BLOG by じ~ちゃん

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鉄筋

2008年11月27日 | 建築屋
今日は お天気があいにく悪く コンクリ-ト打設予定を 泣く泣く延期してしまいました。

鉄筋屋さんが モタモタしていたので 工程が少し遅れてしまったのが原因でしょうか。

それとも 月曜日 息子の卒団式 火曜日は仕事さぼって ゴルフにいってしまった バチなんでしょうか。

今回はゴルフの話はさておいて 鉄筋について 話をします。

一昨年 耐震偽装事件を発端に 世間では 鉄筋というのもが 知れ渡ってしまいました。

姉歯さんといえばとても有名人となり 一躍時の人となりました。

あの方がやっても~~たのが 鉄筋のゴマカシをしたのです。

あの一件で マンションは取り壊され ダブルロ-ンを余儀なくされた 被害者がでましたよね。

日本人は少し経つと 過去の事は忘れてしまう人種なので すこしはあの事件 ホトボリがさめてきたのでしょうか。

所が 我建築業界では 国土交通省が とても厳しい法律を作っていただいた御陰で 四苦八苦しておるのが

現状でございます。

今回のような一般住宅でも 鉄筋の径やらピッチ等々 厳しい検査があるのは当然の事ですし ミルシ-トの提出や

書類関係の提出を求められます。

この写真は 今流行の 耐圧版仕様の基礎です。

さっき言ったように 耐圧版のコンクリ-ト(予定数量37m3)を打つはずだたけど 土曜日の午後に延期になりました。

このように鉄筋が 設計図にもとずき配筋されるわけですが 一般の方々にはコンクリ-トを打ってしまうと隠れてしまう

鉄筋ですが 縁の下の力持ち的な存在であります。

そもそも鉄筋コンクリ-トとは コンクリ-トのもつ優れた圧縮に耐える力と 鉄筋のもつ引っぱりに耐える力との

コラボレ-ションにより成り立っている構造物なのです。

割れ鍋に綴じ蓋といったらわかりやすいのでしょうか。

素人の方はコンクリ-トが沢山入れば地震にも耐える基礎だと言う方がいらっしゃいますが いくらナンボでもコンクリ-ト

打っておけば強い構造とは言えません。

鉄筋の持つ優れた引っぱり力によるものなのです。

だから 配筋検査というものが重要視されるわけです。

今回の基礎に使われた鉄筋の総重量は 3800kgです。

一般の建物の 約倍近い鉄筋量が使われました。


専門家のと~ちゃんが見ても すげ~~豪華な基礎であります。

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