喰霊-零-

◆喰霊-零-


神楽「今日はクリームコロッケだね♪」
黄泉「いっしょに作ろうね♪」


　怒涛の１，２話でしたがベルセルクやガングレイヴ
の様にこの１,２話へ繋がる構成なのでしょう。

　

◆黄泉「私をお姉ちゃんと呼びなさい♪」　
　　
　お風呂で、
黄泉「私、妹が欲しかったのかも♪ねぇ神楽ちゃん
兄弟にならない？」

　妹と子分は同じなんですか（笑）？

　
　３話で過去編ですが、
　神楽と黄泉が運命的な出会いをします、が
意外だったのは、かなり黄泉が明るい子だった
事です♪
　ガチガチに土宮家のしきたりを父親から教えられ
て育てられた神楽とはちがい、黄泉は
家訓とかに、あまり縛られていない感じですね。
　
　　神楽の周りには今まで黄泉みたいな子は
いなかったのでしょう。
　だから慣れない感じで照れている神楽が可愛い
です♪
　奥手な神楽の手を引いてエスコート♪
ポッキー♪
　黄泉はゲームとかして神楽のしきたりで固く
なった性格を、ほぐしていきます。
　２人で笑いあえる程仲良くなります♪
　
　ピータン、ってピーマン？
　
　神楽の好きなクリームコロッケを作ってあげたり
（手間はかかるみたいです）
　ああ、これがウワサの「百合ーむころっけ」ですか♪
キラッ☆


　あと『空の境界』みたいに道場で剣術の稽古。
　
　
　てっきり神楽の世話も命令かと思っていましたが、
黄泉自身が望んだことだったんですね。
　どうしてかな？神楽可愛いですからね♪


（もしかしたら黄泉は神楽の母親を護れなかった、
と１人で背負い込んでいる、のかもしれません。
だから黄泉「神楽は私が護る」と言った
のでしょうか）

　
　こんなに仲の良い２人が何故争う事になるのか？
何故、黄泉「私を姉と呼ぶな！！」と変わってしまう
のか？


　神楽と黄泉が出会ったのは神楽のお母さんの
葬式でした。
　神楽の心の中には、「すぐに戻るからね」と
言ったまま戻らなかった母の存在がトラウマと
なっています。
　召集がかかって、黄泉が自分の元から出かける
時、母を思い出し泣いてしまう神楽。
　その神楽を、ぎゅっと抱きしめて慰める黄泉。

神楽と黄泉は姉妹の様な関係でもあり、
同時に黄泉は神楽の母親の様な存在になった
のかもしれません。
　少しでも神楽の傷を癒す為に。



◆ＰＳ　８月７日



◆百合ームコロッケ
　
　『瞳のフォトグラフ』のGUNP先生も
百合ームコロッケ♪
http://gunp.jp/archives/2008/12/post_161.html




　藤枝雅先生も喰霊見ていたんですね♪
「黄泉で泣いた」そうですが…私は先の
展開は知りません。
　今６話まで見ましたが先を見るのが
ツライです(^_^;)

　　

http://www.moonphase.jp/miyabi/archives/2008/12/05-072317.php



◆６話まで見て　
　
　６話まで見て私の当初の予想とはちがったなぁ、
と思うことがいくつかありました。
　
　実は最初、神楽のお父さんが亡くなって、
神楽が急に後を継がなければならなくなり、
それでいろいろ問題が起きる、と
思っていました。
　
　奈落さんが神楽の後見人になるとか、
それで周囲が反対するとか、黄泉が神楽の
味方をしたけれど、それで…、
な展開になると思ってました。
　
　ですが、どうも黄泉の諌山家の方でも後継ぎ問題
が起きそうな気配ですね。


　

◆４話
神楽「おっけー・ぽっきー♪」
黄泉「まんじゅうとケーキとポッキーが怖いわ♪」

　
　キャラデザが堀内修さん、なのでフルメタの
夏玉芳と夏玉蘭の百合姉妹を思い出しませんか？

　
　私だけですか(^_^;)
　

　
　４話で３話の写メが待ち受け画面に
なっていましたね♪(=^・^=)
　
　ポッキーのキス♪
　


　間接ポッキー♪
　ポッキーがだんだん短くなって、
２人はちゅう☆
　


　押し倒してキス☆
　ポッキーのキス♪
　可愛いキスですね♪(=^・^=)

　驚いてドキドキしている神楽と
少し強引な黄泉が可愛いです♪
　
　なんか勢いでキスしちゃった感じですね(^_^;)
　
　でも黄泉も神楽もまんざらではないでしょう♪
だって２人は愛しあっているのですから♪(=^・^=)





　近い内にまた更新しますので貼っておきます。


　

　この頃は正直見るのがツラかったです。



　ＥＤはいつも黄泉の側に神楽が行って
黄泉が優しく微笑んで振り向くシーンですが…
　黄泉が振り返ることなく立ち去ってしまう
ＥＤに変更されてしまいます…。


　正直、退魔士としてのお勤めや殺生石を
抜きにして黄泉と神楽がずっと一緒にいれれば…
時間があれば…別の考えや結末もあったのでは…


　
　途中の展開を書くのを、省略してしまいました
(^_^;)
　
　黄泉と神楽が背中合わせで霊を退治したり
買い物をしたりするシーンも好きですよ♪
　意外と（？）おっちょこちょいな黄泉と
支えるような（？）神楽のコンビが好きでした♪

　
　努力型の秀才の黄泉と天才型の神楽、
とか、肉親の死を迎えた時の支え方や
反応の違い、それでもお互い支えあい
影響しあう２人の対比も見所です。

　

　出番は少ないですがミクやヤッチンとの友情も
忘れてはいけませんね(=^・^=)
　退魔士としての神楽を知った後も友達として
応援してくれたのも良いです♪
　水泳部だからか、どここ肉付きが良かった
です♪




　おっけー♪ポッキー♪
けいおん、より
　
　いや、ポッキーだから(〃∇〃)






　本編では絶対にない神楽のセクシーな水着姿♪



　そして、これも意外と少ない神楽と黄泉
の私服姿です♪








◆黄泉と神楽の愛の劇場




黄泉「はろ～っ神楽ッ」



神楽「なぁに、お姉ちゃん？」



黄泉「うん神楽実は…ね」　

もじもじ



黄泉「神楽とエッチなことがしたいの」



神楽「黄泉なら…いいよ」



黄泉「んもぅ神楽ったら可愛い」

　ぎゅっ♪


黄泉「んんむっ」

神楽「んんんっ」



神楽「お姉ちゃんもう少し優しくして」

黄泉「あ、ゴメンね神楽」



菖蒲「まだまだね、黄泉ちゃん」

桐「そうですね、室長のテクニックの方が上です」

ストレンヂア-無皇刃譚-

◆ストレンヂア
-無皇刃譚-

　監督が『ＣＡＮＡＡＮ』の安藤真裕氏。
　
　シナリオが高山文彦氏
（『青い花』『廃棄物13号』『オーガス２』
『ガンパレ－ドマーチ』
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』）
といろいろ見所のある『ストレンヂア』


　アクションもＰＧ１２
（１２歳以上は親の同伴が必要）
となるくらいなので激しく残酷で
凄まじい出来です。
　
　
　♂ばっかな作品ですが(^_^;)
　
　制作がボンズなので少し絵が『鋼の錬金術師』
に似てるシーンがあります（笑）




左・名無し　右・仔太郎　
　
　バイオレンスだけでなく、作品の根底には
名無しのサムライとしての再生や、
　用意に人を信じなかった仔太郎と
主人公・名無しのだんだんと信じあう
心の交流があります。



　仔太郎が名無しを雇う時、水晶で
交渉をやり取りしますが、最初仔太郎は
名無しを全然信用していませんでした。
　



　仔太郎と名無しが、馬に乗るＥＰで
名無しが仔太郎が馬に乗るのを教えたり
練習したり２人で馬に乗って、

「雲を歩いているようだ」

と表現したりして、最初やたら疑り深い
仔太郎が名無しをだんだん信用する、
のは上手い演出ですし心温まるシーン
です。




仔太郎の愛犬のとびまる、とのやり取りもツボ（笑）　

名無し「お前に言ったんじゃない。
　　　　　とびまるに言ったんだ」

仔太郎「むーっ」
　
　　


　名無しと仔太郎が信用しあうきっかけに
なったのが、とびまるが毒にやられた時
でした。

　愛犬とびまるを救うため仔太郎は名無しを
雇うと決めたのです。


　さて仔太郎がとびまるの毒を吸いだそうと
するシーンがありますが…
　
　
　高山文彦氏は、

「犬のとびまる、は『くのいち』のつもりで
書きました。だから仔太郎がとびまるの毒を
吸い出すのは実はエロイシーンなのです。」


と言っていますが(^_^;)　

　　

　

　明国皇帝の命令で、不老不死の妙薬としての
仔太郎を捕まえる為に来日した明国の刺客団。
　刺客だけあり様々な技を使います。
　剣、刀、鞭、銃、槍、斧、鎌、弓・・・。
　
　刺客団とのバトルも見所です。
　
　また不老不死の妙薬や風水盤などの伝奇臭
も見所です。





◆名無しサムライとしての再生　

　
　名無しは仔太郎に、かつて自分の手で
斬ってしまった藩主の幼い子供たちの面影を
見てしまったのかもしれません。　
　仔太郎を助けるのが名無しなりの贖罪
だったのでしょう。
　
　藩主の幼い子たちは助けられなかった
けれど、今度は仔太郎を助ける。
　
　それが名無しの行動理由かもしれません。




　藩主の子を斬り名無しに罪悪感が付きまとう。
　だから刀にヒモがついているのかもしれません。
自らを縛る様に。

　そして、それ以来、名を捨て名無しと
なった…。
　
　後半刀のヒモを切って仔太郎を助けに
行くのは名無しはサムライとして再生した、
という事かもしれません。

　
　名無しはかつて虎杖将監と手を組んでいました
が虎杖将監と再会することはありませんでした。
　これは名無しは過去と完全に決別した…
ということなんでしょうかね？
　


　
◆ストレンヂアとは？　
　
　タイトルにもなっている『ストレンヂア』とは
英語のストレンジャー＝異邦人です。
　
　名無し、は赤毛で髪を黒く染めて日本に
います。
　何人かはわかりませんが異人なのはまちがい
ありません。
　
　名無しは、
日本の中にいる異人＝異邦人＝ストレンヂア、
なのです。


　

　明国刺客団の１人で腕の立つ武人・羅狼も
またストレンヂア＝異邦人です。

　明国・刺客団の首領が何度か羅狼を、
「この西戎(さいじゅう)が！！」と侮蔑を
こめて叫びます。

　
　ここで首領の言う西戎(さいじゅう)とは、
南蛮（南蛮）、東夷(とうい) 北狄(ほくてき) の
ように西方の人に対しての蔑称です。
　
　
　この刺客団は明国から派遣されており明国は
漢民族により構成された国です。

　おそらく刺客団も、ほとんどが漢民族で構成されて
いると思います。
　その中に西戎（さいじゅう）の羅狼が１人で
居るのです。



　なので羅狼も、漢民族の中の西戎（さいじゅう）という
異人＝ストレンヂアなのでしょう。

　名無しは異人、そして羅狼も異人。



この２人がクライマックスで対決をするのです。




「痛みがある方が生きている気がする」
　
　ＤＶＤのジャケにも書いてあるストレンヂアの
名セリフです。

　作中、飲むと痛みを全く感じなくなる
中毒性の麻薬のような丸薬が登場します。
　
　明国の刺客団は、この丸薬を飲んでおり
痛みを感じない為に不死身な怪物のような
動きをします。
　しかし羅狼は、この丸薬を飲んでいません。

　
　ラスト、羅狼は、対決することになった
ケガだらけの名無しへ、この無痛の丸薬を
渡そうとしますが、


名無し「痛みがある方が生きている気がする」

と名無しは断ります。



　クライマックスに羅狼と槍で対決した虎杖将監が
「これしきの痛み！感じぬわ！」と叫んだり、
虎杖将監の死体の側に痛みを感じなくする丸薬が
落ちていた事から虎杖将監は誘惑に負けて丸薬を
飲んでしまったのでしょうか？

　虎杖将監は、
「己の身の丈に合わぬ野心は己自身を滅ぼす」
と言っていましたが…虎杖将監自身が野心で
自分を滅ぼしてしまった様にしか見えません…。
　丸薬を飲んだのも欲に負けたようにも見えます。


　
　何にせよ『丸薬』という道具を上手く演出に
生かして使っている、と思います。



　
　名無しと羅狼
　異邦人である２人
　そして２人とも無痛の丸薬を飲まなかった
　
　
　ラスト対決する２人には↑のような幾つかの共通点が
ありました。
　
　
　名無しと羅狼は同じコインの表と裏
の様な存在だったのかもしれません。




　ラストシーンですが…馬に乗っている
名無しと仔太郎の２人。

　映画『シェーン』を思い出しました。
　『シェーン』は最後のシーンでシェーンが
亡くなった？ような演出をしています。　

　『ストレンヂア』のラストも、まるで名無しが
死んでしまったようにも見えますが…
　生きている、と思いますよ？(^_^;)