖・夕日の見える渚公園、財田自然観察道 水辺の森の小径、湖畔にて撮影。 洞爺湖の北岸側になります。南岸の温泉地の喧騒は無く静かな時間が流れます。

↓洞爺湖サンセット動画
まろ夕日史上最長、19分あります。
みなさまの癒しになればとBGMにはチェロベースを少々。ボーカルもインディーズからCome Homeのメロディを差し込み「自然はいつまでも変わらない、ここに戻りなさい」に疑似化させてます。
広角時、左の山の上に台形で見えるのが、G7サミットが開催されたウィンザーホテルです。
行ってみたら中も外も貸し切りでたっぷり楽しめました。


あと、温泉で出会ったフランス人ピエールに寿司屋(寿し処 あい川 )で再会。店主が中華客を追っ払い3人で大盛り上がり。36歳で自分の会社を売却し、そのお金で心の旅を続けている。
次はタイに行くそうで、ランカウイで再会を約束。
あ、あとこの寿司屋、大変美味しいです。都内の有名寿司店ほぼコンプリートしてるおいら。並にぎりが1100円、上が1600円、味は都内の5000円超えレベルで抜群のコスパ。おらが並、ピエールは上なり(^^)
他にもタコヤキ居酒屋、イタリアンバル、焼き鳥屋もとても美味しかったです。
別のフランス人にもお会いしました。みなさん格安のゲストハウスに宿泊してます。中華軍団さまは高級ホテル占領、欧米人はゲストハウス、そして日本人はもはや泊まる宿無しw
翌朝、湖畔のホテル駐車場で車中泊してたら、ノックする音が。ピエールでした。寒さに耐えられず有珠山をあきらめ東京に逃げ帰るとのこと。
そりゃ半袖半ズボンじゃなあw

何日か雨が続くので溜まった写真や動画ゆっくり整理しようと思います。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day111~Day114

2023-10-14 13:49:23 | 北海道放浪2023

羊蹄山シバイてきました。今、ルスツリゾートの温泉にいます。
新設された6Fの展望風呂へ。修学旅行生は別館の大浴場へ隔離するのでゆっくり疲れを取ることができました。あとここバカでかいのでホテル全体が遊園地。

函館で一週間過ごし、ベイエリアや駒ヶ岳を堪能し、最後に大沼の朝もや(霧)を狙い日の出時刻に3日通ってやっと撮影できました。

昨日洞爺湖に移動、花火見て飲み屋と温泉チェック。
後で戻るとして、ニセコに移り、羊蹄山登山。
もー冠雪してるので、ヤバかったらちょっと低いアンヌプリでいーやーと思ってたのですが、やっぱ主峰じゃなきゃとダメ元でGO。

↓頂上付近の冠雪跡
登山道の足場は溶けていたが、ぬかってる。あと一回降ったら終わりかな。
↓火口内側はもう溶けないすね


真狩登山ルートをチョイス。登山口から標高差1657mを登ります。
朝8時登山開始、平日で登山者少なし、おらの前には5人入山済。
登山届見ると、なんと午前0時に入山してる方がいました。
今回、ネットで登山ライブ配信実施。頂上までドコモ回線OK、片手にスマホを持って4時間。手が奪われ登りペースが落ちます。えらい疲れました。
途中、先発組が降りてきます、3人は5合目付近でUターン。ガスが多く撤退とのこと。
おらも5合目で進退を判断しようと進みます。
2合目以降、レベルサインの標識を探してたんですが、全部見落とし、結局気づいたら7合目。
午前0時に入ったベテラン風の強者が降りて来て挨拶。ご来光狙いで上がったそうなのだが、8合目以降は強風でかなり寒い。ご安全にと。

この日は、頂上4℃、風10~15m予報。つまり体感温度は最大マイナス10℃になる。長居無用ってこと。

誰も居なくなったルートをゴリゴリ上げる。

低層雲を抜けると丁度ガスが消えた。ラッキー!
もう一息、息の上がるおいら、ライブリスナー皆さん心配してくれる、無理してませんか?勇退もありですよと、、でも高齢者代表の意地じゃ。
そして強風の頂上火口に到着。休憩、写真撮って下山と思いきや、、なんと頂上クイが無い!!
良く見ると大火口のお鉢の反対側にそれらしきものが見える。
標高ほとんど同じなのに、あそこまで行くんか、ぐるっと1時間かかるぞ。
悩む。あそこ往復したら下山開始が午後2時、ヤマップの標準下山時間4時間13分を足すと下山中5合目で日没になる。闇は足元ヤバイ、熊さんもヤバイ。

寒さと足に相談。結論、、ピーク極める。下山は2時間半で走り切る。

↓お鉢を廻って
↓三角点過ぎて

ぐるっと回ってピークに着くと、京極ルートから上がった登山者1人。京極ルートは下山にお鉢を廻る必要が無く早く降りれる。おらが来るのが見え待っていたそうな。シャッター役ね。で、この人ガチのボディビルダー、「すみません、ちょっと脱ぎます、仲間へのネタ用です、撮ってください」とw
寒風にパンツ一丁仁王立ち、えらい喜んで速攻下山して行きました。
↓ハイ、頂上ゲット


ほんでおいら、下山はライブ配信無用。本気モード。
西風が強く、時々身体もってがれる。耳と腹が冷える冷える。
火口をぐるっと回って真狩ルートを直滑降。
結局、下山中誰にも会わず、記録2時間40分。尻もち4回、あと30分遅れたら真っ暗でした。足腰フラフラなり。

おらの熊除けなんですが、150円の鈴と、無線機(下界の交信をラジオ代わりに流してる、あと非常時通信用)。スプレーとかライフルwは持ってません。
で、4合目付近でドキッっとしました。群生する笹竹の中を重量感抜群の何かがおらの横をゴソゴソガサガサ降りてきます。先回りされた感じ。
ここ鹿は居ないし、無線機の音量を上げ、手をバンバン叩き、こっちくるなー!に全集中。
北海道周遊114日目にして、とうとう来たかと覚悟したんすが、、まだ運があったようでゴソゴソは去って行きました。無事なり、良かった良かった。

ちゅーことで、北海道での山登りはこれで終了。
好きで登ったわけでなく、ヒマつぶしで変化を求めただけ。靴もペロンペロンになっちゃった。ちゃんとしたの買おっかな。
今回平日金曜日、登りですれ違った方5人(ドイツ人女性2人、日本人女性1人、ベテラン男性1人、学生風男性1人)。下りはゼロ。火口では比羅夫から上がったおっちゃん1人、ピークで京極から上がったボディビルダー1人withパンツ一丁撮影w。

↓動画あげときます
来年用メモ:
  • 次回は楽な比羅夫ルートにしよう
  • スタートは6時台必須
  • 真狩登山口のオートキャンプ場が綺麗、空いてて空気感ナイス
  • 登山疲れはルスツリゾート温泉、リピ確定
ほんなんで、これから洞爺湖に戻り何日かいようと。
朝夕のマジックアワーを狙います。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day107~Day110

2023-10-10 08:53:52 | 北海道放浪2023
北海道駒ヶ岳登ってみた。
函館入って4日目、あのトンガリ山のピークが気になってしょーがなかった。
↓駒ケ岳と大沼(きじひき高原パノラマ展望台より)
↓あのトンガリの先っちょへ行ってみたい


昨日(日曜日)は晴天で風も無く絶好の登山日和だったのだが、アマ無全国大会参加で「きじひき高原パノラマ展望台」に拘束されてた。

ほんで月曜日、天気微妙だけど突撃。相変わらず下調べ無しで頂上の攻め方も知らず。素人のおいら頼りは気合だけなのである。
駒ヶ岳は現在河口付近4Kmが入山規制中で、レジャー登山の頂上は「馬の背」となる。その先はロープが張られ規制エリア。しかし法律じゃないので自己リスクで入山することになる。
馬の背は世代に関係なく誰でも簡単に登れるのだが、目標はその先の剣ヶ峰4峯、P1~P4だ。
後で聞いたのだが、火口の先の砂原山側から昇った方が楽なんだそうだ。おら逆の円山側からアプローチしちゃっただ。

ほんでまず結果。
頂上50m手前で、、勇気の撤退!(涙)

天気ヤバかった。最大5~10m程の風でなんとか進めるんですが、ガスで視界確保できず。
間欠的な雲抜け待って亀足で進むものの、この剣ヶ峰、足場もヤバかった。1歩間違えると滑落確定。
昨日はコンディション良く結構登頂者いたようなのですが、今日は同行者ゼロ、おらだけ。。祭日なのに、、なんで誰もいねんだ。
つまり、業界では登っちゃダメな日なのか?
ロープ場・鎖場の手前で岩に貼りつき悩む悩む。天候もっと荒れたらどーすべ、ソロだし仲間もいねーし、、自分に相談、崖登り7割いける、でも風と低視界で3割不安。
結局、写真撮ってたらフラッと来たので、神のお告げと思い断念した次第。

馬の背まで降りたら雲無し、登山者一杯。
ベテラン風の方と話したら言われた。
カムエクやジャンダルムがどうのこうの言われて、剣ヶ峯の最高点は半端な経験値では登れない、舐めたらだめよ。って。
むむむ、おらの素人がバレている。てか、そんな山全然知らん。
来年、日を選んでリベンジします。

てなわけで、写真とか貼っときます。

↓動画・岩場はこんな感じっす
じゃ、最初からね。
↓登山口(6合目)
↓馬の背頂上(所要1時間)、後ろの雲の中が剣ヶ峰
ここから先が入山規制エリア
↓この時はまだ剣ヶ峰の雲は少なかった、れっつらごー

↓新火口を見て
↓旧火口を見て
↓火口横から剣ヶ峰にアプローチすることにした
以下、ほぼずっと雲の中だったのですが、雲抜けする一瞬で撮ってます。
↓最短ルートを進み

↓途中の円山をクリア、あとはあのてっぺんを目指すのみ
↓誰も居ないルートをぐりぐり登って
↓ここまでは想定してた
↓ここから想定外、人1人分の足場、こけたらお陀仏
↓もーこの先、写真撮る方が恐怖だった(風雲で平衡感覚が無くなる)
そこに頂上があるのに・・・・
あーーあぁ(-"-)。

つーことで、駒ヶ岳の剣ヶ峰っておらたち運動不足のジジババ高齢者には、たぶん厳しい山なんだな。勉強になった。
来年の北海道放浪では、こいつ最初にシバイたるわい!

↓これなんでしたっけ?規制エリア内全面に群生してた。


函館エリアはおもちゃ箱ですね。楽しい場所、綺麗な場所が沢山あります。
ベイエリア、朝市、山の手、高原。イカ刺し、ラキピ、ハセガワストア等々、一通り全部行ってみた。ネタ多すぎにつき順不同UP予定。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day100~Day106

2023-10-06 21:37:30 | 北海道放浪2023
北海道100日超えちゃいましたねー。今函館@道の駅なないろ七飯です。
日中すげー風が吹いてました。MAX20m程、暴風雨す。みんなキャンカーがここに避難してきてました。

前回ブログ以降、美瑛→芦別→恵庭→千歳→ニセコ→函館と流れて来ました。
で、とうとう雪くらいました。途中の中山峠で風花飛んで来た。
毎朝一桁気温なのでそろそろ潮時かな。今月一杯で関東帰還のつもりです。
あと、連続車中泊450日達成w(内、自宅庭での車中泊100日くらい)
大人の子供部屋状態、車中の方が楽しいんです。

色々ネタ溜まっちゃって整理するのが気が重い。めんどくさい。
後で画像整理しながら適当UPしますね。

とりあえず、函館は5日くらいいて、ベイエリアと史跡廻って駒ヶ岳登山予定、なんとかトンガリのてっぺん行きたい。
ほんでニセコに戻って羊蹄山とアンヌプリに登ろうかと。ここももー雪がギリぽいので急がんと。ひらふのゲレンデには40年前のおらの青春も残ってるし。

中山峠からニセコに降りて来た時、丁度羊蹄山頂上から月が出るタイミングでした。
↓羊蹄山から昇るお月さん

ダイヤモンド羊蹄山を狙ったのですが、偶然とっさの風景に三脚間に合わず、SS1秒をフリーハンドで全集中。薄雲あったけどこのブルーが出てラッキー。

千歳ではサーモンパークでたっぷり鮭のお勉強しちゃいました。
千歳川のインデアン水車での捕獲風景も良かったです。
1日で数千匹から数万匹が捕獲されてます。



↓インデアン水車橋から見た鮭捕獲風景
水車で捕獲された鮭は、自動的に生け簀に入り、オスメスが選別され、計画的な人工ふ化・放流が行われます。
直ぐ隣に水族館があって、地下に千歳川の水中を覗くでかい窓があり、遡上風景やメスの奪い合いが目前でバッチリ見えます。

あと、皆さん、サケ・マス系はその耳石で生まれた川や時期が特定できるのを知ってました?
まろはここの資料館で初めて知りました。
鮭が生まれた川に戻るいわゆる「母川回帰」の習性があるのは誰でも知ってますが、それとは別に、鮭の耳石には生まれた場所の環境で固有のバーコードが残るんです。
この特徴を利用して、人為的に鮭の耳石に任意のバーコード標識を付けられるようになりました。ふ化場で周期的に水温や給餌や水質成分を変えると、その変化に応じて耳石にバーコードが残るんです。「耳石標識」と言います。
再現性が高く、今や100種類以上の標識付けが可能で、ふ化場所、川、時期等が簡単にマーキングできます。
今、日本では年間数億匹の鮭にこのマーキングが行われていて、放流と回帰のデータからいろんな分析応用の研究が進んでいます。
世界的な標識法として確立したため、サケマスは生まれた国の資産であるというルールが定着してきたそうです。
暴れん坊の某国が、泥棒するとバレちゃうわけで何ともスゴイ時代になりました。逆にこの技術を乱用して某国が水産資源の覇権を狙う方が心配かも。
てなわけで、今後は、家庭用のブランド鮭耳石チェッカーとか出てくるかもよ?w

↓サーモンパークの森にいたエゾリスくん、朝6時。
松ぼっくりを食べてます。おらの周りをチョロチョロ離れませんでした。

しかしまーあれだ。千歳はよー、戦闘機がうるさ過ぎる。隣の人の会話も聞こえねー。地上200m程をF-15J/DJの雨あられ、日本のお空の主力戦闘機な。
厚木で慣れてたけど、その比じゃねーわ、1日200回くらい爆音くらう。おまけに山から陸自戦車部隊の砲撃音。

深夜、美瑛から芦別へ山越えしたんですが、ナビの最短ルートで行ったら15Kmの山中砂利道、行合う車ゼロ、獣多数、車1台幅の所も多くえらいスリルでした。最後は登山道みたいな細道をナビられ、枝木で前進できず迂回。電波もないし、車トラブったら遭難フラグだわ。
北海道の路ってナビがしょっちゅー無能になるよね。

(^^)/