お先に下山します☆彡

目指せ!エンディングノート(*^^)v

ALL JA コンテスト2022 他打上角チャレンジ

2022-04-25 13:34:50 | コンテスト
2022/4/23 21時~4/24 21時、オールJAコンテスト祭り
ちょりーーんす(^^)/
アマ無ネタっす。昨年オールバンドカテ出て疲れたので今回は50MHzシングルにした。あとPSスルスル君で打上角で遊んでみた。

この大会、24時間もあんだよね。ほぼ耐久レースね。
陣地取りのため前日入り、いつものとこ。いつもの八重桜ポイント。前日は天気最高夏日、山菜ハンター一杯、ぜんまい?わらび?大量ゲットなオバチャン達の笑顔満開。おらの車横は桜の花びらハンターがひっきりなし。みんなコンビニ袋一杯にして持ち帰る。塩漬けにしてお茶に入れたりオニギリにトッピングしたりするそーだ。
一番乗りで余裕でアンテナ設置できた。その後各局様ご来場、駐車場はmax4局様まで増えた。みなさん初対面、声を掛け合い和気逢い合い、楽しーねえ(^^♪。
こんなかんじー↓


フジの御柱を作業中、あのーー何メガやるんすかあ?と聞かれ、6mだよーんとお返し。ほんじゃ28MHzを隣でいいすかー?と。OKOKじゃんじゃんどーじょーとなりほぼ共同運用となった。
10m自作4エレを展開する謎の強者、聞いたら昨年のメジャーコン優勝者の方でございました。
謎の強者↓ 

↑ラジエータ直近に寄生素子を置き広帯域化させている。NanoVNAでしっかり現場調整されていた。
で、聞かれた。あのーー、もしやブログ書かれてる方ですか?こんなんとかあんなんとか。。むむむーー!バレてる!w。なんでだーー?、SNSとか絶対出ないし他人に伝えてない隠密活動なのに、、マイナーブログ発見ありがとうございます!(^^)!
現場キャラとネットキャラがかなり違うのでちょっと恥ずかしい。金麦差し入れご馳走様でした。(^^♪

他客は、7MHz、430MHzをコンテスト外で運用される方、でっかいソーラーパネルを展開するオフグリッター様々、色々勉強になったっす。
今回各地移動運用局が多くいらっしゃいました。近所の奥武蔵グリーンラインや秩父山系、赤城、筑波、奥多摩方面、箱根、湯河原、伊豆、、じゃんじゃん入ってきます。だれか言ってた、筑波山は各駐車場やカーブはアンテナの中古展示場状態だー!ってw。

準備時間たっぷり。あれこれいじりながらバンドコンディションを把握する。前日はEスポ大爆発、国内は九州・沖縄楽勝、三重のビーコンもずーーっと聞こえてる。DXは東南アジアやVKが夜10時頃までガツンと入感。山が数回あった。昼間のピーク、終わったなと思ったら、夜も復活。本番はEスポマルチ勝負になる予感。

ほんでだ!
今回アンテナ2系統、4ele(10m高)と2ele(6.4m高)のHB9CVを上げたんだが、、国内Eスポは明らかに2eleのほーがいーんだよ。4eleより6dbくらいいい!ゲイン差入れると9db近く地上高低い2eleが優秀なわけ。
50MHzは面白いよー、ってこれかあって思った。グランドウェーブならアンテナスペックで勝負だが、スカイウェーブは違うんだな。しかも時間帯で違う。夜や超遠距離はほぼ差が無くなっただ。
明らかに到来波の入射角の影響。Eスポは打上角が低けりゃいいわけじゃねーんだな。まー予想はしてたが、低く絞りすぎると絶対不利になる。ブロードに広角にするか、、到来波に合わせビームをチルトさせるのがよさげ。
そんなわけで、ある意味期待通り。うっしっしー、PSスルスル君使えるぞこりゃ!って。後半にスルスルチャレンジ書いとくねー。

本番:

電信電話カテに出た。準備しながら各局の話を聞いてたら、このバンドは絶対王者と言われる方がいるそうで、過去ずーっとダントツ優勝。ネット見たら都内住宅密集地の方だった。マルチ獲得が異次元のようで、狙うマルチ探索技とぶち込む信号強度が半端なさそう。
おら移動運用しかできない身、山奥でネットも使えず、人力探索、遠方微弱局は山の神たちの混信の集中砲火、、平地局がうらめしーーw。まあ、どんだけ近づけるか一回経験しとくべっつ感じ。
過去入賞スコア見ると安全ゾーンは700QSO超え、25マルチ超えのようで、そこに目標を置いた。
いつものように周波数確保せず、他局の様子みながらお声がけスタート。Phoneから入りCWミックス、出だしは120QSO/Hペースだったが、2時間目からどかんと落ちて300交信まで4時間かかっちゃった。朝5時起きバンドが静かなうちに西方面の遠距離マルチを狙う。スキャッターなのかEスポなのか近畿が短時間開け貴重マルチを拾う。その後前日のEスポ大爆発を期待するがダメ。日中、単発で東北、中国、四国、九州が開け、ギリゲット。
ここ北関東は、違法モービル局が大変多く、CW帯にFMがジャバジャバでてくる。エリア超えマルチ局が応答してくれてるのに、、とれねーー!泣けます。誘導ミサイルあったら連中にロックオンしたいわ。押すよ"(-""-)"

結局、700QSOに乗せられなかった。マルチもしょぼい。
今回山岳50MHzの立ち回りが良く分かったす。そこそこ飛ぶ静かなロケ、ネットも繋がり補助ツールも使える環境、今後はそんなラブリーな場所を探すことにします。
トップはマルチ40近くいってんだべなー、、。涙
もーさー、この際さー、、QSO数、マルチ数を別々に競うカテがあってもよくねーか?!

2日目は雨天となった。外気温11度。止むの待ってたら駐車場においら独りぼっちになっちまった。結局止まず、夜7時で撤収。



おまけ:入射角・打上角をどうシバく?

今回移動局に6ele?スタックな方もいた。Eスポ出たらどうすんだろ。別アンテナにすんのかなあ。。電離層波以外のマルチ取りにはいーと思うけど。

これはALLJAコンテストで、50MHz水平偏波アンテナの垂直面ビームチルト角を制御してみたっちゅー話です。
そんなの、うまくいくのかよ!。UHFじゃねーんだから効果出すの厳しいっぺよ!って、誰でも大体脳内で予測できる。。が、やってみねーと気が済まない性分。やってみたよ。
結果、50MHzではかなり厳しいww。特にコンテストでQSBに合わせたリアルタイム操作は地獄w。なので、ノンチャレンジ派の方には以下はただのお目汚し。どうぞスルーしてください。

目的は、
  • 低角度遠距離マルチ探索
  • Eスポ到来波角度対応
いつものPSスルスル君を使う。
これねー↓

144,430MHzでは既に実戦投入で効果を上げているが、50MHzでは本格投入は見送ってきた。理由はPSスルスル君は物理長1mまでが可変範囲のため、50MHzでは0~60度までしか位相制御ができず、つまらんからw
でもまあ、ちゃんと評価しとこーかと思いこのコンテストにブッこんでみることにした。
用意したのは、
  • PSスルスル君(位相可変範囲60度at50MHz)
  • アンテナ(A=4eleHB9CV、B=2eleHB9CV)水平偏波
  • 垂直スタック間隔(0.6λ)、地上高(A=10m、B=6.4m)
  • 同軸ケーブル(藤倉5DFB,15m×2、同一電気長)
  • QマッチBox(AB合成、25Ω→50Ω)
プラン:

水平偏波アンテナ2本を垂直スタック給電し、片方の位相を変化させ垂直面の最大放射角(打上角)を強引に操作しちまおーっつーチャレンジです。
ここでは最大放射角を電気的に変えるので、打上角と言うより、単なるビームチルト角と言った方が良いかも。(以下、打上角とビームチルト角は同意)
たぶん誰もやらない理由は、そもそも打上角は大地反射波との合成産物なので大地誘電率・導電率とアンテナ地上高が支配的、やる意味ねーべっつとこかと思います。
でもまあ、VHF以上は大地パラメータの影響より、目的角度にどんだけ直接ビームを絞れるかの方が重要だべーっつのがおらのモチ。

基本:

2本のバーチカルアンテナ間隔をλ/4とし、片側に90度の位相差を持たせると、H面指向性はカージオイドパターンになる。もし垂直ビームアンテナ2本間隔λ/4でこれをやると、ビームアンテナの指向性とカージオイドの指向性係数を掛け合わせたパターンになる。
カージオイドアンテナは、最大輻射方向が冗長で広角なのが特徴で、位相差を変えた時のパターン変化は図の通り。(AZ_90がカージオイド)
原典:下記(ANT1,2位置関係は追記)
4-Square Antenna in theory and practice
Observations and experiences of DF6QV June 2014
HFローバンドで良く使われるバーチカル4SQアンテナの基本解説から抜粋。本数を更に増やし8本にしたり、センターに1本配置したりして、ドライブする素子をスイッチで組み合わせ所望の方角ビームを作る方法すね。

では水平偏波ビームアンテナではどうなるか。
コンテスターが良くやるのは、複数本の同型アンテナを垂直スタックor水平パラレル配置して、StackMatch等の切り替え器で各アンテナを組み合わせて使うやり方。これは個々のアンテナの静的特性を重ね合わせて使う方法になる。
対し、ここでの方法は、アンテナ間の位相差を連続変化させ、最大放射方向を動的に変えるやり方です。今回は打上角(ビームチルト角)制御のみ。
下手な概念図を書いてみた↓



ANT1を基準に、ANT2に±位相差給電すると、ANT2はL1,L2の距離を置いて配置されたのと同等になり、このときの指向性中心(最大放射方向)はDθ1、Dθ2となる。
PSスルスル君の位相可変範囲は60度(at50MHz)しかないので、これで何度のチルト角が得られるのか計算すると、チルト角θ1=θ2=8度(チルト角可変範囲=16度)となった。
スタック間隔L0が短い程チルト可変範囲は大きくなるが、L0は約0.5λ以下になると個々のアンテナの開口面積重畳ロスとアンテナ間の放射結合によりスタック性能が急激に低下することが知られている。こちらの資料を参考にL0は0.6λで手を打った。
また、ANT1、ANT2への給電は、位相シフトさせるANT2ラインにPSスルスル君を挿入。両アンテナをRIG手前でQマッチ合成させている。

以上は、大地反射波の影響を無視した場合であり、実際はリアルグランドの反射や影響が強いほど水平方向の指向性は弱くなる。

予測:

今回使用するアンテナ系の垂直面指向性のメインローブの半値幅は、自由空間で30~40度。リアルグランドだと10度~20度(MMANA)。チルト角可変範囲16度は、この半値幅内をチルトするだけになる可能性もある。大地反射波が大きいほど水平方向の強度が弱くなるので強制チルトでどこまで補間できるのかが勝負となる。運用地は山岳約1000mポイント、打ち下ろし直接波が大地に邪魔されないことを祈るのみ。

結果:

アンテナ設置場所は埼玉堂平山。対象は東京大田区と三重県のビーコン波。
どちらも信号強度でmax3db程の変化しかなかなった。
だよね。やっぱそーだったよね。上記の半値幅の外までチルトできないので感動する有意差は無かった。
結局、本格的にチルトさせるなら、30mタワーに水平ダイポール10本くらい垂直アレイして10本全部にフェーズシフタ入れんとキツイっすわ。
短時間で開けたEスポ(到来波の垂直角度が動的変化)にも投入しましたが、位相シフト操作がQSBに追いつかずもーヒッチャカメッチャカw。だれか受信強度で位相追従する電子系を作ってー!
っちゅーことでアフォなチャレンジの人柱になって見ましたw。
長文ごめんm(__)m


新入生祭り:
今回もDupe呼ばれが多かった。20回あった。ほとんど学生クラブ局。
新入生の体験なんだな。ログの見方分からないぽい。
某大学局の新人YL嬢、作法が分からず相手コールサインを何度も何度も聞き返す。双方59+。5回、10回聞き返すwマジw。しかも緊張してる素振り全くなく丁寧に丁寧に育ちの良さげなお嬢言葉で返す。。傍から見たら完全におちょくられてる光景w。相手局のオッサンはチーママ独占風、嬉しさ隠せず妙な興奮状態w
おらもイジられてーーー!!今度めっけたらDupeでもTripleでも呼ぶぞ!

(^^)/


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