月下の道標
光と闇が映し出す心象的夜の風景と日常的自然風景








CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE






撮影をしようと
意欲満々と現地に到着したところ
年配の男性が声をかけてきた

ツァイスのレンズを首に掛けるようになって
最近よく声をかけられるのだが

この日もまた声をかけられた


「このレンズは原色がキレイに出るんだよね
こんなところに撮りに来ちゃダメだよ」

と、笑ってレンズの話をしてくれた



「こんなところ」で働いている人が
「こんなところ」に遊びにきた客に向かって
そばにいた多数の従業員の前で言うことかと笑ってしまったが

ツァイスのレンズの前では
そんなことは大した問題でもないらしい




そんな話をしたあと
消防車が停まっていたので

男性の言葉を思い出して
試しに撮ってみた



「なるほど・・・」


年寄りの話は聞いてみるものだと
思わず笑みがこぼれた



































コメント ( 4 )









CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE










白人主流社会のアメリカにおいての日本人

2世ともなると
言語も感覚もアメリカ人だろう

容姿がアジア系というだけで
完全なものにはなれない






























コメント ( 2 )








CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE




工場の片隅で




アメリカの

とある街の一角で

誰かを待っているような







コメント ( 0 )










CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE

































コメント ( 0 )









CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE








今朝の目覚めは最悪だった



ぐっすり寝ていたのだが

額の上を
ばたばたと何やら這っていく音がした


すぐわかった


「やつだ!」


恐怖にさいなまれている場合ではなかった


すばやく手でふりはらい

一階に駆けおり

ジェットスプレーを持って2階寝室へ


速いっ 部屋の奥にいたのが
もう出口の壁を登っていた


一撃噴射

最近の殺虫剤はよく効く



大きなムカデだ



動かなくなったムカデをしばらく見ていた



「こいつと仲良くなれればなあ・・・・」


ミミズとはようやく仲良くなれたのに(触れるようになれた)



まだ無理かな



しかし


静かに歩くものだと思っていたけれど


結構 足音するもので
しかも早足で


額を這ってあるくあの音が頭から離れない


ばたばたばた・・・って



ツァイスで撮っておけばよかったかなあ・・・・
いい質感でるからね ツァイス













コメント ( 10 )








CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE









でたらめに鍵盤を叩くだけだったけれど


夢の中ではいつも
流暢な言葉でも話すかのように

メロディーを奏でていた













コメント ( 4 )









CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE






先日 妹ととあるテーマパークに撮影に行ってきました



最近 写真を始めた妹
私の主人が使っていたRICOH GX200と
貸しているSIGMA DP2を楽しんでいる様子

私も買ったばかりのレンズをもてあましていたし
テーマパークなら思う存分楽しんで写真を撮れるだろうと
誘ってみたけれど


思いっきり楽しんでいました


双子だけれど

不思議なもので感じ方が違う
だから撮るものが一緒ということはないようで




でも撮るスタイルは似ているなと

ひとつの被写体に粘着するところ (執着でしょうか 笑)


上の写真は妹ですが
何を狙っていたのかは不明です



しかし


真夏の撮影は大変です

日中の撮影は気をつけないと倒れてしまいそうで
マメな水分補給と休憩はしていましたが


焼けついたアスファルトの上を一日歩いて
カメラを握る手も汗でびっしょり


この日のテーマパークは
休日だけれど
人もまばら
あまりの暑さに日陰で座りこんでいたり寝ていたり
来客の少なさに納得




「DP2は写りはいいけれど
いろいろ不便なんやねえ」


「そうそう、高感度使えないから暗いところ苦手だし
マクロが使えるわけじゃないし
私も今日は50mm 一本
画角が狭いから撮る物も限られちゃう」


「なるほど~

今日はコレって撮るものを決めていかないとダメなんだね
よいものは万能ではないんだね~」



一眼レフと
数本のレンズを持っていけばいいのだろうけれど

この暑さの中
そんな重量級の荷物持ち歩るいて
楽しく撮影という気にはなりません
もうそんなに若くないですし


体力の限界を感じます^^;


そんな不便なカメラを
あれこれ考えて使っていた妹は楽しそうでした


姉妹でこうして
写真の話をするのはまた楽しいものです

いつもは犬のこととか家庭
仕事の話など
日常会話が多いのですが

こういう時間がとれるようになったのだなあと
少しうれしく思いました





たくさん汗をかいたけれど
いい汗かいた楽しい一日になりました






















コメント ( 6 )













CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE
















***********************************



記事とはまったく関係ないですが

女子サッカー
なでしこJAPAN
女子ワールドカップ
優勝おめでとう!












コメント ( 6 )








CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE






古い機械の重厚感
ひとつひとつのパーツが
がっしりしていて好きです

この文字は鋳造されたものなのかな
よくわからないけれど




ちょっとした文字の崩れ具合がいい

































コメント ( 6 )








CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE








ここにある曖昧な記憶が



交錯する瞬間














コメント ( 0 )








CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE



今年は


日よけスクリーン
扇風機など
どこの店舗も売り切れが目立つ


日よけと
扇風機だけで

結構涼しいものだと
感じるのは 私だけではないと思う



自分的に
暑さに負けない体作りを数年前からはじめていて
夏でもエアコンを使わないようにしています

扇風機だけです


家で一人だと

肌着だけでPCに向かっています
パンツ一枚のときもありますが  笑




























コメント ( 8 )









CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE






「こんなところで働かされて
かわいそうだよね」



誰かが言った








こんなところとはなんだ

かわいそうとはなんだ





その言葉に苛立ちを感じた




























コメント ( 6 )







CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE







このカバンの縫製や
ベルト バックルの部分も
今のものと変わりない




違うのは重さ




カバンに詰め込まれてきた歴史のぶんだけ






















コメント ( 2 )









CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE


********************************************************************

上の写真は柳ヶ瀬本通り
「エレガンス美容室」の大熊さんが撮影したものをいただいた
エチオピアの写真を撮りました
ありがとうございました

*******************************************************************


昨日は人との出会いが多かった
カメラを持っているだけで
こんなに人と出会うことができるのだろうかと


いつものように柳ヶ瀬へスナップへ
先日に撮りそこねたものがあったので
撮りにいったのだが
土曜日とあって
人が多く撮れなかったので

小さな美術展に寄ってみた
会場を出たところで
とある年配の男性に声をかけられた

初対面なのに
「何を撮っているの」
「ジャンルは何」
「プロなの」
「コンテストに出してるの」
「写真見せてよ」

マシンガンのように質問された


「近くにねすごく上手い先生がいるんだけど こない?」
「そこのわんちゃんが可愛いから撮らせてもらいなよ」



そんな突然に見知らぬものが行ってよいのか
行ってよいわけがないと断ったのだが

私も見知らぬ人についていくほど
世間知らずではない

しかもここは柳ヶ瀬だ
裏世界の人間もたくさんいる


でもその人のペースにのせらてしまった

歩きながら「あなた名前は?ぼくはヨシダ」

歩いて1分ほどのほんとに近くの美容室にその人はいた

ご主人がこじんまりした美容院を営んでいた
いつも通っていたので知ってはいたが

ご主人は数々の賞歴のある
プロ相手の美容師さんだったようで
雑誌にも紹介されるほどの腕のある方
なぜこんな小さな街に店を構えているのかは聞けなかった

写真を撮られている方は
ここの奥様

この人はプロではないようですが
10年ぐらいとある先生に弟子入りしていたらしい
この人もまた華々しい賞歴の数々

このご夫婦の姪にあたる方が
また芸術家で東京で個展をされていて


そこにいた犬の写真などとても撮れる状況ではなかった


先生とはあまり話せなかったのですが

「好きなものを撮ればいいのよ」と言ってくれた


美容室を出た後
1時間ほど近くの喫茶店で話した

ヨシダさんは以前 商業カメラマンをしていたらしい
理由があって辞めたということらしいけれど
深くは聞かなかった



「あなたは何を撮りたいの?」

答えられなかった

「じゃあ 何のために生きているの?」

わからなかった


「それじゃあ 撮れないよ」

「せっかくいいカメラを持っているんだから
カメラは生きているんだから
大切に扱わないとだめだよ」



目的もなくあてもなく歩いていたって
撮れるわけがないと
突き刺さる言葉だった


「あんた 人が苦手でしょう」
ズバリだった


「動いているものを撮ってみなさい
動いているものは難しいけれど
一瞬のなかにドラマがつまっているから」


柳ヶ瀬歩いている人を撮るなら
足だけとか撮ってみたらいい
頭いれるとすべてわかっちゃうから
足だけでその人がどんな人かわかるから」


「一歩 前へ出ないとだめだよ」


「今日 僕とあなたが出会ったことには意味があるんだからね
無駄にしちゃいけないよ」


ヨシダさんが喫茶店を出た後
しばし ぼーっとしていた


たぶんどこかで感じていた
思っていても見て見ぬふりをしていたこと
他人に言われるとは思いもしなかった


さっきまであった撮影意欲はなくなっていた


ショッピングでもしようと
小さなカメラ屋に入った

アンティークなカメラがたくさん置いてある
少し入りづらい店構えだけれど

店主も昔ながらの職人さん

ツァイスのレンズを見て
「これはいいレンズやなあ
ちゃんと保護しなくちゃダメだよ」


そういってレンズのホコリをブロワーで拭いて
中古の保護フィルターをつけてくれた
カメラもきれいに拭いてくれた

一時間ほど
古いカメラやレンズについて話してくれた


「ツァイスのドイツ製があるけれど
これもいいよ」


プラナーT*85mmF1.4


私のカメラでは使えないし
使ったところで
魅力のある画が撮れるかどうかは微妙だけれど


カメラの話をたくさんしてくれた



写真は撮れなかったけれど
柳ヶ瀬にいる人たちと接することができて
なんだかわからないけれど
よかったと思える一日だった




ヨシダさんに言われたこと

真剣に考えないといけないな










コメント ( 17 )









CANON EOS5D Markll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50 ZE




子供は
おもちゃを散らかしたままにして
片付けないもので


大人だって
片付けない人もいるだろう


私も片付けないほうで

たとえばカメラもそのへんに置いてある

大切な機材なのに
保管はいい加減だし
扱いもいい加減だ



それでも

カメラが手元にあれば
いつでも楽しい夢の世界に行けるのだ


機材は自分の世界にトリップできる道具であって

私にとって大切なものは
道具の先にある世界なのかと思う

かたづけてしまえば
世界が遠くなるような気がするのだ



子供がおもちゃをかたづけないのは
自分の作り出した夢を
ずっと見ていたいだけなのかと思えた




























コメント ( 10 )


« 前ページ 記事一覧画像一覧フォロワー一覧フォトチャンネル一覧