平成徒然草(萩原 希仁)

毎日の喜怒哀楽をストレートに表現してゆく。

理解できない事件である。

2011-05-02 21:25:51 | 日記
居酒屋の経営に携わる者としては、考えられないことである。

不注意とか、凡ミスと言う事は、到底考えられない。

まあ、ニュースで観る限り、卸し問屋の話を信じてのことだが。

つまり、安く売る為に、加熱用の肉を仕入れていたと言う事。

自分が現場にいた頃を思い出してみると、食材が納品されると、

その食材の鮮度を確認してから、調理方法を決定する。

これは当たり前の事であって、この段階を飛ばすことなど、考えられない。

居酒屋では、肉よりも、魚の鮮度のほうが、確認事項が多いが。

鶏肉などは、加熱か、生食か、たたきかで、市場にまで、確認することも多い。

人様に、食べ物をお出しするとは、そう言う事だろう。

記者会見における、社長も部下も、体育会的な大声での謝罪だったが、

そんな事では許されない。

もっと深く責任を噛み締めて欲しい。

何人も人間が亡くなっているのだから。

食品を扱う基礎も教えないで、アルバイトを使っていたなら、

経営者の罪は重大である。

例え、800円の時給で、アルバイトをしている者も、

食べ物を扱う仕事である以上は、気を引き締めて欲しい。

このニュースを知って、まだ、気持ちの整理が付かないが、何かが大きく間違っている。

有ってはならないし、有り得ない事件である。

ウサマビンラディンなら、殺しても正義か。

2011-05-02 16:28:29 | 日記
アメリカ人に代表される白人は、十字軍の歴史の中で、そのDNAの中に、

アラブ人=ユダヤ教徒に対する、無条件の憎しみを持っている。

これは、我々、有色人種には、少し理解し辛いことである。

可哀想な子供を見ると、涙を流す御夫人が、テロの犯人となると、

その死を、無条件で、手放しで、喜ぶ。

アメリカの正義は、絶対的な正義ではないのである。

ある意味、非常に単純な合理主義に基づいている。

殺す事を目標にするなら、これは、単純な仇討である。

日本では、明治時代には、既に禁止されていることだ。

テロリストの肩を持つ事は、絶対にしたくはないが、どんな相手も、血祭りにあげてはいけない。

法律のもとに確保して、法廷で、その過ちを正し、罪を与えるのだ。

これこそが、近代的な、民主国家のあり方である。

アメリカは、資本主義の代表として、法治国家の在り方を、示さなければならないのだ。

オバマ大統領にも、幻滅を禁じ得ない。


彼こそが、アメリカのこういった間違いを訂正すべき人物では無かったか。

逮捕出来なかったのは、アメリカの力不足も表しているだろう。

アメリカは、大統領の予備選挙の直前である。

故事付けたくは無いし、何の証拠も無いが、選挙とは無関係と信じたい。

オバマ大統領には、あまり嬉しそうに、声明をしないで欲しい。

公開裁判を開けるのが理想であり、殺すのは、あくまでも、次善の策なのだから。