百合とオレンヂ城Ⅱ

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風の谷のナウシカ・その1

2006-03-31 20:33:00 | アニメ
 金曜ロードショウ放送記念・体験版レビュー
>風の谷のナウシカ
 風雲児たち、でも少し触れたロシア史の中の三帝、
といえば、ピョートル大帝、エカテリーナ女帝、
そして、「イワン雷帝」です。
「イワン雷帝」は映画化もされていますがこの映画
宮崎駿が漫画ナウシカを執筆する時に参考にした
とかしないとか。
 宮崎監督ロシア制のアニメ(人形?)も好きだそうで
すが、だから「千と千尋」がロシアの金熊賞を取れた
のでしょうか?

>ロボコップ
「監督重くて動けません」「映画・イワン雷帝の
ようにオーバーアクションをしろ」「できません」
 とまぁイワン雷帝には色んな人が影響を受けて
います。 

>「私は風の谷のナウシカ」
 風の谷にしろ清水にしろ自分の出身地を名前の
前につけます。
 なので清水の次郎長親分の、
「あっしの名前は清水の次郎長でやんす」と
ナウシカの「私は風の谷のナウシカ」は
同じ意味ですw

次はナウシカに影響を与えた作品、オデッセイ
デュ-ン砂の惑星、蟲愛づる姫君を紹介したい
と思います。 

ゆビワ物語

2006-03-31 13:47:32 | 映画
 指輪物語・王の帰還。三部作の完結編今夜放送です。
 
 有名な作品なのでパロディにもなりましたが、
http://www.moe.ro/amazon/20060307.html#p04
 「焼きたて!!ジャぱん」でこんなのがありました。
名付けて「ゆビワ物語」w
 ゴレム(笑)の声が長島雄一さん、ってそのまんま
ですやんwこの読みきり何巻に収録されてたかな?
 なんやてー?
 このジャぱんはパロディが多いのですが
ここまでしたら笑うしかないです。
 松本零士のパロディをした時は本人から
「長い人生心臓に毛はやしてがんばんなさい」
なんてアドバイスまでもらってます
 

レッドブロンクス

2006-03-31 00:20:32 | 映画
 木曜洋画劇場放送記念
 スタッフ、ジャッキー・チェン&スタンリー・トン
現在公開されている映画MYTH神話のコンビです。
 ニューヨークにやって来たジャッキ-。おじさんの店
を買ったエレイン(アニタ・ムイ)。
 アニタ・ムイ顔が戸田恵子さんに見える時があります。
ちなみに吹き替えも戸田恵子さんです。
 アニタ・ムイは歯が特徴的な美人ですね。
酔拳2ではあ~んな顔してます。美人なのにw
金城武のラヴァ-ズに出演する予定でしたが惜しくも
ならずでした。
 敵はチンピラ珍走団と、こいつらより凶悪なダイヤ
密売団です。
 最初ジャッキーは珍走団にやられても耐えますが、
店を荒らされアニタ・ムイが乱暴されて怒り爆発、
珍走団をぶっとばしますが
「おまえ等もう少し誇り高く生きろ。
今度は友達として会おう」
とジャッキーはナイスな説教で珍走団を諭します。
 おそらくこれがジャッキーのメッセージでしょう。
だからこそアメリカでヒットしたのです。
 わーいすごいです。

 「日本人は一対一のガチンコバトルが好きだけど
中国人はジャッキーみたいにいろいろな道具を使って
飛んだり跳ねたりするアクションが好きだ」
とは谷垣健治さんの弁です。
 んーそうですよね、本当に。
谷垣健治さんはドニ-・イェン(HEROの長空役)
の弟分で香港アクションの現場にいる人ですから、
かなり信用できる話です。
 
 平岡正明さんはこの映画を
「ヨーロッパ社会に放りだされた中国人の恐怖」
と言っていますが、一応そういう事にしておきましょう。
 
 

マリア様がみてる

2006-03-30 18:41:00 | マリア様がみてる BLUE DROP エル・カザド ノワール
>2006年、アニメ「マリア様がみてる」3rdシーズン、
OVA化決定
http://www.gokigenyou.com/index.htm
 サイトのトップ絵は「真夏の一ページ」
のようですが発売はいつ頃で、どこまで映像化
するのでしょう?
ちなみに小説はアニメ化する前から読んでいましたw
 小説はよくチェックをするのですが彩雲国物語も
名前はよく聞いておりましたが残念ながらアニメ化
前に読むことはできませんでした。
チェックはコミケのパンフで入れる事もあります。
 評判だと、「この作品面白そうです」とチェキ。
最近になって、星野亮先生の「ザ・サード」
川崎ヒロユキの「はっぴぃセブン」など昔から読ん
でいたライトノベルがアニメ化してくれて嬉しい
かぎりです。

英雄十三傑(70)

2006-03-29 18:47:00 | 映画
 原題は十三太保です。太保は名誉職だけど実権は
ないらしいです。(司馬仲達みたいです)
 時は唐王朝末期、騎馬民族・沙陀国に武将・
李克用がいた。
あだ名は独眼竜、はい正宗が名を頂いた人です。
 彼には十三人の息子たちがいた。
その名は「十三太保」ジャ-ン。タイトルから
してベン・ハーみたいな立体な太字なんで大作だー
っ、て気合がバリバリです。
 
 場所は李克用の宮殿、これから逆賊黄巣を退治
しようと朱温(全忠)と会議、とは名ばかりの
宴会をして酒を文字通り浴びるように飲んでいた。
 田中芳樹曰く「良い意味でも悪い意味でも典型的
な武将」の李克用の外見は「ガハハなオヤジ」です
 息子たちも長男・李嗣源以外は全員酔っぱらって
ます。無邪気すぎます。
「おちょこじゃ小さい。牛の角で飲んでやる」
わーいわーいわははー、と酒を浴びたり騒いだり
ガキです。みんな若いですw
 それを見て朱温は「なんて野蛮な奴らだ」
な顔をします。
これが騎馬民族に対する普通の反応なのでしょう
か?李さん一家は典型的な騎馬民族なのかは
わかりませんが、うまくできてます

 そんな悪者朱温に槍を向け「ふふん」と不適な
笑みを浮かべるのは主人公の一人・
十一太保・李敬史。
 演じるは「男達の挽歌」のハゲ・ティロンです。
若いすごく若いです。まだ二四歳です。
 そんな時逆賊黄巣の武将メン(ヤンスエ)が攻めて
来ますが末っ子・李存考が撃退します。
 ここら辺のやりとりが、もう演義というか関羽様
みたいなんです。
 とにかく強いです。虎退治で有名で水滸伝で
李鉄牛が虎を退治した時に李存考の名が詩に
出るくらいです。
 演じているのはデビット・チャン、やはり若い
んですが犬っころみたいな演技がかわいいですw
 机にでれーっ、と依りかかってるのが特に。
ティロンの演技も忠犬っぽいんですがねw
 李存考は朱温をぶん殴ったり賭けをしたりして、
この時のいざこざが尾を引きます。
 この戦功で李存考は信用され大将となり兄弟十三
人の内九人で長安まで黄巣を退治しに出発します。
つまり、9レンジャーですw
 彼らは若さにまかせて突っ走ります。途中、賊を
退治しますが愛国心というより「こっちがマズイ
メシ食ってるのに美味いモン食いやがって。黄巣?
ならぶっとばしてやる」とばかりに退治したり、
一応策らしきものは巡らしますが、若いので(?)
いきあたりばったりです。
 長安では忍びこむ時に兵隊を始末しますが死体を
片付けるのを忘れ見つかりその度に兵隊と戦い続け
どんどん大騒ぎになります。
 まだばれてない内に李存考が黄巣を暗殺しようと
しますが、四太保(四兄)のせいで失敗、逃走します。

 実は四兄・李存信はこの度の長安行きを進言しまし
たが、オヤジ李克用は存考の事ばかりかわいがります。
 以前オヤジに目をかけられていただけにオヤジ
のヒイキを受ける末っ子に対して
 「これ以上アイツに手柄を立てさせてたまるか」
とばかりに嫉妬、とうとう邪魔をしました。
 いつの世も兄弟は難しいですね。ね、と誰かに
話をふりますw

 十三兄弟といっても全員同じ母親から産まれた訳
ではありません。この時代はよく養子縁組がされた
そうで、李存考も本名は安敬思で元羊飼い
(うわー騎馬民族っぽい)の養子です。
 実力があって目をかけられたら即養子らしい
です。 
 そんな複雑な家庭の事情+αです。 
 
 さて無事長安を奪還しオヤジ李克用はまたまた
宴会を開き酔っぱらい朱温に「あんた良い時に
裏切ったね~」と余計な一言を言います。
 元黄巣の手下の朱温さん流石にカチン、と来て
。「こいつぶっ殺す」と策を練ります。
 類は友を呼ぶのか朱温の策にのった四兄と十二弟
の裏切りの手引きにより朱温に宴会に呼ばれた
オヤジ克用はまたまたまた酔っぱらいます。
 オヤジ飲んでばっか。
 護衛の李敬史は「酔ってはいかん」と言いながら
そこはそれ、しっかり飲んで酔いつぶれます。
 そこへ朱温の兵隊が攻めてきますが護衛の敬史の
奮闘によりオヤジは助かりますが敬史は落命して
しまいます。
 この時自分の血で染まった赤い布にくるまって
立ち往生してるのですが正子公也さんの絵みたい
ですよ。
 にしてもオヤジ酔ったり兵隊が攻めてきても
スヤスヤ寝ていたり助けられた存考に、
「(死体の)敬史の顔が見えんだろ」と殴ったり
全然、良いとこないです。

 最後朱温を倒す、のではなく裏切り者四兄と
十二弟との対決になります。
 長男(顔がデカイ)が「これは兄弟の争いだ」と
言いますが、それがテーマだと思います。
 史実では朱温は黄巣を裏切り、また唐王朝も裏切り
ます。李克用も一度唐王朝に刃向かっていますが、
何と言うかこのオヤジの場合陽性な感じがするんですよ。
 自分のプライドの為に戦ったというか。
 史実では父親に謀反した李存考ですが最後処刑
されてしまいます。
 オヤジは処刑したくはなかったそうですが、
兄弟たちが納得しなかったそうです。
 この時失言をして殺されたらしいのが馬鹿
十二弟だそうです。
 五代十国時代、国が多すぎてよくわからない
時代、強くて陽気で少し馬鹿で国とか権力とか
あまり関わらないで争いのレベルもひたすら
親子ゲンカ兄弟ゲンカで、唐王朝の為に戦った
(のか?)彼ら十三太保の人気が出るのは当然
かもしれません。 
 「あーオラ政治はよくわかんねぇけどよ、
十三太保は親しみが持てるっちゃ。ただでさえ
あの時代はわかりずれぇだよ。わかりやすく
すんべぇよ」

 翻訳家の岡崎由美さんも李存考が好きだそう
ですがきっと母性本能が刺激されたのでしょう。