龍神村に生まれて

僕は和歌山県龍神村に生まれ、13歳まで龍神村で育った。大人になって、龍神村について何も知らないことに気がついた。

のうら

2010-04-10 12:13:50 | Weblog
僕の育った、龍神村福井ではあまり“のうら”は使わない。


のうらは、田んぼを耕す時の道具ではない。


ことばの最後につける方言やな。



いま、僕の生家に住んでいるよしたかさんは、“のうら”の名人だった。


僕が良く使わせてもらっているこのサイトの情報によれば、『 殿原「のうら」 東は「いかに」 西は「おーよ」で日がくれる。』となっている。

この名文句は、何回か聞いたことがあった様な気もするけど・・・わしゃ知らん。

つまり、“のうら”は龍神村の殿原地区を中心に使われているようだ。
きっと、よしたかさんは殿原あたりの出身なんだと思う。


“のうら”の詳細はここじゃ
http://www.aikis.or.jp/~sanpo/ryujin/hougen.htm#noura

例題として、「今日は、いい天気やのうら。」があげられている。


のうらは、「~ですね。」とか「ですよね?」みたいな意味になると思う。



龍神村福井地区には、坊垣内(ぼうがいと)いう地名があり、昔、庵寺があったということで、この辺の人は京都の出身者が多かった・・・という噂を聞いたことがある。

詳細については・・・わしゃ知らん。


詳細はわからんけど、どことなく龍神村の他の地区と言葉の使い方が違うところがあるように感じる。


少なくとも、僕が子供の頃は“のうら”は使ったことが無かった。

しかし、今思うに、もしかしたら“のうら”は大人言葉なのかもしれない。


それにしても、おとうちゃんやおかあちゃんらは使っていなかったので、やっぱり福井地区では使ってなかったと思うんや。



そうやのうら! 龍神村!




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1 コメント

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山むこうの 下柳瀬では のうら をつかいます (Yossy)
2011-11-01 02:08:53
こどもたちも使っていました
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